テーマ

G.自然・環境を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

G219

科目名

人類と放射線

開講大学名

京都大学

学内科目コード

G105

学内科目名

人類と放射線

連絡先

京都大学吉田キャンパス 吉田南構内
国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口 
TEL:075-753-6511

担当教員

複合原子力科学研究所 特定教授 沖 雄一
複合原子力科学研究所 助教   髙橋 佳之
複合原子力科学研究所 教授   堀 順一
複合原子力科学研究所 教授   木野村 淳
複合原子力科学研究所 准教授  上林 宏敏
複合原子力科学研究所 准教授  福谷 哲
複合原子力科学研究所 准教授  石 禎浩
複合原子力科学研究所 講師   木野内 忠稔
複合原子力科学研究所 准教授  高田 匠
複合原子力科学研究所 教授   藤川 陽子
複合原子力科学研究所 教授   齊藤 泰司
複合原子力科学研究所 教授   鈴木 実
複合原子力科学研究所 准教授  茶竹 俊行
複合原子力科学研究所 教授   山村 朝雄

開講期間

2024年4月12日(金)~2024年7月19日(金)
3講時 13時15分~14時45分(毎週金曜日)
※休講等による振替授業可能日:7月17日(水)
※試験期間:7月23日(火)~7月29日(月)
※フィードバック期間:7月30日(火)~8月5日(月)

開講曜日・講時

金・3

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

全回生

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

吉田キャンパス

試験・評価方法

レポート試験(75点満点)と平常点20点(出席が4回以下は0点、講義への参加5回以上で1回ごとに2点)および講義感想文(5点)の合計で成績評価とする。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

【授業教室】京都大学吉田キャンパス 吉田南構内 1号館3階 1共32

理科の苦手な学生にとっても理解しやすい講義となるように心がける。希望する学生に対して複合原子力科学研究所(熊取)の見学会を計画している(詳細未定、単位とは無関係)。R5年度の開催実績としては、8月下旬の水曜日に見学会を2回開催した(交通費は複合原子力科学研究所の負担)

【授業外学習(予習・復習)等】
各単元は教員が交代するオムニバス方式であるので、各週の開講講義の内容を事前に把握したうえで受講すること。前週との関連はあまり多くないため、その週の疑問点は講義終了後などに質問をして単一週で内容理解を完了するよう心掛けたい。なお、質問などは講義終了後も随時受け付けているので、関連する教員に連絡をとって積極的な質問、フォローを推奨する。

【履修要件】
特になし

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
放射線は、宇宙・地球上における自然現象に深く関与している。また、医学をはじめ、物理学、化学、生物学、工学、農学等あらゆる分野において放射線の利用が行われている。授業では、放射能と放射線の本質、原子炉・原子力利用とこれに伴う廃棄物処理の仕組みや生物への影響、生命の関わり、医学での利用、物質科学研究への利用など、人類と放射線との関わりについて、基礎・応用分野にわたって多角的に講述し、原子炉や加速器を用いた研究の世界も紹介する

【到達目標】
放射線の本体を理解し、それをどのように生み出し、処理し、また利用しているのかを履修する。各項目を学び考察することにより、放射線の発生原理と有効な利用について基礎的な知識を得ることができ、高度な教養知識および専門に至る応用展開に資することができる。

講義スケジュール

フィードバックを含めた全15回の授業で、以下のような内容の講義を1~2回で進める予定である。
  
(放射線の本体を知る)
  放射線と放射能            沖  雄一  准教授
  放射線を測る             高橋 佳之  助教

(放射線を作る)
  原子炉の仕組み           堀  順一  准教授
  原子炉と材料            木野村 淳  教 授
  原子炉施設の耐震性         上林 宏敏  准教授
  放射性廃棄物の処理と処分      福谷  哲  准教授
  加速器の世界            石  禎浩  准教授
 
(放射線の影響を知る)
  放射線と生命             木野内 忠稔 講 師
  放射線による健康影響         高田  匠  准教授
  福島原発事故の環境影響        藤川  陽子 准教授

(放射線を利用する)
  中性子イメージング          齊藤 泰司  教 授
  放射線による癌の治療         鈴木 実   教 授
  中性子ビームで見る物質の構造     茶竹 俊行  准教授
  人工の元素や同位体の利用と課題    山村 朝雄  教授

教科書

未定
担当教員による各担当講義の教科書的説明冊子をPandAに提示。各自ダウンロードして予習、復習を行う事。なお、一部講義は下記参考書の内容をもってあてることがある。

参考書

『研究炉の世界』 ISBN:ISBN4-906601-01-4 C1040
『原子力安全基盤科学1』(京都大学出版会) ISBN:9784814001071 (原子力発電所事故と原子力の安全)
『原子力安全基盤科学2』(京都大学出版会) ISBN:9784814001088 (原子力バックエンドと放射性廃棄物)
『原子力安全基盤科学3』(京都大学出版会) ISBN:9784814001095 (放射線防護と環境放射線管理)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00