テーマ

G.自然・環境を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

G119

科目名

野生動物学入門

開講大学名

京都大学

学内科目コード

学内科目名

野生動物学入門

連絡先

国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口 075-753-6511

担当教員

野生動物研究センター 教授  村山 美穂
高等研究院      准教授 山本 真也
野生動物研究センター 助教  徳山 奈帆子

開講期間

4月14日(金)~7月21日(金)
4講時 15時00分~16時45分(毎週金曜日)
※休講等による振替授業可能日:7月18日(火)
※試験期間:7月24日(月)~7月28日(金)
※フィードバック期間:7月31日(月)~8月4日(金)

開講曜日・講時

金・4

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

主として1・2回生

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

吉田キャンパス

試験・評価方法

定期試験(筆記)による絶対評価
ただし、新型コロナウィルス感染症により、教室での試験の実施が困難な場合は、レポートなどの課題によって評価するところがある。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

授業教室:京都大学 吉田キャンパス 吉田南構内 学術情報メディアセンター南館 地下講義室

履修要件:
高校等での生物の履修経験は必要としない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。

授業外学修:
予習は特に必要ない。授業で、特に重要な概念・用語などを指摘するので、それらを復習することで、基礎的な知識を身につけてほしい。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

授業概要:
野生動物や動物園・水族館など飼育下の動物を対象とした、動物の生態・行動・社会・保全などの研究について解説する。一連の講義を通じて、野生動物の研究を概観する。また、動物の生態学、動物行動学、進化学、保全生物学、心理学などの研究領域の基本的な考え方を学ぶ。

到達目標:
動物生態学、動物行動学、行動生態学、保全生物学などの基礎的な考え方を学ぶ。また、そのような考え方から、環境問題や人間の行動や心理といった身近な現象を捉えなおし、さまざまな視点から物事を見ることを目指す。

講義スケジュール

授業計画と内容:
以下の主題に関して、野生動物研究センターの教員がリレー形式で概説する。詳細な講義日程、各回の講義内容などについては、初回の講義においてアナウンスする。
1)野生動物を遺伝子解析によって理解する(5回)村山
 直接観察が難しい野生動物でも、DNAを調べることで、保全に必要な情報が得られる。遺伝マーカーの解析による種判別、性判別、血縁判定、多様性解析、個体数推定について、方法や応用など、例をあげて説明する。また観察情報と遺伝情報を合わせて展開される野生動物の行動生態研究の様々な可能性について解説する。
2)野生動物の生態・保全(4回)徳山
 野生動物の生態についての基礎的な知識や調査手法を陸生哺乳類の例を紹介しながら解説する。また、野生動物の保全において問題となる人と野生動物との間に生じる軋轢についても解説し、人と動物の共存のために必要な取り組みについて、国内外の事例を紹介する。
3)野生動物の行動、社会、認知(5回)山本
 動物たちは、どんな行動をするのだろうか?どんな社会を築いているのだろうか?何を考えているのだろうか?多様な動物種の行動、社会、心に迫る比較研究について概説する。このような研究と保全や動物福祉、さらには人間理解へのつながりについても紹介する。
4)フィードバック(1回)
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教科書

使用しない

参考書

(参考書)
京都大学野生動物研究センター『野生動物─追いかけて、見つめて知りたい キミのこと』(京都通信社)ISBN:978-4-903473-60-4
(野生動物研究センターの様々な研究活動を、初心者にも分かりやすく紹介している。)

(関連URL)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/link.html(野生動物研究センター)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2023-04-14 05:00:00