テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学センター
TEL:075-705-1425 FAX:075-705-1582
担当教員
開講期間
2024年04月08日(月)~2024年07月25日(木)
2講時 10時45分~12時15分(毎週火曜日)
※休講 2024/05/07(火)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
期末レポート55%・期中レポート(2回)30%・講義の参加意欲15%
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
本講のテーマは、江戸時代から昭和戦前期までの日本の企業・ビジネスの生成と発展のプロセスとこれを主導した企業家・経営者の活動と事績を検討および考察することである。
日本における代表的な企業やビジネスについて、歴史的・長期的視点をもって分析できる能力の育成を目指す。具体的には、起業構想や戦略・組織の策定、製品・サービスの開発、販売・マーケティング活動、人材育成、資金調達、国際化ないしグローバル化などのプロセスおよび革新的な企業者活動とフィランソロピー活動について着目していくこととしたい。
特に、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一の足跡や理念、渋沢の支援を受けて京都の近代化と産業発展に尽力した田中源太郎や浜岡光哲および稲畑勝太郎の事績、京都府綾部にて郡是製糸(現・グンゼ)を創業した波多野鶴吉の事業展開や地域・社会貢献について立ち入って講説する。
【到達目標】
本講の到達目標は、日本企業の成長のダイナミズムと多様性、企業家・経営者の革新性と地域貢献への関わり、フィランソロピー活動における先駆性を理解する能力を身につけることである。
講義スケジュール
第01回 日本経営史学の方法論と課題
第02回 江戸時代の商家経営
第03回 日本的経営の源流―近江商人を中心に―
第04回 明治時代の企業の生成
第05回 渋沢栄一の企業者活動①
第06回 渋沢栄一の企業者活動②
第07回 渋沢栄一の企業者活動③
第08回 渋沢栄一のフィランソロピー活動
第09回 京都の近代化と産業発展①―田中源太郎と浜岡光哲―
第10回 京都の近代化と産業発展②―稲畑勝太郎―
第11回 波多野鶴吉と郡是製糸①
第12回 波多野鶴吉と郡是製糸②
第13回 小林一三の企業者活動とフィランソロピー活動
第14回 京都および関西の私鉄会社の生成
第15回 松下幸之助の企業者活動とフィランソロピー活動
教科書
参考書
渋沢研究会編著『はじめての渋沢栄一ー探求の道しるべー』(ミネルヴァ書房、2020年)、八幡一男『郡是 創業者波多野鶴吉』(京都新聞出版センター、2021年)、松本和明編著『渋沢栄一がめざした「地域」の持続的成長』(ミネルヴァ書房、2023年7月)
出願開始
出願終了
承認結果公開日