テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
学生支援課
TEL 075-491-2141(代)
担当教員
開講期間
2025年09月20日(土)~2026年01月30日(金)
3講時 12時50分~14時20分(毎週金曜日)
最終週は定期試験週
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
■成績評価の基準
・定期試験(課題):60%
レポート課題1 ソーシャルビジネスの具体的な事例をについて調べてまとめ考察してください。
レポート課題2 ソーシャルビジネスのビジネスプランについて自分のアイデアを具体化してください。
・授業内課題:40%
授業時のミニレポートなど
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
■授業のテーマ
社会問題解決に挑戦するソーシャルビジネス(ソーシャルスタートアップ)の起業戦略
■授業の概要
ソーシャル・マーケティングの技法や民間企業の経営手法を取り入れて事業収入を増やして財政的に自立し、広く社会利益の実現を目指す新しい経済組織、社会的企業(ソーシャルエンタープライズ)に着目する。社会的企業には、狭義には行政でも非営利団体でもない事業体、営利企業、株式会社などの組織形態をとるものを指すが、広義には営利・非営利問わずさまざまな組織形態が含まれる。
今日、貧困問題、教育格差、医療問題、地域創生、国際貢献、気候変動など、さまざまな社会問題の解決に対して事業で取り組む社会的企業が広がっている。しかしながら、社会問題解決をめざす事業であるソーシャルビジネスを起業するソーシャル・スタートアップは、特有のジレンマのため、伸び悩み大きな社会的成果をもたらすことが実現できていない。
本授業では、起業家的方法であるエフェクチュエーション、ソーシャル・スタートアップの戦略、社会的企業の事例について学ぶ。
■授業の目的・ねらい
(1)起業家的方法であるエフェクチュエーションについて学ぶ。
(2)ソーシャル・スタートアップの戦略について学ぶ。
(3)社会的企業の事例について学ぶ。
(4)社会問題解決を事業という手段によって挑戦するソーシャルビジネスのアイデア、プランについて考える。
■到達目標
・社会的企業とは何か、具体的な事例について理解する。
・ソーシャル・スタートアップにおいて、組織を成長させ、インパクトを最大化する5つの戦略などについて理解する。
・事例を調査分析したり、ソーシャルビジネスのビジネスプランを策定するなど、授業で指示される課題に取り組み、スキルを高める。
■授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
・授業時に指示される宿題課題、レポート課題に授業時間外に取り組む。
講義スケジュール
■毎回の授業のテーマ・内容
第1回 授業のねらいとなんのために受講したのかの交流
第2回 社会的企業とは何だろうか
第3回 エフェクチュエーション(1)起業家的方法
第4回 エフェクチュエーション(2)手中の鳥の原則・許容可能な損失の原則
第5回 エフェクチュエーション(3)レモネードの原則・クレイジーキルトの原則
第6回 エフェクチュエーション(4)飛行機のパイロットの原則・全体プロセス
第7回 エフェクチュエーション(5)事例研究
第8回 社会的企業の事例研究
第9回 ソーシャル・スタートアップの戦略(1)アイデアをテストする
第10回 ソーシャル・スタートアップの戦略(2)インパクトを測定する
第11回 ソーシャル・スタートアップの戦略(3)実験的な資金調達を行う
第12回 ソーシャル・スタートアップの戦略(4)共同でリーダーシップをとる
第13回 ソーシャル・スタートアップの戦略(5)優れたストーリーを生み出す
第14回 ソーシャルビジネスのアイデア、プランをつくってみよう
第15回 本授業のふりかえりとフィードバック
教科書
『ソーシャル・スタートアップ』キャサリーン・ケリー・ヤヌス著 高崎拓哉訳(英治出版)
『エフェクチュエーション』吉田満梨・中村龍太(ダイヤモンド社)
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日