テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
京都女子大学 教務課
TEL:075-531-7048
FAX:075-531-7089
担当教員
開講期間
2023/04/13(木)〜2023/07/27(木)
4講時 14時45分〜16時15分(毎週木曜日)
※休講 2023/05/04(木)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
① 筆記試験87%(評価の観点は、授業内容をよく理解し、それを的確に文章化することができているかである。詳しくは授業で説明するが、授業の出席日数が開講日数の3分の2以下の場合は受験できないこととする。)
② 授業参加状況13%(評価の観点は、熱心に授業に参加したかどうかである。)
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
講義概要は太宰治「道化の華」を読むことである。その先行研究についても解説する。「道化の華」と同時代の関連資料として、太宰の随筆や石川淳の小説、アンドレ・ジッドの講演を読む。
到達目標は次の通りである。国文学研究とは、自分でテーマを設定して作品や文献を調査し、先行研究では出されていない新たな見解を、根拠を示して、わかりやすく論じていくことを目指すものである。この講義では、太宰治文学およびそれを研究するための知識・方法への理解を深め、同時期の文学をめぐる状況について学ぶことを目的とする。
講義スケジュール
第1回:1.ガイダンス(授業の目標・概要・受講上の注意事項・成績評価の方法等について解説)。太宰治「道化の華」について紹介する。
第2回:「道化の華」――先行研究の諸問題等を解説する。
第3回:「道化の華」――作中小説家の「僕」について解説する。
第4回:「道化の華」――タイトル等について解説する。
第5回:「道化の華」――登場人物の真野等について解説する。
第6回:「道化の華」――佐藤春夫の評等について解説する。
第7回:「道化の華」――登場人物の園等について解説する。
第8回:「道化の華」――作中の一場面やフロベールの作品等について解説する。
第9回:随筆「女人創造」を読む――随筆における説明しないというふるまい等について解説する。
第10回:「道化の華」と同時期の類似作品を読む。――石川淳「葦手」の「ブランク・ペエヂ」等について解説する。
第11回:「道化の華」と同時期の類似作品を読む。――石川淳「葦手」の「座標」等について解説する。
第12回:随筆「もの思ふ葦」・「碧眼托鉢」――先行研究の諸問題等を解説する。
第13回:「碧眼托鉢」の一典拠等について解説する。
第14回:「碧眼托鉢」におけるアンドレ・ジッドの講演の受容などについて解説する。
第15回:まとめ(太宰治研究の一方法等について考える)。筆記試験(70分)
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日