テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C221

科目名

作品研究I

開講大学名

京都芸術大学

学内科目コード

518004

学内科目名

作品研究I/舞台芸術論II

連絡先

教学事務室 教務担当 TEL:075-791-9125

担当教員

岡田蕗子

開講期間

2023年4月18日(木)~2024年7月25日(木)
5講時 17時30分~19時10分(毎週 木曜日)

開講曜日・講時

木・5

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

無し

対象年次

2年次以上

授業定員

60

単位互換定員

5

京カレッジ定員

0

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

<評価基準>
・ [ 知識・情報収集力 ] 授業で学んだ内容を理解し、自主的に現代演劇に関する情報を幅広く集め、現代と演劇の多様な結びつきを実感することができる。さらに、演劇領域からとは異なる領域の情報を活用しながら、自分の観点や問題意識を育てることができる。さらに、書籍や先行研究や資料等を自主的に参照しつつ、自分の観点や問題意識を客観的に捉えかすことができる。その観点や問題意識を説得的に第三者に伝えることができる。

・ [ 倫理観 ] 毎回の授業で何が問題とされているのかを理解することができる。授業で得た観点と自分の関心を関連付け、現代社会や文化、歴史などの諸要素の中で考察することができる。考察した結果を、第三者に対して適切な言葉を用いて、伝えることができる。その言葉が鋭い批評性と強い説得力、独創性を持つ。

・ [ 論理的思考力 ] 全体の授業内容を理解し、そこで得られた知識や問題意識を使いながら、自身の問題意識の中でその概観を捉えなおし、批評的視点を持って自身の言葉で口述・論述できる。その言葉に論理的矛盾がなく、確かな説得力と独創性がある。

<評価方法>
コメントカード 20%
中間レポート 20%
期末レポート 60%

超過時の選考方法

抽選

別途負担費用

レポート執筆のための観劇に関わる費用

その他特記事項

【授業について】
・必要な資料は配布するか、GoogleClassroomで共有します。レポート執筆にあたっては、それらの資料を活用することを求めます。
・観劇をして、それを分析をするレポート課題を出します。そのための費用がかかります。
・授業の進捗状況などにより、計画は変更になる可能性があります。

【その他】
・履修許可通知後の受講手続きは特にありません。履修生証の発行も行いませんが、本学に受講に来る際には必ず所属大学の学生証を持参してください。
・駐車場、バイク駐輪場はありませんので公共交通機関をご利用ください。
・学内で教科書等の販売は行っておりません。一般書店でお買い求めください。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】舞台芸術の構造を捉え、文章で記述したり他者と共有したりするための視点を学びます。取り上げる作品はアングラ演劇や2・5次元ミュージカル、映像演劇などできるだけ幅広く扱う予定です。
【到達目標】各自の問題意識の中で「現代演劇」を捉えなおし、批評的視点を持って論述することができる。

講義スケジュール

1. イントロダクションー上演芸術の特殊性
2. 上演を組み立てる諸要素-言葉・身体・空間・時間・音響
3. 劇言語と近代日本語(1)-新劇と翻訳文化
4. 劇言語と近代日本語(2)-アンダーグラウンド演劇と身体
5. ドラマ演劇とポストドラマ演劇(1)-「ドラマ」で描けないものとは?
6. ドラマ演劇とポストドラマ演劇(2)-ジャンルを横断すること
7. 現代演劇と現代美術
8. 現代演劇と映像芸術
9. 現代演劇と音楽
10. 現代演劇とダンス
11. 「演出」の思想(1)-現代における「演出」とは?
12. 「演出」の思想(2)-「古典」を読みなおすこと
13. 観劇レポートフィードバックー「現代演劇」の一側面
14. 現代における演劇の射程を考える

教科書

参考書

・鈴木理映子+フィルムアート社=編『〈現代演劇〉のレッスン:拡がる場、越える表現』 フィルムアート社、2014年
・エリカ・フィッシャーリヒテ『演劇学へのいざない―研究の基礎』国書刊行会、2013年
・エリカ・フィッシャーリヒテ『パフォーマンスの美学』論創社、2009年
・須川亜紀子『2・5次元文化論』青弓社、2021年

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00