テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C321

科目名

芸能文化史

開講大学名

嵯峨美術大学

学内科目コード

学内科目名

芸能文化史

連絡先

事務局 教務グループ
(Tel:075-864-7867)

担当教員

樽井 由紀

開講期間

2025年9月25日(木)〜2026年1月29日(木)
5時限目15時50分〜17時10分(毎週木曜日)
※2025年12月25日(木)、2026年1月1日(木)は休み
※2025年10月16日(木)、2026年1月29日(木)は授業予備日

開講曜日・講時

木・5

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

試験・評価方法

ミニレポート40%・最終レポート60%
※毎回、ミニレポートを書いてもらいます。
※最終レポートは京都の行事に足を運び、自分の目で見てください。そして、その内容を自由に報告してください。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業概要】
日本の芸能文化のうち、それぞれの地域の生活文化と密接な関係を持つ民俗芸能を取り上げ、それらが生まれてきた歴史的・社会的背景、宗教との関係について学びます。授業は基本的に対面で行います。しかし、zoom、オンデマンドで行うこともあります。
【到達目標】
京都の民俗芸能を学びます。大念仏狂言を中心に、祇園祭、五山の送り火、六斎念仏、盆踊りなどを文献と映像で紹介します。実際に京都の行事に足を運び、京都の伝統芸能について語れるようになりましょう。
【履修上の注意】
講義中に適宜、京都や近畿圏で行われている関連した民俗芸能について紹介しますので、授業の合間を縫って現地へ足を運んで自分で見てください。
【事前学習・事後学習】
授業にあたっては、その回で取り上げる民俗芸能について辞書などで概要を調べてください(事前学習30時間)。
終了後には、講義内容をまとめるなどの復習をしてください(事後学習30時間)。

講義スケジュール

第01回 ガイダンス、授業の内容、成績のつけ方について説明します。
第02回 嵯峨清凉寺で行われる、嵯峨大念仏狂言の歴史と現在について解説後、動画で確認してもらいます。
第03回 壬生大念仏狂言の内容について解説した後、動画で理解を深めてもらいます。
第04回 千本閻魔堂大念仏狂言の内容について解説した後、動画で理解を深めてもらいます。
第05回 京都の祇園祭について歴史、概要を解説し、動画で内容を確認してもらいます。裏方の仕事についても紹介します。
第06回 祇園祭に飾られるタペストリーについて、鯉山町を事例に。後祭りの鯉山町ではベルギー製のタペストリーが飾られます。いつ誰が持ち込んだのかはっきりしたことはわかりません。また、一枚のタペストリーが鑿(のみ)で9分割されています。今回の授業では鯉山のタペストリーの謎に迫ります。
第07回 京都の夏の風物詩、鉦と太鼓、笛の演奏とともに、芸能が繰り広げられます。その歴史と現在を解説し、動画で確認してもらいます。
第08回 京都には京都独特の風流踊りが残っています。その歴史と現在について解説し、動画で確認してもらいます。
第09回 京都には上七軒、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町、と5つの花街があります。花街の生活について解説し、踊りなど芸に励む少女たちについて紹介します。
第10回 嵯峨という地域の歴史と文化について理解を深めましょう。
第11回 京都には剣鉾というものが伝わっています。剣鉾は祇園祭の初期の形とも伝わっています。その歴史と分布について紹介します。
第12回 五山の送り火について解説し、動画で確認してもらいます。裏方の仕事、継承問題など提示します。
第13回 京都北部の火祭りについて、広河原の松上げを事例に紹介します。
第14回 ゲストスピーカーをお迎え(嵯峨大念仏狂言の役者さん)
第15回 まとめと振り返り

教科書

参考書

授業内で紹介

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00