テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

聴講生

科目コード

B213

科目名

日本仏教史

開講大学名

大谷大学

学内科目コード

B101

学内科目名

日本仏教史

連絡先

教務課
TEL 075-411-8117

担当教員

東舘 紹見(ヒガシダテ ショウケン)、平野 寿則(ヒラノ トシノリ)、福島 栄寿(フクシマ エイジュ)、川端 泰幸(カワバタ ヤスユキ)、國賀 由美子(クニガ ユミコ)、大艸 啓(オオクサ ヒロシ)

開講期間

2024年04月10日(水)~2024年07月24日(水)
4講時 14時40分~16時10分(毎週水曜日)
※ 2024/07/24(水)は試験日の為、京カレッジ生は出席不要です。

開講曜日・講時

水・4

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

聴講料 15,000円

対象年次

2~4学年

授業定員

100

単位互換定員

20

京カレッジ定員

10

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

平常点 40% 出席状況、および、毎時間提出する小レポートの内容
定期試験 60% 定期試験期間中の試験(筆記。論述式。持ち込み不可) 

※出席状況、平常の小レポートによる講義理解度、および定期試験の結果による総合評価。

※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法:小レポートについては、特徴のある内容を授業時に取り上げて紹介し、共通の理解・課題として深める。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

【質問・相談の方法】
授業終了時、オフィスアワーなどで随時受け付ける。

【担当者からの連絡】
授業内容を単なる知識に止めないためにも、各自、自らの歴史、仏教への関心や、現代社会における諸問題等との接点を探りつつ受講してほしい。

【実務経験の詳細および授業科目との関連】
授業担当者の中に、高等学校において講師(宗教科、および地歴科)の実務経験がある者を含む。授業時の教授法および主体的学修態度の涵養に活用が可能。

※本学では、対面授業を実施します。実施方法等に変更がある場合、単位互換・京カレッジポータルサイト等を通じて掲示・連絡します。

※受講許可となった方には、後日、本学ポータルサイトである「OTANI UNIVERSITY UNIVERSAL PASSPORT」(略称:OTANIユニパ)のアカウントをお渡しします。科目によっては、授業の進行にあたり「OTANIユニパ」を通じて掲示連絡や授業資料の閲覧、課題を出す等の場合もありますので、状況に応じて利用してください。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業テーマ】
日本史上における仏教の展開過程とその歴史的意義

【授業概要】
日本における仏教は、6世紀半ばの伝来以降、文化・思想・信仰の側面にとどまらず、政治・経済・外交等、それぞれの時代社会の状況と密接に関わりつつ展開してきた。本授業では、各時代・分野を専門とする教員によるリレー講義を通じ、各時代社会・分野と仏教との関係について理解を深めたい。また、日本史上での仏教(宗教)の果たした歴史的役割・意義についても考えてみたい。

はじめに、①日本史上の時代区分とその意味、②各時代における国家・社会と仏教について概要を述べる講義を聴き、以後の講義内容の全体的な理解への一助とする。
以後、各時代・分野を専門とする教員による、具体的な事例に基づく講義を数回ずつ受講し、各時代・分野における国家・社会と仏教との関係について理解と考察を深める。
以上の内容を通じて、日本の歴史において仏教の果たしてきた種々の面での役割を知り、日本の歴史、仏教の歴史についての理解を深めるとともに、社会における宗教の果たす役割について考察を深められるようになることを目標とする。

【学習到達目標】
<汎用的言語能力>
授業で配布された教材や指示された文献の精読を通じて、記述されている内容を明確に理解することができるようになる。(評価方法/平常点・定期試験)
<知識・教養>
日本における仏教の展開の歴史を学び、その各時代・地域での果たした役割の多様性と重要性を理解できる。(評価方法/平常点・定期試験)
<思考・技能>
日本仏教史、日本の歴史に関する自身の見方の構築が可能となる。(評価方法/平常点・定期試験)
<専門的な知識>
日本仏教史、日本の歴史に関する見方を構築し、日本における仏教の受容と展開の実態、およびその問題点について理解できるようになる。(評価方法/平常点・定期試験)
<専門的な技能>
日本仏教史、日本の歴史について学ぶことを通じて、仏教の果たす役割や、その歴史的な意義について考察することができる。(評価方法/平常点・定期試験)

講義スケジュール

【学習内容】
1.はじめに(第1回) 日本の国家・社会と仏教を見てゆく視点(各時代の概観) <東舘>
2.はじめに(第2回) 日本史上の時代区分と、その仏教史上における意味 <東舘>
3.大谷大学博物館 見学 <川端・東舘>
4.日本古代の国家・社会と仏教(第1回) <大艸>
5.日本古代の国家・社会と仏教(第2回) <大艸>
6.日本中世前期の国家・社会と仏教(第1回) <東舘>
7.日本中世前期の国家・社会と仏教(第2回) <東舘>
8.日本中世後期の国家・社会と仏教(第1回) <川端>
9.日本中世後期の国家・社会と仏教(第2回) <川端>
10.日本近世の国家・社会と仏教(第1回) <平野>
11.日本近世の国家・社会と仏教(第2回) <平野>
12.日本近代の国家・社会と仏教(第1回) <福島>
13.日本近代の国家・社会と仏教(第2回) <福島>
14.日本の仏教美術(第1回) <國賀> 
15.日本の仏教美術(第2回) <國賀> 

【授業方法】
第1~2回: 授業内容を記したプリントによる講義
第3回: 授業内容を記したプリント、展示パンフレット等による講義と博物館の見学
第4~13回:授業内容を記したプリントによる講義
第14~15回: 授業内容を記したプリント、及び画像等による講義

【準備学習(予習・復習)・時間】
第1~15回:プリントの内容の熟読と、講義を受けての再考察 90分

【当授業で実施するアクティブラーニングの方法】
発見学習/問題・課題解決学習(PBL)/調査学習/ミニッツペーパー

教科書

特に定めない。必要な史料・文献等は、各担当者がプリントし配布する。

参考書

辻善之助 『日本仏教史』上世篇~近世篇之四(全10巻)(岩波書店、1944~55年)
家永三郎[ほか]監修 『日本仏教史』古代篇、中世篇、近世・近代篇(法蔵館、1967年)
笠原一男[ほか]監修 『アジア仏教史』日本編Ⅰ~Ⅷ(佼成出版社、1972年)
圭室文雄[ほか] 『日本仏教史』古代、中世、近世、近代(吉川弘文館、1986~98年)
奈良康明[ほか]編 『新アジア仏教史』日本Ⅰ~Ⅴ(佼成出版社、2010~2011年)

※以上の全般にわたる主要な概説書の他、各授業担当者において重要と判断した参考書を、授業時に適宜紹介していく。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00