テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学センター
TEL:075-705-1425 FAX:075-705-1582
担当教員
開講期間
2024年04月08日(月)~2024年07月25日(木)
3講時 13時15分~14時45分(毎週金曜日)
※曜日振替 2024/05/01(水)金曜授業
※休講 2024/05/03(金・祝)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
日本社会が抱える様々な社会課題や、環境問題を地域レベルで解決するための政策やビジネスを学ぶ。20世紀から顕在化してきた様々な環境問題は、公害問題や森林伐採などの地域環境への影響は低減されつつあり、全体的には解決の方向にむかっているが、いまだに未解決の問題も多い。一方で、今日、日本では、人口減少・少子高齢化、都市人口の集中、地域経済の停滞、災害リスクの高まりなど、様々な新しい社会課題が顕在化しつつある。近年、これらの社会課題に対して、森林の雨水浸透機能や水質浄化など、地域の持つ自然環境の機能や資源を活かして解決を図る「グリーンインフラ」や「生態系を活用した防災減災」といったアプローチに注目が集まっている。本講義では、現代の社会課題と環境問題を概観しながら、「グリーンインフラ」という概念に注目し、自然環境の備えている様々な機能に注目して、地域産業の創出や災害リスクの低減など、地域社会の課題解決をおこなうための制度や仕組み、技術、土地利用について解説する。
講義スケジュール
以下の各項目について、プリントや映像資料など各種教材を用いて講義する。
第1回 環境政策とは何か、グリーンインフラという考え方
第2回 政策形成プロセス、現代の環境問題と生物多様性
第3回 政策問題の構造化、DPSIR、生物多様性評価
第4回 法と政策、生物多様性基本法、行政計画、地域戦略
第5回 政策課題の変遷、欧米のグリーンインフラの議論と日本の計画
第6回 政策手法の種類、直接供給、農山村におけるグリーンインフラ
第7回 政策手法の種類、直接供給、都市におけるグリーンインフラ
第8回 政策手法の種類、規制、保護区、国立公園活性化
第9回 政策手法の種類、規制、外来生物管理、ヒアリ対策
第10回 政策手法の種類、誘導、補助金、モデル事業、流域治水
第11回 政策手法の種類、情報提供、認証制度、生物多様性認証
第12回 政策の評価、費用対効果分析、公共事業評価
第13回 政策の評価、EBPM、インパクト評価、都市の生物多様性指標
第14回 政策の合意形成、意思決定、市民ニーズに基づく事業推進
第15回 講義内容の復習と補足
教科書
参考書
グリーンインフラ研究会ら(2017)決定版!グリーンインフラ,日経BP社
グリーンインフラ研究会ら(2020)実践版!グリーンインフラ,日経BP社
出願開始
出願終了
承認結果公開日