テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
担当教員
開講期間
2024年10月3日(木)~2025年1月23日(木)
2講時 10時40分~12時10分(毎週木曜日)
※休講2024年12月26日(木)、2025年1月2日(木)
※定期試験期間2025年1月30日(木)に試験がある可能性あり
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【準備学習の内容】
基本的に初学者でも安心して受講できるように配慮しながら講義を進めて行きます。有志の方には、仏教の基礎知識と、漢文訓読を前向きに学んで頂くと、一層理解の促進に繋がるのでしょう。また、各回の授業に臨む前に関連の内容を30分間ほど予習しておくことが必要です(予習の範囲は授業中に予告します)。
【教室について】
ポータルサイトの「お知らせ」へ掲示します。不明な点があれば連絡先までお問い合わせください。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
禅宗の歴史的展開を主軸として、その学(思想)と行(修行実践)との両面を重視しながら、禅の基礎知識について一緒に学んでいきます。仏教が古代インドから、東南アジア・チベット・中国などの地域に伝わっていく中で、様々な変容を経て現地に定着したのですが、中国における禅宗の形成と展開は正しくその代表例と言えます。古代インドにおける身心の修行法としての禅が、中国仏教の一宗派である禅宗となって展開していき、さらに、禅宗が中国から朝鮮半島・日本などに伝わり現代まで伝承されてきています。その中で如何なる受容と変容のプロセスがあったか、という問いを念頭に置きつつ、禅宗史上における重要な祖師の生き方・言説を辿りながら禅の心象世界を探っていきます。後期の授業では日本禅宗に重点を置いて講義します。
【到達目標】
日本禅宗史上における重要な人物とその禅法について理解し、日本禅宗の発展の筋道を捉えることが授業の目標です。また、授業を通して、歴史に名を残した禅僧たちの生き様と精神世界を文献から読み取り、「禅とは何か」という命題を各々味得し、そして心得たものを日々の生活と行動に移すことで自らの人生の糧となることが期待されます。
講義スケジュール
第01回 前期の復習、禅宗の「五家七宗」について
第02回 日本における禅宗の伝来
第03回 大日能忍と日本達磨宗
第04回 栄西と『興禅護国論』
第05回 道元と日本曹洞宗
第06回 円爾とその禅法
第07回 渡来僧の時代:蘭渓道隆と無学祖元
第08回 夢窓疎石と『夢中問答集』
第09回 五山制度の確立と五山文学
第10回 宗峰妙超と関山慧玄
第11回 隠元の渡来と日本黄檗宗
第12回 盤珪永琢と「不生禅」
第13回 白隠慧鶴と「白隠禅」の展開
第14回 近現代の禅
第15回 後期の総括
教科書
参考書
伊吹敦[2001]『禅の歴史』京都:法蔵館
今枝愛真[1986]『禅宗の歴史』(改訂増補版)東京:至文堂
荻須純道[1980]『禅宗史入門』京都:平楽寺書店
竹貫元勝[1989]『日本禅宗史』東京:大蔵出版
出願開始
出願終了
承認結果公開日