テーマ

I.国際関係を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

I306

科目名

国際平和協力論

開講大学名

京都外国語大学

学内科目コード

学内科目名

国際平和協力論

連絡先

教育支援部(TEL 075-322-6032)

担当教員

國安 俊彦(本学教授)

開講期間

2025年09月25日(木) ~ 2026年01月22日(木)
木曜日2講時 11時00分 ~ 12時40分
※2025年10月16日(木)と11月20日(木)は、授業がありません。

開講曜日・講時

木・2

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

2年次以上

授業定員

40

単位互換定員

5

京カレッジ定員

0

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

平常試験 Classroom Test

超過時の選考方法

書類審査

別途負担費用

その他特記事項

使用言語 日本語(90%), 英語(10%)

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【到達目標】
国際平和協力に関する基礎用語や基礎概念、国際社会や日本の取り組み等について正しく認識し、説明することができる。以上の知識を用いて、国際平和協力をめぐる課題について調べ、解決に向けた自らの考えをまとめることができる。

【授業内容・計画】
この授業は、第2次大戦以降の国際社会において、国際平和協力や平和構築への取り組みがどのように始まり、いかなる理念のもとに発展してきたのか、その史的変遷と具体的な政策について学びます。加えて、第2次大戦以降に憲法9条を掲げた日本について、憲法上、国際平和協力活動がどこまで許されるのか、さらには「平和国家」日本の強みをどのように生かしていくのか深く考えていきます。
この授業を通じて、学生は国際平和協力に関する基礎知識を習得し、国際平和の実現に一市民としてどのように貢献できるのか自らの見解をもつことができます。

【授業についての留意点】
毎回配付するレジュメ(プリント)に基づく講義を通じて、しっかりと知識を身に付けます。また授業内容に関連した映像資料を毎回見ます。学生の皆さんは教員の話や板書内容、映像内容をしっかりとメモしてください。またグループディスカッションを行うので、教員が提起する問題について自らの見解をまとめ主体的に発表する姿勢で受講してください。

【授業外の学習(自学自習)についての留意点】
予習(2時間程度)として指定されたプリント等を熟読してくること。また、テレビや新聞等の時事ニュースを確認すること。復習(2時間程度)として授業で活用したレジュメや映像資料等を整理すること。

【評価基準】
授業への取り組み 10% ①授業への取り組み:授業中に指示した小課題など
試験 50%       ②試験:「国際平和協力」に関する論述テスト
レポート 40%     ③レポート:「国際平和協力」に関するレポート
              提出時期、方法等は授業中に連絡

講義スケジュール

第01週 09月25日 平和構築と日本人:明石康氏と緒方貞子氏
第02週 10月02日 国連と「平和への課題」
第03週 10月09日 選挙実施と民主主義制度の定着
第04週 10月23日 戦闘員の動員解除と社会復帰
第05週 10月30日 アフガニスタン復興と国家建設
第06週 11月06日 国連平和維持活動(PKO)
第07週 11月13日 カンボジア復興とPKO
第08週 11月27日 日本の平和協力:歴史的経緯と実施体制
第09週 12月04日 日本のPKO参加1:カンボジア
第10週 12月11日 日本のPKO参加2:東ティモール
第11週 12月18日 日本のPKO参加3:南スーダン
第12週 01月08日 日本のODAと外交戦略1:「国益」から「理念」
第13週 01月15日 日本のODAと外交戦略2:安全保障との関連
第14週 01月22日 核軍縮と日本(30分)/テスト(70分)

教科書

プリント

参考書

(1) 『新版 国際協力を学ぶ人のために』 内海成治 編  (世界思想社) 
(2) 『平和政策』 大芝亮 編、藤原帰一 編、山田哲也 編  (有斐閣)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00