テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

B402

科目名

西洋建築文化史

開講大学名

京都橘大学

学内科目コード

a60203d950

学内科目名

西洋建築文化史

連絡先

教務課
TEL:075-574-4324
FAX:075-574-4134

担当教員

鈴木あるの(工学部建築デザイン学科教授)

開講期間

2024年10月5日(土)~2025年1月20日(月)
※原則として木曜日の午前中に授業動画を配信するので、当日含め4日以内に視聴し、日曜日の夜までに小テストを提出すること。

開講曜日・講時

単位数

2

開講期

後期集中

授業形態

オンラインのみ

遠隔授業として実施する

実施する

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

科目等履修生:32,000円

対象年次

授業定員

単位互換定員

20

京カレッジ定員

20

会場

オンライン

試験・評価方法

小テスト(60%)、参加度(40%)
※参加度は、「小テスト」の中の考察や質問の積極性を評価する。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

【準備学習(予習・復習)の内容】
予習:短い動画や資料やニュース記事を予習教材として配布し、そこで起こった疑問を提出させ、次の授業で解決していく。時には外国語の動画を視聴してもらい、次の授業で内容を日本語で解説する(過年度の受講生に試みて好評だったので、外国語に苦手意識のある学生も心配は要らない)。
復習:毎週、短答または選択肢式の「小テスト」と、80字程度の短文記述による「考察」を行う。

【準備学習(予習・復習)に要する時間】
1授業回あたり4時間半程度

【課題の内容】
毎週の「小レポート」において、当日の講義内容に関する考察や、予習教材に関する質問を提出する。提出された考察・質問から代表的なものや特徴的なものを選んで匿名の形でクラス全体で共有し、さらなるディスカッションへと発展させる。

【課題に対するフィードバック】
次回授業において履修者全体に対して、口頭もしくはプリント等の配布により講評する。/TeamsやUNIPA等で学生個人ごとにコメントを返す。

【アクティブラーニング実施の方法】
反転学習/ディスカッション/ピアインストラクション

【遠隔授業の実施形態】
フルオンデマンド型(非同期)

【遠隔授業の起点となるツール】
Microsoft Teams/ポータルサイト
※上記以外のツールを使用する場合は、授業開始前に起点となるツールを通じて、教員から履修者に使用するツールへのアクセス方法等をお知らせします。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【テーマ】
海外の歴史的建築や街並みの実例をビジュアルに紹介しながら、古代から近現代までの建築デザインを概観する。各時代の様式や年代や名称を覚えるのではなく、その背景にある社会制度・自然環境・建築技術・建築材料との関連性を考察し、「なぜそうなったのか」を解き明かすことを主眼とする。西洋建築を軸とするものの、広く中東・アフリカ・アジア・南米などの建築との比較検討や関連づけも試みる。また必要に応じ、美術・工芸・服飾・音楽など、関連する諸芸術分野にも触れる。必要に応じてヨーロッパ諸言語の解説を行い建築史の理解を助ける。

【授業の到達目標】
・古代から現代にいたるまで世界各地の様々な建築の様式を時代を追って理解し、変遷の流れをつかむ。
・それぞれのデザインの文脈、意味、必然性、建築をとりまく諸文化との関係を理解し、建築デザインの基本的な「考え方」を身につける。
・外国語および他国の文化に親しみをもつ。

【授業の概要】
古代から近代に至る西洋建築の歴史を、事例を交えながら概観する。様々な様式に関わる時代的背景や建築家の思想が建築の具現化に関わってきた過程を知ることで、建築の価値を読解する能力の養成に努める。具体的には、初期から中世のキリスト教建築、新古典主義、アーツ・アンド・クラフツ運動、分離派,ドイツ表現主義、バウハウス、ロシア構成主義、モダニズムの潮流(コルビジェ・ミース・ライト)、ポストモダニズム等について横断的に講義をすすめる。

【教員の実務経験・授業内容】
異文化理解を主題とした30年以上にわたる研究活動、アメリカとイタリアの設計事務所における実務経験、世界38カ国訪問歴にもとづき、できる限り実際に自分が入ったことのある空間を取り上げ、自分で撮影した写真を用いて講義を行う。

【履修上の注意点】
原則として木曜日の午前中に授業動画を配信するので、当日含め4日以内に視聴し、日曜日の夜までに小テストを提出すること。
大学京都コンソーシアムの単位互換生や京カレッジ生に配慮して3週目から授業を行うため、各回の授業が若干長くなる。
小テストに書かれた考察・感想・質問に応じて次の週の授業を作成するという双方向の授業であるため、積極的な参加が望まれる。

【教育目標】
・市民や社会人として必要とされる知識や教養の獲得
・知的関心をもって学修していく態度や心構えの養成
・自分自身や社会が直面するさまざまな問題を理解し解決する能力の養成
・建築計画、建築構造、建築環境をはじめとする創造的な建築設計に関わる知識を身につける
・人々が具体的に生活するなかで直面する諸問題を、ハードの側面からデザインする能力を身につける
・関係する人々とコミュニケーションを図りつつ、デザイン思考で課題解決に取り組もうとする態度を身につける

講義スケジュール

第01回 ガイダンス
第02回 古代
第03回 初期キリスト教とビザンチン
第04回 中世キリスト教
第05回 近世
第06回 新古典主義
第07回 近代-1(アーツ・アンド・クラフツ運動など)
第08回 近代-2(分離派、ドイツ表現主義など)
第09回 バウハウスとその周辺
第10回 ロシア構成主義とその周辺
第11回 モダニズム-1(コルビュジエなど)
第12回 モダニズム-2(ミース、ライトなど)
第13回 戦後の動向-1(ポストモダン以前)
第14回 戦後の動向-2(ポストモダン以降)、まとめ

教科書

なし

参考書

授業中に紹介する

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-14 05:00:00