テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
学生サポートセンター修学担当
TEL:075-325-5309 FAX:075-325-5317
担当教員
大島祥子(キャリア形成学部キャリア形成学科 准教授)
開講期間
2024年4月10日(水)〜2024年7月17日(水)
1講時 8時50分〜10時20分(毎週 水曜日)
※定期試験等 2024年7月24日(水)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
科目等履修生(履修料20,000円、選考料 科目数を問わず10,000円) 聴講生(聴講料10,000円、選考料免除)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【成績評価方法】
・授業への取組姿勢(40%)
・ミニレポート(30%×2)
【成績評価基準】
・授業への取組姿勢:各回のフィードバックシートから評価。授業内容を理解しようとしているか
・ミニレポート(2回):設問の趣旨を理解し、適切な回答を自分の言葉で書いているか
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
女子のみ受講可
【授業時間外学修(予習・復習等)について】
紹介する参考文献を可能な限り読むとともに、日頃から新聞やニュース、地域情報を発信するSNS等に目を通すように心がける。授業のレジュメは授業日までにweb等で共有するので事前に目を通すことが望ましい。
授業のテーマに応じて参考書籍を紹介する。興味を持ったテーマについて事後情報収集など復習に力点を置くのが望ましい。
【担当者からのメッセージ(履修)上の留意点等)】
まちづくりは、学生の皆さんにとって、あるいは卒業後の仕事や生活において、実はとても身近なものです。授業のテーマとして情報を収集するだけでなく、自分事として考え、実践する心づもりで受講して下さい。
【オフィスアワー】
メールアドレス:s-oshima@mail.koka.ac.jp
研究室番号:賢風館402
オフィスアワー:メールは随時。対面は事前に連絡を下さい。調整します。
【授業での使用機器・ソフトウェア等(PC・ipad・ロイロノート・クリッカー 等)】
・毎回、Googlefoam等を使って感想や学んだ内容を収集する。
・情報は適宜検索や収集できることが望ましい。
・必要な資料は適宜PDF等で共有する。
・このため、自身のPCやスマホを使用する。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業のテーマ】
地域課題の課題解決、地域の魅力向上を目指すまちづくりを理解する
【授業の概要】
近年「まちづくり」という言葉はしばしば耳にする。しかし、場面や使う人によって微妙にニュアンスが異なる。ビルを建てたり橋を架けたり再開発をするときに使われたり、住民が取り組んでいる内容を指したり、福祉サービスを提供するときに使われている。まちづくりは多義的な言葉である。本科目では、まちづくりの「当事者が主体的に、よりよい生活を送れるために行動するプロセス」の側面に焦点を当て、基礎的な学習と知識の習得を目指す。参考資料を用いた概論に加え、身近な事例の学習を通じて日常的にまちづくりに関心をもち、自分ごととして取り組むための動機づくりを行う。
【到達目標】
1.まちづくりに関連する基礎的な知識を習得している
2.市民主体のまちづくりや協働の意義を理解している
3.まちづくりにむけた課題発見と考察に積極的に取り組むことができる
講義スケジュール
【授業計画及び授業内容】
1.オリエンテーション
授業の進め方と本授業で触れる内容について説明します。
2.まちづくりとは?都市計画との違いから学ぶ
「まち」を「つくる」という単語から都市計画と混同されがちですが、両者の比較からまちづくりを解説します。
3.京都のまちづくりの基盤を学ぶ①
京都は1200年の歴史がある都市ですが、その蓄積は現代のまちづくりにも大きく関係しています。京都の歴史を概観し、その特徴を理解します。
4.京都のまちづくりの基盤を学ぶ②
京都では様々なコミュニティによるまちづくり活動が展開されています。地縁コミュニティ、NPOなどのテーマコミュニティなどの活動事例の紹介を通じて、京都のまちづくりの担い手の重層性を学習します。
5.「エリアマネジメント」という考え方
まちづくり活動の中でも、地域のエリアの価値を向上させる手法として「エリアマネジメント」という手法があります。これを事例として採用し、まちづくりの一側面を学習します。
6.空き家問題とまちづくり
全国的に問題となっている空き家。空き家の増加で何が問題となるのか、またまちづくりとどのような関係があるのでしょうか。京都市内はじめ様々なまちづくり活動と連携した事例を通じて学習します。
7.京町家の活用を通じたまちづくり
京都の個性的な景観を形成するものとして、京町家があります。一方京町家は年間2%ずつ滅失しており、その継承が課題となっています。京町家の保全・活用の取組と京都のまちづくりへの効果について学習します。
8.学生が実施・参加するまちづくり
京都は、全国屈指の学生参加のまちづくりが活発なまちです。その理由と事例の学習を学び、「私ができるまちづくり」を考えます(ミニレポート①の提出)
9.伝統産業とまちづくり
伝統産業の継承が課題となっています。地域の経済基盤と密接な関係にある伝統産業の衰退は、地域のまちづくりの基盤とも密接な関係にあります。伝統産業の未来をまちづくりとして展開する取組を学びます。
10.観光とまちづくり
京都は国内屈指の観光都市といわれています。一方「観光公害」や「民泊との軋轢」など様々な課題も指摘されています。地域の経済と密接に結びついた観光について、まちづくりの観点からコロナ禍以降の望ましい姿を考えます。
11.近年のまちづくり活動の展開(プレイスメイキング、タクティカル・アーバンニズム)
地域の課題を解決し、より暮らしやすく快適な地域を作る活動は世界的な潮流でもあります。その傾向を学びます。
12.まちづくりと合意形成
多様な価値観が存在する現代のまちづくりの一番の課題は、合意形成といえます。合意形成のために多様な手法が存在しており、その手法を学習します。
13.なぜまちづくりが必要なのか①
多様なテーマや主体によって展開されるまちづくり。多くの事例を見てきた上で、改めてその必要性を考える
14.なぜまちづくりが必要なのか②
前回を踏まえて、ワークシートに基づいて考察を深めます。
15.発表・共有と講義の振り返り
考察を深めた内容を共有し、本授業で学んだことを振り返ります。振り返りを踏まえて、「空き家を使ってこんなまちづくり活動をしたい」を考えます(ミニレポート②の提示と解題)
※基本的には上記授業計画に基づき進めるが、受講生の状況等に応じて、授業計画および内容等を変更したり、学外授業を実施する可能性がある。全体スケジュールの詳細は授業内で指示する。
【授業方法及び学生への課題・小テスト等のフィードバック】
授業各回で「質問・学び確認シート」を配布・回収し、翌回にフィードバックする。第8講、第15講終了時にフォームに従い回答するミニレポートを課す。
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日