テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学センター
TEL:075-705-1425 FAX:075-705-1582
担当教員
開講期間
2024年09月24日(火)~2025年01月20日(月)
1講時 09時00分~10時30分(毎週月曜日)
※開講 2024/10/14(月・祝)
※休講 2024/11/04(月)
※曜日振替 2024/11/06(水)月曜授業
※休講 2024/12/30(月)
※休講 2025/01/13(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
授業中に課す質問課題(50%程度)、授業内での小テストあるいはレポート課題(50%程度)。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
チリの砂漠。世界の天文学・宇宙物理学における最先端の観測が最も盛んに行われている場所の一つである。ここに行って夜空を見上げると、自分たちがいかに巨大な構造の中にいるのかが実感できる。私たちの住む銀河系の中心があまりに大きくはっきりと見え、それを取り囲む無数の星が見えるのである。私たちはこの巨大な構造に比べるとあまりにちっぽけな存在であるかもしれない。しかし、素晴らしいのは、この構造を形作る一つ一つの星を、かなり深く私たちは理解することができる。そして、この理解が、現代天文学・宇宙物理学の基礎になっている、と言えるのである。
本講義では、まず宇宙物理学における、電波からガンマ線までの幅広い電磁波の観測を、空間分解能と地球大気による吸収を軸に、できる限り系統的に議論していく。その上で、宇宙の基本構成要素である恒星の観測を整理する。そして、すでに知っている物理学の知識を単純な形で適用していくと、星の構造とその中で起こっている過程を、明快に推測できることを示す。こうした推測に基づくと、さまざまな恒星や星団の観測結果に納得でき、恒星が白色矮星はたまたブラックホールになっていく過程が理解でき、そして私たちの銀河系全体の性質が理解できることを解説していく。
講義スケジュール
第1回 宇宙観測の原理1
第2回 宇宙観測の原理2
第3回 宇宙観測の原理3
第4回 宇宙の観測1
第5回 宇宙の観測2
第6回 宇宙の観測3
第7回 宇宙の観測4
第8回 恒星の観測とその姿1
第9回 恒星の観測とその姿2
第10回 恒星の観測とその姿3
第11回 恒星の内部の記述1
第12回 恒星の内部の記述2
第13回 星の進化1
第14回 星の進化2
第15回 星の進化3
教科書
参考書
「星の物理」 ジェームス B・ケイラー著
「シリーズ現代の天文学 第7巻 恒星」 野本憲一・定金晃三・佐藤勝彦 編
「Stellar Interiors: Physical Principles, Structure, and Evolution」 Hansen & Kawaler
「Principles of Stellar Evolution and Nucleosynthesis」 Donald D. Clayton
出願開始
出願終了
承認結果公開日