テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
学生支援課
TEL 075-491-2141(代)
担当教員
大林 照明(教育学科 教授)
原 清治(教育学科 教授)
開講期間
2023年09月20日(水)〜2024年01月30日(火)
4講時 14時30分〜16時00分(毎週 金曜日)
最終週は定期試験週
※この授業は、オンデマンド形式で開講される科目です。本学が使用するLMSに毎週動画や資料がアップロードされます。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
成績評価の基準
・定期試験(課題)60%
到達目標に示した項目に対する到達度によって評価する。期待値以上に達成できていれば100~90点,十分に達成できていれば89~80点,ほぼ達成できていれば79~70点,もう少し努力が必要な場合は69~50点,求める最低水準に達せず更なる努力が必要な場合は49~0点とする。
・授業内課題 40%
講義課題の小テストの提出(毎回〆切内にクラスルームより提出)
期限時間を越えて送信しても欠席となり点数も反映されないので十分注意すること。
・その他
遠隔授業では出席や提出物の自己管理能力が必要です。講義内容はもちろんのこと、受講にくじけそうになった時など、遠慮なく質問コーナー等で相談してください。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
■授業のテーマ
将来の社会の担い手となる子どもたちをどのように育てていくのか。これからの社会が,どんなに変化して予測困難になっても,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。このような願いを込めた学校教育と様々な教育課題の解決に向けて取り組んでいる教職員の姿から教育の具体を学び取る。
■授業の概要
・本講義では、学級づくり、授業づくり、児童・生徒理解をはじめ、教職員の連携、学校安全管理、保護者との信頼づくりなど、学校教育での多種多様な取組について知り、その意図を理解することを中心に学修する。
・その際、担任(教員・チーム学校)や教職員組織の連携等の動きと重ね合わせて、取組の工夫や効果,学校現場の先生方の熱い思いなどの動画や実践例を交えて「教育事情」を各自紐解いていく。
・グループでの意見交流や作業なども取り入れて、実践的に理解を深める。
■授業の目的・ねらい
①一人一人の子どものよさや可能性を最大限に引き出す教育について,その意味と教師の使命を考える。
②学習指導、生徒指導、安全指導をはじめ教員連携、保護者対応など様々な視点から教員の仕事について理解し表現する。
③教師に必要な資質や能力について知り、自身の課題を見付け実践目標を持つ。
■到達目標
①学びに向かう意欲・学習調整力
各回の学習テーマについて予習復習を行い,学びの深まりを求めようとしている。学習調整力として予習復習やレポート提出〆切等の自己管理がしっかりとできる。
②教育課題に対する思考・判断・表現力
教育課題について,学校の状況と社会背景,解決策等を関連付けたり比較したりしながら多面的にとらえ、課題に対する見方・考え方を簡潔にまとめながら表現することができる。
③課題解決の知識や技能
生徒指導,安全指導,教科指導、学級づくり等の講義テーマについてそれぞれの役割と内容,学校組織の役割などを正しく理解するとともにキーワードや言い換え等を使って自身の知識や技能の「引き出し」を増やすことができる。
■授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
・文部科学省や自身の出身地の教育委員会をはじめ学校ホームページから関連情報を収集し,予習復習に役立てること
・授業の後半には学んだことの整理をおこない、課題テストを実施するので提出すること。オンデマンドでの学修においても講義動画を視聴して課題テストを期限内に提出すること。
■受講にあたっての留意事項
①オンデマンド形式および対面授業形式を予定している。
②受講者をグループ編成し、意見の交流やzoomでのグループ活動(ブレイクアウト等)も行う。その際、音声で参加できる状況がのぞましいが、チャットでも可能。
③リアルタイムで参加できない場合は、録画で学修を進める。ただし、指定された講義は「対面授業」とし、教室で講義を受けることとする。(第3回と第15回)
④クラスルームから配布する「学習ノート」をダウンロードし事前に内容の確認や予習をすること。
⑤授業後の小テストで理解度を図るとともに〆切期限内に提出することで出席とする。
⑥毎回の課題小テストは評価対象となり、総合点が基準以下であれば単位の習得には至らない。
⑦5回を超える欠席は単位の修得には至らないので自己管理をしっかりすること。
⑧クラスルームの連絡、メール配信を見逃さないよう、スマホ等で通知されるように設定すること。
講義スケジュール
第1回 受講科目の目的と全体計画
・学校における教育課題の現状と背景を知り,学ぶ目的を明確にする
第2回 ■こんな先生がいいな・・・学級づくり(学級経営)
・前学年から引き継いだクラス
・子どもたちを前にしてどんなことを話す?
第3回 ★★対面授業指定 特別講義 副学長 原 清治先生
「先生とよばれる喜びと責務」
第4回 ■子どもの命を守り切る!
・いじめの現状と課題,そして予防
・児童虐待,体罰,学級担任の心構え
第5回 ■あれ?いつものAさんと様子が違う
・生徒指導の目的と担任・学年・学校の対応
・見逃しのない観察,手遅れのない対応,心の通った指導
・自己指導能力の育成
第6回 ■Aさんは几帳面、Bさんはグループを引っ張るタイプ
・学習における個人差や個性とは
・学習指導の工夫と個性の伸長を図ること
第7回 ■どのように授業を進めるの?・・・特別の教科「道徳」(予定)
・模擬授業を通して
・道徳性とは
・評価について
第8回 ■その時、あなたの判断は!?
・学校事故と緊急対応
・事例 下山後の点呼で二人の子どもがいない
・スポーツ事故,アレルギー対応等
第9回 ■備えよ、みんなで!これで大丈夫かな?
・避難訓練、防犯訓練、日常の備えについて
・安全教育の目標と指導3領域
・事例を通して
第10回 ■その子の困りの理解はクラスのみんなにも届く!
・支援の必要な子の理解
・就学支援シート,個別の指導計画,LD・ADHD・ASD等の理解
・具体的な困りへの対応と自立の支援
第11回 ■今日は何を食べようか ガッツリ〇〇食べたい!
・食育、食選力
・教科指導を通しての実践例
第12回 ■学習評価はだれのためにあるの?
・教材研究と単元目標(少年の日の思い出、鉄棒運動など)
・評価規準と評価基準の違い
・主体的に学習に取り組む態度の評価
第13回 ■何?架け橋プログラムって・・
・保幼小接続
・幼児教育・保育から小学校1年担任へ
・生活科、音楽科、国語科、特別活動等のカリキュラムの工夫
第14回 ■先生の勤務ってどうなの?
・教員の勤務開始前 そして放課後の様子
・教員の服務と給与
・学校組織と教職員の役割
第15回 ★★対面授業指定 「感性は進行形で豊かになる!」
・教育的タクトって何?
・あの曲とわたし・・何が思い出される?
・講義の振り返り
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日