テーマ

I.国際関係を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

I204

科目名

中東政治論

開講大学名

龍谷大学

学内科目コード

学内科目名

中東政治論

連絡先

龍谷大学 教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021

担当教員

濱中 新吾

開講期間

2024年4月9日(火)〜2024年7月23日(火)
4講時 15時15分〜16時45分(毎週火曜日)
※5月21日(火)は大学行事のため、授業は実施しません。

開講曜日・講時

火・4

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

30,000円(単位互換履修生は不要)

対象年次

3年次以上

授業定員

単位互換定員

50

京カレッジ定員

10

会場

深草学舎

試験・評価方法

平常点 : 20% 積極的な出席で評価する
定期試験: 80% 記述式の筆記試験により評価する

responやmanaba で課題を適切に書くことができるよう、講義内容に集中すること。まじめに学習している学生を公正に評価するように努めたい。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

【会場】
龍谷大学深草学舎
第1回目の教室については別途「お知らせ」にて案内します。

【講義方法】
1回目に中東現代史に関する映像資料へのアクセス方法と授業時間外の学習について導入を行う。
2回目以降は講義資料および参考文献に従って講義を行う。

【授業外学習(自主学習(事前・事後学習を含む))の指示】
講義に関連する追加の参考文献をmanabaにアップするので、すべて読了しておくこと。

【系統的履修】
「社会統計学のすすめ」、政治学系科目(「政治学原論」「国際関係論」「国際政治論」「ヨーロッパ政治論」「アフリカ政治論」など)を同時履修していることが望ましい。

【履修上の注意・担当者からの一言】
試験の不正行為には厳しく対処する。
これまでの評価はおおむね80点以上が3割、60~79点が3割程度、不合格者が3割(試験放棄者含む)という分布であった。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
「中東政治を制する者は世界を制する」
初めに誰が言ったのかは知らないが、中東は確かに世界を揺るがす震源地だ。
「中東」と言ってよく分からないなら、「アジア州西アジア」と言った方が分かりやすいだろうか。

今年度のテーマは「比較政治の対象としての中東」である。
中東政治を理解するためには政治史・政治体制・地域紛争・石油と経済・宗教についてある程度詳しくなる必要がある。
本講義ではこれらのトピックに目配りして、中東政治の因果関係を講義する。

中東政治について理解を深め、マスメディアの報道・分析とは違った角度からの見方ができるようになることを目指す。
さらに中東諸国の強権支配を可能にする統治原理を考察し、先進国の統治原理と比較考量して、民主政治を相対化する。

【到達目標】
まず、受講者が新聞の政治欄・国際欄の記事や論説を理解し、批判したり、自分なりの意見を組み立てたりできるようになる。
さらに初歩的な経済モデルと計量分析を学んで中東政治に対する社会科学的な分析ができるようになることを目指す。
学位授与方針「法学・政治学に関する専門的な知識を身につけ、それらを基礎に現代社会が抱えるさまざまな矛盾に対して問題意識をもつことができる」に対応する科目である。

講義スケジュール

第01回 中東概念と中東諸国家の成立と特徴
第02回 中東の現代史(1)
第03回 中東の現代史(2)
第04回 イスラームとイスラーム主義
第05回 権威主義体制の成立と持続(1)
第06回 権威主義体制の成立と持続(2)
第07回 選挙と政党
第08回 政治と暴力
第09回 レンティア国家(1)
第10回 レンティア国家(2)
第11回 制度外政治
第12回 武力紛争
第13回 外部介入
第14回 人の移動
第15回 比較政治学と中東政治論

教科書

今井宏平『教養としての中東政治』(ミネルヴァ書房) 3,300円

参考書

髙岡豊・溝渕正季『「アラブの春」以後のイスラーム主義運動』(ミネルヴァ書房) 3,850円
マイケル・ロス『石油の呪い』(吉田書店) 3,960円
末近浩太『中東政治入門』(筑摩書房) 1,100円

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00