テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
産官学連携プロジェクトe~EXPO KYOTO論 未来と世界の変え方~
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
学生サポートセンター修学担当
TEL:075-325-5309 FAX:075-325-5317
担当教員
高野 拓樹(キャリア形成学部 キャリア形成学科 教授)
開講期間
下記、講義スケジュール/【授業計画及び授業内容】の項目に詳細を記載。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
科目等履修生(履修料20,000円、選考料 科目数を問わず10,000円) 聴講生(聴講料10,000円、選考料免除)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【成績評価方法】
授業への取組み姿勢(25%)とディスカッション(25%)、そして発表(50%)を総合的に勘案する。
【成績評価基準】
1. 授業への参加の態度、2. 関係者などとの交流、3. 発表準備および発表における役割、4. 授業への積極性の高さ、以上の4点を評価基準とする。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【授業時間外学修(予習・復習等)について】
ディスカッションのまとめや発表準備等については、授業時間内では終わらない可能性が高く、課外での作業が必要なので、受講者は、そのための時間を見込んで履修すること。
【担当者からのメッセージ(履修上の留意点等)】
・他大学の学生との共同作業、さまざまな学外での講義や実習など、通常の教室内での授業とは異なる体験をする授業なので積極的な姿勢で取り組んで欲しい。
・グループワークでPowerPointスライドを作成することがあるので、ノートパソコン等の端末が必要な場合がある。
・テキスト、参考書はとくに指定しないが、EXPOに関連する新書などを各自で読むこと。
・連絡、質問はメールやSNS等を利用する。受講者は連絡が取れる方法で必ず登録すること。
【授業での使用機器・ソフトウェア等(PC・ipad・ロイロノート・クリッカー 等)】
ノートPCを必要とする回がある。
【オフィスアワー】
連絡、質問、相談はメールを利用する。
連絡先:京都光華女子大学 高野拓樹
アドレス h-takano@mail.koka.ac.jp
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業テーマ】
EXPO KYOTO論 ~未来と世界の変え方~
「いのちかがやく未来社会のデザイン」をテーマに掲げる2025大阪・関西万博を契機に、京都の「文化・環境、産業、観光、地域」等について、俯瞰的に知見を得ると同時に、未来や世界を切り拓くための「問い」を立て、多様な人・物・事との出会いと実践活動を通じて、提案を取りまとめる。
【授業概要】
「いのちかがやく未来社会のデザイン」をテーマに掲げる2025大阪・関西万博(以降、EXPO2025)に向け、京都においても未来や世界を切り拓くための活動が始まっている。
2023年5月に、EXPO2025に向けてオール京都で取組を進めるため「大阪・関西万博きょうと推進委員会」が立ち上げられ、EXPO2025を通じて京都の目指す姿を示す、「大阪・関西万博きょうと基本構想」が定められた。この実現に向け、推進委員会事業の企画・実行を行う若手を中心としたプロジェクトチームとして「EXPO KYOTO」が始動しており、「大学のまち京都」の特性を踏まえつつ、若い世代も巻き込みながら、「問い」から対話や実践を生み出し、EXPO2025の会場内外での展示や企画、その後に繋がる仕組みを構築しようと活動している。本授業は、この「EXPO KYOTO」と連携して開講するものである。
そこで本授業では、京都やEXPO2025の「文化・環境」「産業」「観光」「地域」をテーマに、1)基本的な知見の獲得、2)各分野の先端や未来との出会い・探索、3)自らの「問い」発案と他者との対話、4)多様な学生や関係者との交流・グループワーク等を組み合わせた授業を行う。
本授業は、コンソーシアム京都の「産官学連携科目」の一つであり、他大学の先生や学生と協働で授業を作り上げる。また、「京(みやこ)カレッジ」への登録を行ったり、「京都超SDGsコンソーシアム」や「EXPO酒場」等とも連携したりするため、産学官民の多様な社会人の参画も見込まれる。世代や分野を超えた交流の場を、受講者それぞれの視点で活用して頂きたい。
なお、EXPO2025を始めとする大型・国際イベントに対しては、様々な意見や報道があり、否定的な情報や批判も少なくない。本授業では、それらも大切な「問い」とし、EXPO2025を多角的に捉える。それらの「問い」に関する多様な人との対話により、EXPO2025を通して考える今や未来社会、京都や世界、そこにある自分に向き合うことができれば、自分事化の重要な機会・プロセスになり得ると考える。
講義スケジュール
【授業計画及び授業内容】
※土曜日、日曜日に行う授業で、大学以外の場所で実施する回もあるので、それを了解して受講すること。
※進行状況によって日程、場所が変更になる場合があるので、掲示等を常に確認すること。
※この科目は他大学からの受講生と一緒に実施する。
※発表の一部は、ライブ・オンライン配信するものがある。顔出しNG等については、当該授業の前に確認する。また、関連する企画のため、連絡先等を収集する可能性があるが、登録可否は各自の判断とし、成績評価には影響しない。
※京都里山SDGsラボ「ことす」へは授業にあわせてJR二条駅との往復チャーターバス(無料)を出す可能性を検討している。
※授業終了後に連携実施する「EXPO酒場」については、受講学生は参加費免除とする予定であり、積極的な参加を期待する。ただし、参加の有無は成績に影響しない。なお、酒場とあるが、ノンアルコールもあり、飲酒を強要したり、未成年者に飲酒を許したりするものではない。
