テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教務センター(京都太秦キャンパス)
TEL:075-406-9148
担当教員
開講期間
2024年04月09日(火)~2024年07月23日(火)
5講時 16時00分~17時30分(毎週火曜日)
※2024年04月30日(火)は休講日のため授業なし
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
科14,000円(初回登録時に登録料として30,000円が別途必要) 聴10,000円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
毎回のコメント提出による授業参加度・授業理解度:30%
学期末レポート:70%
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
受講条件・受講のルール・学修上の助言など:
板書を中心に、パワーポイントや映像を使った講義形式で行う。
授業ごとに、授業に対する意見などのコメントを提出してもらうので、積極的に参加する気持ちで授業に臨むこと。
教室について:
決定次第、「お知らせ」へ掲示します。不明な点があれば連絡先まで問い合わせください。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
日本では、常識では計り知れない異常な物事を、妖怪や怪異、化物、不思議と呼んできた。いま妖怪といえば、名前を持つ異形の存在を思い浮かべるが、本来その多くは目に見えない、音や感触でしか知覚することができなかった。そうした個人体験が語られ共有されていくなかで妖怪文化は生まれてきた。その中で、人びとは、名付けや記録、造形、芸能、儀礼などを通して妖怪への理解を深めてきた。こうした妖怪に関する日本文化は、世界からも注目されている。
妖怪文化論Aでは、日本の妖怪文化について、さまざまな角度から考えていく。日本の妖怪は一体どのように理解されてきたのか、その歴史や研究手法だけでなく、エンターテイメントなど現在の状況についても見ていく。さらに、モンスターなど、世界の妖怪的な存在と比較することで、日本の妖怪の特色を明らかにしていく。妖怪文化を考えることが、日本文化全体をより広く深く考えるきっかけになることを目指す。
【到達目標】
妖怪文化の特徴を理解する。
講義で取り上げた資料を読解し、理解する。
妖怪文化に関する情報収集・調査ができるようになる。
講義スケジュール
第01回
イントロダクション―辞書で「妖怪」に関する言葉を引いてみる
・教育方法:講義
・授業外学修(予習・復習)
(予習)辞書で「妖怪」という言葉を引いておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第02回
妖怪文化研究史①近代
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「井上円了」「柳田国男」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第03回
妖怪文化研究史②昭和後期~現在
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「宮田登」「小松和彦」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第04回
エンターテイメントにおける妖怪文化①水木しげる
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「水木しげる」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第05回
エンターテイメントにおける妖怪文化②21世紀
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)2022年春季に放送されているアニメーションで「妖怪」が登場する作品を調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第06回
妖怪の日本史①古代
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「天人相関説(災異説)」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第07回
妖怪の日本史②中世
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「承久の乱」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第08回
妖怪の日本史③近世
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「林羅山」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第09回
「こわいもの見たさ」と妖怪文化
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「合巻」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第10回
怪談と妖怪文化
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)聞いたことや体験したことがある怪談があれば思い出しておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第11回
絵画に見えたる妖怪
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「鳥山石燕」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第12回
妖怪のあらわれる場所
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
予習)妖怪はどんなところに現れるのか、イメージする場所を考えておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第13回
災厄と妖怪
・教育方法:講義と前回課題の講評
・授業外学修(予習・復習)
(予習)「アマビエ」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第14回
妖怪の比較文化論①東アジア
教育方法:講義と前回課題の講評
授業外学修(予習・復習)
(予習)「鬼神」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
第15回
妖怪の比較文化論②ヨーロッパ
教育方法:講義と前回課題の講評
授業外学習(予習・復習)
(予習)「驚異」について調べておくこと。
(復習)配布資料やノートで復習し、関心があれば参考文献にあがった本を読むこと。
教科書
参考書
教科書は特に指定しないが、参考文献については適宜紹介する。
出願開始
出願終了
承認結果公開日