テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
担当教員
開講期間
2023年09月25日(月)~2024年01月29日(月)
6講時 18時00分~19時30分(毎週月曜日)
※休講 2023/11/13(月)、
2024/01/01(月)、01/08(月)
※授業実施 2023/10/09(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点 50% 授業を真摯な態度で受け、質問等にも答えているか。
レポート 50% 博物館資料への理解が深められているか。
※授業時間以外に、博物館や美術館を見学してほしい。インターネットだけで見た気にならずに、ぜひ実物を見てほしい。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
レポートの簡単な講評を行う。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【質問・相談の方法】
授業後に適宜受ける。
【担当者からの連絡】
授業では博物館・美術館を見学することができないので、授業以外でも、ふだんから展覧会をたくさん見て、学芸員側からの展示品を見る訓練をしてほしい。博物館や美術館がどのような役割を担っているのかを、学芸員になったつもりで考えて見て欲しい。博物館の重要な機能は、調査と保管である。何を将来に伝えていくべきなのか、博物館の未来についても考えてもらえれば幸いである。
※本学では、対面授業を想定して開講しますが、今後の新型コロナウイルス感染状況次第では、実施方法やスケジュールに変更があることをご了承ください。変更等については、単位互換・京カレッジポータルサイトを通じて掲示・連絡します。
※受講許可となった方には、後日、本学ポータルサイトである「OTANI UNIVERSITY UNIVERSAL PASSPORT」(略称:OTANIユニパ)のアカウントをお渡しします。
科目によっては、授業の進行にあたり「OTANIユニパ」を通じて掲示連絡や授業資料の閲覧、課題を出す等の場合もありますので、状況に応じて利用してください。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業テーマ】
博物館資料とは何か。その資料の特性に応じた調査及び保存と展示方法を知る。
【授業概要】
博物館の性格に応じて、対象とする資料は限定される。それは、その博物館が持つ機能と不可分な関係にあるからだ。一方で、博物館資料をどのように取り扱うかは、学芸員の基本的な知識である。その資料の特徴によって、取り扱い方、保存方法や展示方法が変わるため、その特性を十分に知る必要がある。また、展示の前提としての資料の調査も重要になる。この授業では人文系博物館における、こうした資料の展示・保存・調査方法について説明する。
【学習到達目標】
<汎用的言語能力>
さまざまの資料の取り扱いにおける注意点を理解することができる。(評価方法/平常点・レポート)
<知識・教養>
博物館が企画する展覧会の展示方法やその工夫を理解することができる。(評価方法/平常点・レポート)
<思考・技能>
文化遺産や文化財についての理解を深めることができる。(評価方法/平常点・レポート)
<専門的な知識>
博物館の保存環境について知ることができる。(評価方法/平常点・レポート)
<専門的な技能>
博物館を社会的共通資本の一つとして考えることができる。(評価方法/平常点・レポート)
講義スケジュール
【学習内容】
1.博物館資料とは何か
2.博物館資料の種類 指定文化財と未指定文化財
3.博物館における資料の受け入れ方法 購入・寄贈・受託
4.博物館の展示 絵馬を事例に
5.博物館の展示 山王曼荼羅を事例に
6.博物館の展示 古文書
7.資料調査 聖教・寺院調査
8.博物館の展示 祭りは展示できるか(大津祭を事例に)
9.大津祭の調査と修理・保管
10.民俗資料の展示 田上てぬぐいを事例に
11.博物館の保存環境
12.映像資料
13.展覧会を企画してみる
14.展示とデザイン
15.改めて博物館資料とは
【授業方法】
第1~12回:講義形式で授業を進め、その都度プリントを配布する。
第13~14回:企画書を作成する実習
第15回:講義形式で授業を進め、その都度プリントを配布する。
【準備学習(予習・復習)・時間】
第1回:見学に行ったことがある博物館や美術館について、その活動を考える。 60分
第2回:指定文化財を含む文化遺産について調べてみる。 60分
第3回:博物館が取集する資料の範囲を調べてみる。興味のある博物館のホームページで紹介されている所蔵品などを見てみる。 60分
第4回~10回:前回の復習。もしくは博物館・美術館展示を見にいく。 60分
第11回:前回の復習。資料に悪影響を与えるものは何か考えて見る。もしくは博物館・美術館展示を見にいく。 60分
第12回:博物館資料の保存科学 60分
第13~14回:企画書を考える。 60分
第15回:講義全体を復習する。 60分
【当授業で実施するアクティブラーニングの方法】
発見学習
教科書
参考書
とくに指定しない。参考となる図書・雑誌などは、授業で随時紹介していく。
出願開始
出願終了
承認結果公開日