※実践・実証活動の一部については、実費支援等の可能性も検討している。詳しくは授業にて説明する。
※EXPO2025への実際の活動につながる積極的な提案や活動も期待する。
〇4月27日(土)14:00~16:00@京都里山SDGsラボ「ことす」&オンライン(録画対応あり)
第0講 本授業の趣旨や事前説明を兼ねたイベント「SDGs問答~EXPO KYOTO論 ~未来と世界の変え方~」
登壇予定者:高野拓樹(京都光華女子大)・杉岡秀紀(福知山公立大学、EXPO KYOTO)・浅利美鈴(総合地球環境学研究所、EXPO KYOTO) ほか
※過去の問答:https://eco.kyoto-u.ac.jp/sdgs/kyoto-times/sdgs-qa/
〇1日目_5月11日(土)@キャンパスプラザ京都/京都光華女子大学/総合地球環境学研究所&オンライン(講義&対話)
【第1講】13:00~14:30「EXPO KYOTO 創造論」
高見茂(京都光華女子大学)・山極壽一(総合地球環境学研究所、大阪・関西万博きょうと推進委員会座長)・鈴木康久(京都産業大学)
【第2講】14:45~16:15「EXPO KYOTO 持続可能性論」
高野拓樹(京都光華女子大)・浅利美鈴(総合地球環境学研究所、EXPO KYOTO)・永見靖(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局持続可能性部)
【第3講】16:30~18:00「EXPO KYOTO デザイン論」
大島祥子(京都光華女子大学)・磯部洋明(京都市立芸術大学)・杉岡秀紀(福知山公立大学、EXPO KYOTO)
★18:15~20:00 EXPO酒場「京都の大学」※産学公民からの関係者との交流を含む
店長:加納嘉之(京都大学)
○2日目_5月17日(金)@Question/京大&オンライン
【第4講】18:30~20:00「万博学」
佐野真由子(京都大学)
★20:00~21:00 EXPO酒場「京都の大学」※産学公民からの関係者との交流を含む
店長:調整中
〇3日目_5月25日(土)@京都里山SDGsラボ「ことす」&オンライン(講義&グループ討議・発表)
【第5講】10:30~12:00「EXPO KYOTOそもそも論 ~世界を変えるための「問い」を考える」
塩瀬隆之(京都大学)・竹腰麻由(総合地球環境学研究所、EXPO KYOTO)・安藤悠太(京都大学)・磯部洋明(京都市立芸術大学)ほか
【第6~7講】
12:15~14:00 グループ討議(昼食・見学を含む)「EXPO2025/EXPO KYOTOの意義を問う(仮)」
14:00~16:00 SDGs問答「「問い」を設計する ~万博や持続可能性を例に~(仮)」グループ討議発表を含む
16:15~17:00 フィードバック
★17:00-18:00 EXPO酒場「京都の里山」※産学公民からの関係者との交流を含む
店長:調整中(京都里山SDGsラボ運営協議会)&加納嘉之(京都大学)
〇4日目_6月1日(土)@キャンパスプラザ京都/京都光華女子大学/総合地球環境学研究所&オンライン(講義&対話、グループわけ・討議)
【第8講】13:00~14:30 & 【第9講】14:45~16:15 未来・世界を変えるための先人と出会う
登壇者:「文化観光から街づくりへ 国際色豊かな学生たち-カルチェラル・エデュ・ツーリズムの挑戦」地野裕子(株式会社ルゥルゥ商會、EXPO KYOTO)・「働く必要がなくなった世界をどう生きるのか〜人生をゲームにする〜」坂井冬樹(国際電気通信基礎技術研究所、EXPO KYOTO)・「伝統文化と世界のカルチャーとのコラボレーションの可能性」村山和正(京都村正llc、EXPO KYOTO)・「アントレプレナーとしての生き方〜安心安全の定義が変わる〜」松本直人(株式会社abakam、EXPO KYOTO)・「万博の活用と関西のビジネス」多田惇平(近畿経済産業局、EXPO KYOTO)・「メタバース未来共生社会~アバターによるソーシャルアイデンティティの多様性について~」水瀬ゆず(一般社団法人プレプラ、EXPO KYOTO)
【第10講】16:30~18:00 グループの「問い」設定及びワーク企画
★18:15~20:00 EXPO酒場「京都の大学」※産学公民からの関係者との交流を含む
店長:調整中(XXX)&加納嘉之(京都大学)
〇5日目_7月6日(土)16:30~18:00@妙心寺(人数が多い場合は別の場所を検討)
【第11講】「EXPO KYOTOウェルビーイング論」
「己の概念と変化とウェルビーイング」川上全龍(妙心寺春光院、EXPO KYOTO)・「子どもと学校・社会とウェルビーイング」長谷川豊(京都府立大学)
〇6日目 6~9月@グループ別設定
【第12講】(各班で設定) グループワーク(フィールド実践も可能、発表準備まで)
※オンラインメンタリング対応可能
〇7日目_9月29日(日)@京都里山SDGsラボ「ことす」&オンライン(発表及び講評)※SDGs問答拡大版に位置付けての発信等を予定
【第13~15講】
12:15~14:00 ポスター発表セッション(昼食や視察、交流を含む)
14:00~16:00 SDGs問答「「問い」に答える ~万博や持続可能性を例に~(仮)」グループ発表を核に
16:15~17:00 フィードバック
★17:00~18:00 EXPO酒場「京都の里山」※産学公民からの関係者との交流を含む
【授業方法及び学生への課題・小テスト等のフィードバック】
・4月27日(土)14:00~16:00@京都里山SDGsラボ「ことす」&オンライン(録画対応あり)にて、ガイダンスを実施する。その際に、全体のスケジュールの詳細を説明する。
・授業では、配布資料、スライドおよび映像等を通じて理解を深める。授業の各回の最後にリフレクションシートを作成する。
・授業資料・連絡事項,レポートの提出等は光華naviを使用して提供する。
・提出してくれたリフレクションシート等は、次回の授業時に前回の振返りと共にフィードバックする。
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日