テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
京都大学吉田キャンパス、吉田南構内
国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口
TEL:075-753-6511
担当教員
フィールド科学教育研究センター 教授 徳地 直子
フィールド科学教育研究センター 教授 舘野 隆之輔
フィールド科学教育研究センター 准教授 長谷川 尚史
フィールド科学教育研究センター 准教授 伊勢 武史
フィールド科学教育研究センター 准教授 石原 正恵
フィールド科学教育研究センター 准教授 小林 和也
フィールド科学教育研究センター 助教 坂野上 なお
フィールド科学教育研究センター 助教 中西 麻美
フィールド科学教育研究センター 助教 松岡 俊将
フィールド科学教育研究センター 助教 杉山 賢子
フィールド科学教育研究センター 特定助教 張 曼青
生態学研究センター 准教授 佐藤 拓哉
フィールド科学教育研究センター 特任助教 横部 智浩
開講期間
2024年4月12日(金)~2024年7月19日(金)
2講時 10時30分から12時00分(毎週金曜日)
※休講等による振替授業可能日:7月17日(水)
※試験期間:7月23日(火)~7月29日(月)
※フィードバック期間:7月30日(火)~8月5日(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
各回でのレポートおよび平常点評価による採点を基準とする。担当教員によって評価基準が異なることに注意すること。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【授業教室】京都大学吉田キャンパス・吉田南構内・総合館東棟1階・共東11
森林に関する多面的な講義を予定しているので、文系理系に関わらず受講を歓迎します。
【授業外学習(予習・復習)等】
フィールドセンターのHPなどを用いて、森林に関する情報を確認しておく。
【履修要件】
特になし
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
森林について、森林をとりまく社会情勢、林業の現状、森林の生態学的把握、森林の生み出す機能、森林をよりよく利用するための方策など、多方面から森林を解析し、総合的に森林に対する理解を深める。
【到達目標】
森林について多面的に学習を通じて、科学的知見に基づき森林のあり方を検討することができるようになる。
講義スケジュール
我が国は国土面積の2/3を森林が占めており、先進国の中でも際立った存在である。循環型資源である森林資源は、地球規模での環境問題の深刻化を受けて、再びその有効利用が注目され、我が国でも一時は19%まで下落した木材自給率は約半世紀ぶりに40%台を回復した。しかし一方で、依然として管理が放棄された森林は多く残されており、また森林資源の過利用は気象の激化にともなって災害の起点となるおそれもある。本講義では、我が国の自然環境ならびに森林を取り巻く状況を紹介したのち、生態学的な視点から森林の更新維持機構を学習し、物質循環を通じた森林の持続可能性について論じる。さらに、これらの知見をもとに、森林・木材の利用と管理についての検討を加える。
以下の各テーマについてフィードバックを含む全15回で講義を行う(予定)。講義順が前後したり,2回に分けて実施したりすることがある。
詳しくは授業中に説明する。
1 日本の森林 石原
2 日本の森林の現状と課題 徳地
3 森林での生物多様性 松岡
4 生物進化と樹木群集 小林
5 森林における生物間相互作用 杉山
6 森林-河川生態系における
生物多様性と生態系機能 佐藤
7 森林生態系の炭素循環 伊勢
8 森林生態系の養分循環 舘野
9 花粉症問題と森林 中西
10 造林政策(仮) 未定
11 森林資源の利用 長谷川
12 木材の消費・流通システム 坂野上
13 環境社会学では「森林」をどう考えているのか 張曼青
14 森林土壌 横部智浩
15 フィードバック
教科書
授業中に指示する
講義に際して使用するテキストをPandAよりダウンロードしておくこと。
参考書
(参考書)
石井弘明、徳地直子、榎木勉、名波哲、廣部宗編『森林生態学』(朝倉書店) ISBN:978-4-254-47054-3
森林立地学会編『森のバランス』(東海大学出版会)
伊勢武史『学んでみると生態学はおもしろい』(ペレ出版)
(関連URL)
https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/ (京都大学フィールド科学教育研究センターHP)
出願開始
出願終了
承認結果公開日