テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
農学部学部教務掛
TEL:075-753-6012 FAX:075-753-6005
担当教員
農学研究科 教授 中野 龍平
農学研究科 准教授 井上 博茂
農学研究科 助教 長坂 京香
農学研究科 助教 岩橋 優
農学研究科 助教 牧 隆宏
農学研究科 助教 木下 有羽
農学研究科 助教 村田 和樹
化学研究所 教授 若宮 淳志
エネルギー科学研究科 准教授 尾形 清一
かずさDNA研究所 名誉研究員 柴田 大輔
龍谷大学農学部 講師 滝澤 理仁
元京都府立大学 特任教授 山下 満智子
開講期間
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【評価方法】
試験の成績と平常点評価により評価する。なお、それぞれの比率は25%、75%を目安とする。
平常点評価は、全ての講義・実習へ取り組む姿勢の評価を含む。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
・本科目は京都大学附属農場(京都府木津川市)で実施する実習と北部構内農学部総合館(京都市左京区)で実施する講義から構成される夏期集中実習である。
・大学生の実験・実習を対象とする学生保険に加入していることを履修の要件とする。
・受講定員を上回る受講登録者があった場合は、提出させる受講動機等の内容を勘案して受講の可否を決定する。
・集中実習初日の農学部総合館での講義の中で農場実習に関する注意事項などを説明するので、その講義に参加しない者に以降の履修を認めない場合がある。
・附属農場での実習実施日は、京都大学農学部(京都市左京区)と附属農場間のスクールバスを運行する。(自家用車、二輪車(バイク)による木津農場へ来場は認めない)。
・受講登録後の履修許可に関する連絡等、履修のために必要な連絡は、メールで行うので、登録したメールアドレスのメールを常に確認すること。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要・目的】
人類の生存にかかわる食料問題、環境問題、エネルギー問題等の地球的課題を解決するため、現在、様々な新技術が開発されつつあるが、それらをどのように統合するのかがこれからの課題である。現在の農業生産では、多量の化石燃料消費とCO2排出により、エネルギー投下型で大きな環境負荷を与えており、再生可能エネルギーによる農作物の生産を志向する必要がある。一方、農地はエネルギー生産の大きなポテンシャルを有するが、農作物の生産を妨げないエネルギー生産が求められる。この再生可能エネルギーによる農作物の生産と、農地における再生可能エネルギー生産を同時に行う農業をグリーンエネルギーファームと位置づけ、京都大学附属農場(木津農場)では太陽光発電パネルなどが設置され、学内異分野との学際研究によりグリーンエネルギーファームの実証に取り組んでいる。そこで、本科目は木津農場での農業生産に関する実習と京都大学農学部(北部構内)での講義を組み合わせて実施して、農業生産と食およびグリーンエネルギーファームに関する現在の問題と将来の展望について理解を深める。
【到達目標】
農作物の栽培実習と収穫した作物の調理実習及びグリーンエネルギーファームに関する講義により、農作物の生産と再生可能エネルギーの生産および食についての理解を深める。農業生産の現場における経験を踏まえることによって現実的な視点にたって考える力や発想力を養う。エネルギーの貯留方法や農地とそれを取りまくコミュニティーにおける農作物とエネルギーの地産・地消のあり方を考え、グリーンエネルギーファームの社会実装に向けた方法論を考察するための基礎を習得する。
講義スケジュール
1日目〔北部構内での講義〕【1限】ガイダンス(附属農場教員)、【2限】グリーンエネルギーファーム総論 (柴田)、【3限】グリーンエネルギーファーム開発論(若宮)、【4限】グリーンエネルギーファーム経済学(尾形)【5限】トマトのゼロエネ栽培の可能性(滝澤)
2日目〔北部構内での講義〕【1限】青果物の流通(中野)、【2限】食の文化人類学(佐藤)、【3限】和食の基本と炊飯 (山下)、【4限】ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環 (未定)、【5限】耕地生態系とは何か(井上)
3日目〔木津農場での実習〕イネの栽培学と実習(岩橋・村田)、果樹の栽培学と実習(長坂)
4日目〔木津農場での実習〕蔬菜の栽培学と実習(牧)、花卉の栽培学と実習(木下)、〔総括〕試験、フィードバック
なお、5限は18:00終了の予定。
作物の生育状況やその他の事情で内容を変更する場合がある。
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日