テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
農学部学部教務掛
TEL:075-753-6012 FAX:075-753-6005
担当教員
開講期間
2024年10月07日(月)~2025年01月20日(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
出席は取らない。期末試験と後述の参考メモに基づく、素点での絶対評価を行う。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
水産資源上有用な魚介類を中心として水生生物にみられる生理現象を広く概説する。
魚類の個体レベルに見られる重要な生理現象について、主なキーワードおよびキーワードの相互関係から概要が理解できる。また特徴的な研究については実験の具体例を把握する。それによって4回生での研究室配属後に、魚類生理学関係の英文原著論文に一人で取り組めるような基礎知識を習得する。
講義スケジュール
第1-2回:神経・内分泌系
生理機構を個体レベルで統合する中枢神経系・内分泌系の概略を説明する。また、いわゆる環境ホルモンはなぜ効いてしまうのかといった話を交え、生理活性物質の作用機序を概説する。
第3-6回:生殖
水生生物には雌雄同体や性転換のように興味深い生殖様式がある。性決定・卵形性・精子形成のしくみを学び、クローン作成や三倍体などのバイオテクノロジーを理解する基礎とする。
第7-9回:成長・代謝
変態という転換期を持つことにより、不都合なく100倍以上の成長をする水生生物も珍しくない。変態・成長およびそれを支える消化・代謝のメカニズムを生理学的に解説する。
第10-12回:浸透圧調節・回遊
多くの海産生物は淡水中では生存できない。逆に淡水産生物は海水に入ることが出来ない。この現象のキーとなる塩分と水の出し入れの機構を解説する。また回遊魚を例として、淡水から海水に適応する仕組みや回遊の意味について考える。
第13-14回:呼吸・循環・運動系
酸素濃度が空気中よりもはるかに低い水中で動物が生存するためには、優れた酸素の吸収・運搬のメカニズムが必要となる。また得られたエネルギーを効率的に利用するのに適した運動系の仕組みを解説する。
第15回:フィードバック
試験後のあらかじめ指定した時間に研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。また、全講義期間を通じて口頭やメールでの質問に対応する。
教科書
参考書
会田勝美・金子豊二編 『増補改訂版 魚類生理学の基礎』 (恒星社厚生閣) ISBN:978-4-7699-1293-4
出願開始
出願終了
承認結果公開日