テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
理工学部・理工学研究科事務室
TEL:0774-65-6200
FAX:0774-65-6800
担当教員
開講期間
2025年09月24日(水)〜2026年1月19日(月)
1講時 9時00分〜10時30分(毎週 月曜日)
※休日授業日 10月13日(月・祝)
11月 3日(月・祝)
11月24日(月・振替休日)
※休講 2026年1月12日(月・祝)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
科97,000円(選10,000円、登25,000円、履62,000円) 聴42,000円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
小レポート 50% 講義内容を正しく理解できているかを評価する。
期末レポート 50%
数学的手法を使って,適切に生物の振る舞いを表現し
その結果を解釈できるかを評価する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
<概要>
生命の科学は,ミクロな生体分子や細胞からマクロな生物集団や生態系まで,様々なレベルの生命現象の本質を探究することで,「生命とは何か」を明らかにする学問である。その対象は,地球で生活を営んでいるあらゆる生物,すなわち多種多様な微生物,植物・菌類・動物である。私たち人間の衣食住を支えるこれらの生物の多様性から,私たち人間をはじめとする生物のからだや細胞の成り立ちとはたらき,さらには生物と環境との相互依存的な関わりと,それらの情報を後世に伝える遺伝と進化のメカニズムまで。生物学の知識は,現代社会に生きる私たちにとって必須の教養であるとともに,環境問題や感染症など現代社会が直面する新たな課題に立ち向かう上でも不可欠である。
このクラスでは以下内容を学ぶ。
生物学と数学。この二つは一見関係のない分野に思えますが,実は生物の世界を解き明かすのに数学的アプローチはなくてはならない存在である。この講義では,数学的手法や計算機によるシミュレーションが,どのように生物の理解に貢献しているのか,様々なトピックについて実際の研究事例を交えながら紹介する。また,トピックによっては情報処理室を利用して簡単な数値計算を行ってもらい,計算結果を実際に確認しその結果を検討・解釈してもらう。
なお,本講義を受講する上で数学的知識を前提としないよう最大限配慮するが,講義内では簡単な微積分の知識が必要となる。
<到達目標>
・生物の振る舞いを理解する上で,数学的手法がどのように使われるのか説明できるようになる。
・簡単な数式を使って,生物の振る舞いを説明することができるようになる。
・生物の振る舞いを,理論的構造の視点から捉え解釈する基本的姿勢を身に着ける。
講義スケジュール
第01回 オンデマンド(動画視聴)生物を数学でとらえるとは?
第02回 面接/Face-to-face 個体数の増減1
第03回 面接/Face-to-face 個体数の増減2
第04回 面接/Face-to-face 進化を考える1
第05回 面接/Face-to-face 進化を考える2
第06回 面接/Face-to-face 効率のよいエサの食べ方
第07回 面接/Face-to-face ゲーム理論
第08回 面接/Face-to-face オスとメス
第09回 面接/Face-to-face 繁殖をめぐる駆け引き
第10回 面接/Face-to-face 不確実な環境に備える
第11回 面接/Face-to-face 助け合い
第12回 面接/Face-to-face 感染を科学する
第13回 面接/Face-to-face 生物の多様性
第14回 面接/Face-to-face 数理生物学の研究
第15回 オンデマンド(動画視聴)本講義のまとめ
進捗状況に応じて,講義の順番を入れ替える場合がある。
その場合,e-classを通じて事前に通知を行う。
教科書
参考書
巌佐庸 数理生物学入門 共立出版 ISBN:4320054857
巌佐庸 生命の数理 共立出版 ISBN:9784320056626
粕谷英一 行動生態学入門 東海大学出版 ISBN:9784486011316
紹介するトピックが多岐にわたるため,上記以外の参考文献については講義内で適宜紹介します。
出願開始
出願終了
承認結果公開日