テーマ

G.自然・環境を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

G135

科目名

宇宙論

開講大学名

京都産業大学

学内科目コード

学内科目名

宇宙論

連絡先

教学センター
TEL:075-705-1425 FAX:075-705-1582

担当教員

西道 啓博 (理学部)

開講期間

2023年09月22日(金)~2024年01月12日(金)
1講時 09時00分~10時30分(毎週金曜日)
※休講 2023/11/03(金)
※休講 2023/12/29(金)
※休講 2024/01/05(金)

開講曜日・講時

金・1

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

3年次以上

授業定員

60

単位互換定員

5

京カレッジ定員

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

レポート

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

【履修上の注意】
「宇宙物理学B」を履修された方は、当該科目を履修することができません。
 大学2年までの数学と物理学の理解が必須です。
 物理学や数学の広い分野にわたる知識を用いて議論が展開されるので、自分が不得手とする分野のものが登場する機会も多いことと思われますが、そうした時には適宜に復習してその弱い部分を補いながら学習を進めることが大切です。そういう努力を重ねていると、やがて全体がよく見えてきて理解が深まります。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
現代宇宙論は観測と物理学に基づいて実証的な科学となり、宇宙の初期から現在に至るまで多くのことを理解できるようになった。もちろん私たちはどのようにして宇宙が始まったのか、あるいは宇宙の中で銀河がどの段階でどのようにして誕生したのかなど未知のことも多数ある。講義ではこのような現代宇宙論の到達点と未解決問題について学ぶ。

【授業の到達目標】
宇宙について現在私たちが観測と理論をもとに理解している現象について知ることを目標とする。

講義スケジュール

【講義スケジュール】
初回講義において本講義で扱う内容について概観した後、前半では現代宇宙論の理論的枠組みについて、後半ではこれが観測によりどのように検証・更新されていったのかを学ぶ。

第1回 宇宙論の研究対象
第2回 宇宙原理
第3回 宇宙膨張と宇宙論パラメータ
第4回 宇宙の熱史
第5回 揺らぎとゲージの問題
第6回 インフレーションと宇宙の初期条件
第7回 宇宙マイクロ波背景放射
第8回 宇宙の構造形成
第9回 宇宙膨張の観測とダークエネルギー
第10回 宇宙の揺らぎの統計的記述
第11回 宇宙の揺らぎの観測
第12回 重力レンズの効果
第13回 新しい観測技術
第14回 標準宇宙モデルの問題点1 小スケールの構造形成
第15回 標準宇宙モデルの問題点2 ハッブルテンションとS8テンション

【準備学習(事前・事後学習)】
宇宙論に限らず物理学、天文学では自分で手を動かして式を導出して初めてよく理解できる。講義で配布した資料または下記の参考書の式を自分で導き、練習問題を解くことを勧める。

教科書

参考書

「現代宇宙論一時空と物質の共進化」松原隆彦著 東京大学出版会

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2023-04-14 05:00:00