テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
政策学部・総合政策科学研究科事務室
TEL:075-251-3107
FAX:075-251-3108
担当教員
開講期間
2024年4月9日(火)〜2024年7月23日(火)
3講時 13時10分〜14時40分(毎週火曜日)
※休講 2024年4月30日(火)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
・小テスト 50%
5回行います。
・期末レポート 50%
政策評価で一番大事なプログラム概念について課題を出します。
3回以上小テストを出していない人のレポートは採点しない。同じ内容,同じ文章のレポートが複数あった場合には「論文盗用」として,すべて不正とみなし,学部の規則に従って厳正に処分します。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
小テストを5回以上行います。受けていない人の試験は採点しません。
シラバスの内容は,授業の進捗状況によって,変更することがあります。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
<講義概要>
20世紀末,政策評価は突然政治と行政の場に登場して急速に普及したが,その実態はよく理解されていない。原因は「政策」概念の認識が不十分であること,「評価」の意味を誤解していること,そして政策系の大学,大学院でとりあげられることが少なかったことによる。そこでこの講義では政策評価の理論について,中央官庁で政策評価とODA評価の実務を担当した経験をふまえ,実際例をまじえながらアプローチするつもりである。なお,政治や行政の現場で実践されているという性格上,政治学,行政学,地方自治,行政法学の基礎知識は不可欠であり,また評価の方法を議論するためには経済学(マクロとミクロ),社会学,統計学の理解が欠かせない。さらに評価に対する組織的バイアスが発生する病理の理解には,組織論や心理学を知っておくべきであろう。政策評価は「応用社会科学」であると言われるのはこのためである。
<到達目標>
1.「政策」を「評価」することとは何か,理解できるようになること。
2.日本語で言う「評価」には,さまざまな意味や用途があるが,それを理解できるようになること。
3.国の府省や地方自治体の政策評価を論評できるようになること。
講義スケジュール
第01回 政策学における政策評価とは何か(オンデマンド)
第02回 政策評価の前提とそれに関わる概念
第03回 政策学と政策評価
第04回 評価学とは何か
第05回 業績測定と評価
第06回 地方自治体のさまざまな評価
第07回 政策評価の国際比較(1) 先進国
第08回 政策評価の国際比較(2) 途上国
第09回 日本の政策評価(1) 歴史と基本設計
第10回 日本の政策評価(2)
第11回 行政評価と政策評価
第12回 政策の価値,評価の規準と基準
第13回 プログラム評価
第14回 政策評価の新しい潮流
第15回 政策評価の課題,その解決,将来の展望(オンデマンド)
講義の中身を変更する可能性がある。講義の中で必ず次回まで予習しておくテーマを示すので,事前に学習して講義に出席すること。
教科書
山谷 清志 政策評価 BASIC 公共政策学9 ミネルヴァ書房 2012年出版 ISBN978-4-623-05658-3
講義ではこの教科書があるのでレジュメや資料は配布しません。
参考書
山谷清志・監修 プログラム評価ハンドブック 社会課題解決に向けた評価方法の基礎・応用 晃洋書房 2020出版 ISBN978-4771033962 評価の方法について詳しく説明している本です。おすすめです。
新藤宗幸 新自由主義にゆがむ公共政策 生活者のための政治とは何か 朝日新聞出版 2020出版 ISBN978-4022631039 重要な本です。
参照URL
総務省行政評価局 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/hyouka/index.htm
防衛省の政策評価 http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/
日本の自治体評価 http://www.mri.co.jp:80/NEWS/press/2009/2013655_1435.html
出願開始
出願終了
承認結果公開日