テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C322

科目名

京都文化学概論Ⅰ

開講大学名

京都府立大学

学内科目コード

学内科目名

連絡先

学務課教務係 TEL:075-703-5118

担当教員

藤原 英城(日本・中国文化学科 教授)

開講期間

2026年10月2日(金)〜2027年1月22日(金)
5講時 16時10分〜17時40分(毎週金曜日)
※休講 2026年12月25日(金・冬期休業)、2027年1月1日(金・冬期休業)

開講曜日・講時

金・5

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

1年次以上

授業定員

単位互換定員

5

京カレッジ定員

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

授業への取り組みとレポート(期末)により評価する。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

チームスに登録し、連絡事項を必ず確認すること。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

〔授業概要〕
本科目は講義である。元禄期前後の京都の出版界の状況を検証する。具体的には、京都における本屋仲間の成立過程を通して、当時の出版界の抱えていた諸問題を考察する。
近世における京都は商業出版発祥の地であったが、元禄期前後、西鶴の登場により急速に発展してきた大坂や将軍お膝元の大消費都市江戸の本屋の台頭により、その優位性は脅かされつつあった。
また、京都の本屋同士の間においても重板や類板といった問題が頻発し、それは京都のみならず、大坂・江戸三都間に及ぶ紛議にまで発展した。
そうした問題を抱えていた京都の本屋は、大坂・江戸にさきがけて本屋仲間を結成する。本屋仲間はいかにしてそれらの懸案に対処していったのか。当時の本屋仲間の記録などを解読しながら、その一端を明らかにしていきたい。
〔到達目標〕
授業を進めるに当たっては、当時の出版界の内情を暴露的に描いた都の錦の浮世草子『元禄大平記』を読み進めながら、そこに現わされた出版界の状況を検証していくが、その際、京都の本屋仲間の記録である『済帳標目』を併読しながら、具体的な本屋間の紛議の経緯やその対処のあり方を確認する。
受講生は、文学の商品化や作者がプロデュースされていく過程を当時の文学作品や資料の読解を通して明らかにすることによって、課題を実証的に検証する基本的な態度や手続きを学ぶことができる。

講義スケジュール

1.ガイダンス
2.都の錦の伝記的研究1
 都の錦の半生
3.都の錦の伝記的研究2 
 都の錦をプロデュースする1 書肆河勝五郎衛門
4.都の錦の伝記的研究3
 都の錦をプロデュースする2 河勝グループ
5.都の錦の伝記的研究4
 都の錦をプロデュースする3 河勝グループと書肆西沢父子
6.都の錦の伝記的研究5
 都の錦をプロデュースする4 都の錦と西沢一風
7.都の錦の伝記的研究6
 都の錦をプロデュースする5 都の錦をめぐる人々
8.都の錦の伝記的研究7
 浮世草子作者・都の錦の誕生
9.京都本屋仲間研究1 『元禄大平記』序・巻一講読
 典拠をめぐって 
10.京都本屋仲間研究2 『元禄大平記』巻二、『済帳標目』講読
 重版・類版の問題
11.京都本屋仲間研究3 『元禄大平記』巻二、『済帳標目』講読
 本屋仲間の成立1
12.京都本屋仲間研究4 『元禄大平記』巻二、『済帳標目』講読
 本屋仲間の成立2
13.京都本屋仲間研究5 『元禄大平記』巻二、『済帳標目』講読
 本屋間の紛議の実際1
14.京都本屋仲間研究6 『元禄大平記』巻二、『済帳標目』講読
 本屋間の紛議の実際2
15.まとめ

授業外学習(予習・復習)
1、事前に配布したテキスト・資料を読んでいることを前提として授業を進めるので、予習をしっかりとした上で授業に臨み、講義後に疑問点があった場合には積極的に質問すること。
2、「都の錦」(浮世草子作者)、「本屋仲間」、その他授業で扱う作品や事柄について、『日本古典文学大辞典』(岩波書店)や『日本古典文学大事典』(明治書院)などの事典類で確認しておくこと。

教科書

授業時にプリントを配布する。

参考書

授業時にプリントを配布する。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2026-04-10 05:00:00