テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

B313

科目名

陶磁器工芸史2

開講大学名

京都市立芸術大学

学内科目コード

11030320

学内科目名

陶磁器工芸史2

連絡先

教務学生課美術教務担当
fineart@kcua.ac.jp

担当教員

畑中 英二(美術学部 教授)

開講期間

後期・金曜・1限
2026年9月25日(金)~2027年2月1日(月)の毎週金曜日
1限(9:00~10:30)

※ 授業日は履修許可後に、本学の学務システムから確認してください。

開講曜日・講時

金・1

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

(単位互換履修生は不要)入学料:28,200円 授業料:28,800円

対象年次

1年次以上

授業定員

70

単位互換定員

5

京カレッジ定員

5

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

【評価方法】
定期試験(レポート)60%+毎回の授業ごとのミニッツ・ペーパーの作成・提出40% 
(定期試験)提示した複数の論題の中から受講者が選択して解答する、論述形式のレポート試験で行います。
(ミニッツ・ペーパー)毎回の授業の終わりに、学習した内容に関するまとめに取り組み、各自、質問・疑問点とあわせてミニッツ・ぺーパーを作成し、理解を深めます。

【評価基準】
到達目標①②③④の内容に対する理解度・到達度を測り、その合計で成績評価を行います。期待値以上に達成できていれば100~90点、十分に達成できていれば89~80点、ほぼ達成できていれば79~70点、もう少し努力が必要な場合には69~60点、求める最低水準に達せずさらなる努力が必要な場合は59~0点とします。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

【履修上の注意】
履修にあたっては、準備学習として陶磁器に関する概説書などを読んで基礎的な知識を整理するよう努めましょう。

【特記事項】
授業は対面で実施します。
毎回のミニッツ・ペーパーの作成・提出とともに、配布したレジュメや動画を使って、各自予復習するなど、積極的な授業参加が望まれます。
Google Classroom クラスコード:6fayaclx

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業概要】
日常生活と密接に関わりのある陶磁器の歴史を知り、近代以降の工芸の枠組みと陶磁器のあり方を知ることは、今日的に捉え直すための知識として重要です。歴史学や考古学の方法を用いながら陶磁器をめぐる様々な事象を読み解き再構築を試みます。
レクチャーでは日本における陶磁器を取り上げ、そこで展開する表現や人々の交流を取り上げて具体的に考察します。

【授業目標】
陶磁器のあり方について理解することを目指します。日本を中心としつつも、中国・朝鮮およびヨーロッパとの関わりは看過できませんので、それらとの関わりも取り上げることにします。陶磁器という物質文化を通じて見える歴史的事象の基礎的な知識を得ると同時に、陶磁器研究の方法論と視点について学ぶことがねらいです。(ディプロマポリシー1、2に該当)

【到達目標】
①授業で扱った事象や方法に関して、少なくとも2つ以上について、自分の言葉で説明することができる。 
②積極的に疑問点や質問を発見することができる。
③学習した具体的な陶磁史の用語について、正確な知識の整理ができる。

講義スケジュール

第1回 ガイダンス 
講義の概要と留意点について話します。 

第2回 日本列島における土器の誕生 
日本列島における新石器時代の始まりである縄文時代の土器について学びます。
 
第3回 中世の陶器 六古窯 
中世にはじまり現在なお焼物を作り続けている産地(越前、丹波、信楽、瀬戸、常滑、備前)を六古窯と呼んでいます。そこで生み出されたものや特徴などについて学びます。 
 
第4回 放散する桃山陶器 
桃山時代になると、釉薬・形態・文様に今まで無かったものが登場します。「日本的なもの」と評価される桃山陶器がいかなるものであったのかについて学びます。 
 
第5回 京焼ブランドの展開 仁清 
現在の日本陶磁器の中核の一つをなす江戸時代前期の仁清について、作品とともに時代背景を学びます。 

第6回 京焼ブランドの展開 乾山 
現在の日本陶磁器の中核の一つをなす江戸時代前期の乾山について、作品とともに時代背景を学びます。
 
第7回 京焼における磁器生産の始まり 欽古堂亀祐 
京焼における時期生産の始まりについて、江戸時代後期の伏見人形師にして陶工であった欽古堂亀祐を取り上げ、その展開について学びます。
 
第8回 豪華絢爛 湖東焼 
江戸後期から幕末にかけて日本各地で展開した陶磁器窯場の一つである彦根藩湖東焼を取り上げ、その作品及び背景(文人趣味)について学びます。  

第9回 モダンの焼物 楠部弥弌 
大正年間から昭和にかけて日展などを舞台に活動した楠部弥弌について、その作品と今日的な位置付けについて学びます。
 
第10回 和風モダン建築と焼物 藤焼 
大正年間から昭和初期にかけて和風モダン建築を創り出した藤井厚二が、その建築に合うものとしてつくり出した陶彫の藤焼でした。その作品と今日的な位置付けについて学びます。 

第11回 琉球古典焼 
大正年間から戦前までの間、沖縄の名産として作り出され、民藝運動によって否定されることにより歴史の表舞台から姿を消した琉球古典焼について、その作品と今日的な位置付けについて学びます。
 
第12回 民藝運動とその人たち 
大正年間に始まり現在なお活動が続けられている民藝運動について、主導者である柳宗悦の考えや河井寛次郎らの作品について学びます。 

第13回 古典復興 北大路魯山人 
大正年から昭和前半にかけて陶芸・書などの作品を大量に生み出した北大路魯山人について、その創作の変遷と背景について学びます。 

第14回 前衛陶芸の人たち 
戦後、八木一夫、鈴木修、山田光らによって結成された「オブジェ焼」走泥社について、その作品と背景について学びます。
 
第15回 備前細工物 
伝統的な産地である備前において、かつて存在していた細工物を今日的に蘇らせた島村光をはじめとする備前細工物の会の活動について学びます。

教科書

特定のテキストは使用しません。

参考書

出川哲朗など編『アジア陶芸史』昭和堂 2001年
三上次男『陶磁の道』岩波新書 1969年

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2026-04-10 05:00:00