テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教務学生課音楽教務担当
music@kcua.ac.jp
担当教員
開講期間
2025年4月11日(金)〜2025年7月22日(火)
3講時 13時00分~14時30分(毎週金曜日)
※ 授業日は履修許可後に、本学の学務システムから確認してください。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
入学料:28,200円 授業料:科 28,800円 聴 28,800円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
毎回の小課題、および学期末レポートによって評価します。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
・資料はなるべく事前にGoogle Classroomにアップロードしますので、各自予習してから授業に臨んで下さい。
・単なる名曲鑑賞の授業ではありません。主体的に考える姿勢を強く期待します。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業目的】
この授業では初期録音の分析を中心にして、演奏習慣上の重要なトピック(ルバート、テンポなど)をいくつか抽出し、演奏実践の変遷を文化史と関連づけて学ぶことを通して、ディプロマ・ポリシー「音楽人として相応しい音楽的もしくは学術的基礎力、応用力」の獲得を目指します。
【到達目標】
1)(知識)歴史的な演奏録音(主にオーケストラ、ピアノ、弦楽器、独唱)を聴き、分析することを通して、各分野における演奏実践の変遷について基礎的な知識を身につける。
2)(知識)解釈のオーセンティシティをめぐる昨今の議論の主要な論点を学ぶことを通して、今日の音楽文化をとりまく状況への理解を深める。
3)(汎用的技能・創造的思考力)1)2)について学んだことを、自分の言葉で説明できるようになる。
4)(自己管理力)授業で学んだことをふまえ、期日内に学期末レポートをまとめ、提出する。
このうち、1)はディプロマポリシー「1 実演、創作、学術の各分野における、音楽人として相 応しい音楽的もしくは学術的基礎力、応用力の獲得」と密接にかかわります。また、2)3)4)は「自分の言葉で説明できる」能力の獲得も重視する点で、ディプロマポリシー「2 幅広い教養を有し、それらを社会に対して創造的に発信し、芸術文化に寄与できる 能力の修得」ともかかわるものです。
講義スケジュール
第01回 イントロダクション
第02回 ベルカント唱法と初期録音
第03回 ラーツ・ラツィ23世と「ジプシー音楽」の初期録音
第04回 デルタ・ブルーズと第二次口頭伝承性
第05回 ナショナル・エディション版ショパンと19世紀ヴィルトゥオーソの演奏文化
第06回 声と弦のポルタメント(1)
第07回 声と弦のポルタメント(2)
第08回 新即物主義とテンポのゆらぎ
第09回 フルトヴェングラーと演奏解釈の一回性
第10回 レコードの時代の演奏文化(鈴木鎮一を手掛かりにして)
第11回 レコードの時代の演奏文化(ストラヴィンスキー《春の祭典》を手掛かりにして)
第12回 作曲家の自作自演録音(ラフマニノフ、プロコフィエフ)
第13回 作曲家の自作自演録音(バルトーク)(1)
第14回 作曲家の自作自演録音(バルトーク)(2)
第15回 まとめ
教科書
参考書
渡辺裕『西洋音楽演奏史論序説―ベートーヴェン ピアノ・ソナタの演奏史研究』(春秋社、2001年)
出願開始
出願終了
承認結果公開日