テーマ

G.自然・環境を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

G217

科目名

森林科学概論B

開講大学名

京都大学

学内科目コード

学内科目名

連絡先

農学部学部教務掛
TEL:075-753-6012

担当教員

生存圏研究所教授 伊福 伸介
生存圏研究所 教授 五十田 博
生存圏研究所 教授 今井 友也
生存圏研究所 教授 梅村 研二
生存圏研究所 教授 大村 和香子
フィールド科学教育研究センター 教授 舘野 隆之輔
生存圏研究所 准教授 田鶴 寿弥子
フィールド科学教育研究センター 教授 徳地 直子
生存圏研究所 准教授 中川 貴文
フィールド科学教育研究センター 准教授 長谷川 尚史
フィールド科学教育研究センター 准教授 伊勢 武史
生存圏研究所 講師 畑 俊充
生存圏研究所 助教 田中 聡一
生存圏研究所 助教 陳 碩也
生存圏研究所 助教 冨田 愛

開講期間

本講義は、8月6日(水)から8日(金)まで(予定)、集中講義として実施する。

開講曜日・講時

単位数

2

開講期

夏期集中

授業形態

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

1回生以上

授業定員

40

単位互換定員

20

京カレッジ定員

会場

吉田キャンパス

試験・評価方法

各講義のレポート課題で評価する。講義回により小テストを課す場合はその評点も評価に含める。 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

 森林科学のうち、森林圏や生存圏における環境や資源、木質系材料の性質や利用技術に関して、
関連する研究部門から基礎的な知見や概念の他、近年の研究動向などを解説する。以上の内容を通
して、森林科学をより広い視点で概説する。
 フィールド科学研究教育センター、生存圏研究所の教員が、集中講義形式で8月7日から9日(予
定)の3日間にわたって交代で担当する。

 森林圏や生存圏における環境や資源、木質系材料の性質や最新の利用技術を理解するとともに、
各技術分野に関連する上級講義の前提や背景を広い視野にたって理解し、科学的なアプローチにつ
いて学ぶ。さらに、今後の森林科学科における授業、実習、実験対するモティベーションを醸成す
る。

講義スケジュール

1.森林情報学(2回:舘野)
1.1 森林から様々な手法で得られる情報を活用した森林生態系や森林資源の管理方法について概説
する。
1.2 森林生態系の物質循環に関して概説し、森林フィールドでの研究事例を紹介する。
2.森林育成学(2回:徳地・長谷川)
 環境変動下での森林生態系の動態を概観し、森林の生態系管理について検討を加える。
3.居住圏環境共生学(2回:大村・畑)
3.1 木材・木質材料の劣化現象と環境と調和した木材保存対策について概説する。
3.2 木質炭化物、すなわち木炭の構造と機能について概説する。
4.循環材料創成学(2回:梅村・陳)
4.1 国内外の森林資源の現状と木材利用について概説する。
4.2 木材の特徴を活かした木質材料開発の事例を紹介する。
5.生物機能材料学(2回:伊福・田中)
 木材やカニ殻などのバイオマス資源の機能や物性を活用した医薬品や健康食品、成形加工材料の製造と自動車や建築材料などへの応用について解説する。
6.木質構造科学(2回:五十田・中川・冨田)
 建築物などに用いる木材の特徴や必要性能について他材料と比較しつつ論じる。木材を用いてできる国内、海外、歴史的、伝統的、現代そして未来の建築物について概説する。
7.材料生物学(2回:今井・田鶴)
7.1 木材細胞壁の形成・分解を「穏和条件での高分子合成・分解」というタンパク質機能の観点から、生命科学に基づき概説する。
7.2 木材に刻まれる様々な情報の分析や、東アジア地域の「木使い」に関する学際研究の事例を概観する。
第15回:フィードバック
 授業内容等に関する質疑応答を実施する。

教科書

授業時に配布する。

参考書

(参考書)
授業中に紹介する

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00