テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C211

科目名

観光デザイン概論

開講大学名

嵯峨美術大学

学内科目コード

学内科目名

観光デザイン概論

連絡先

事務局 教務グループ TEL.075-864-7867

担当教員

小畑 博正

開講期間

2024年4月17日(水)〜2024年8月7日(水)
2時限目10時30分〜11時50分(毎週水曜日)
※2024年5月1日(水)は休み
※2024年8月7日(水)は授業予備日

開講曜日・講時

水・2

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

試験・評価方法

授業内での発言等積極的参加30% レポート70%(中間レポート30% 期末レポート40%)

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業概要】
「デザイン思考」という考え方も広く認知されるようになりました。この思考とはひとつひとつの思考の積み上げの上方にまず目標があり、その目標が新たなイノベーションのスタートアップのための起点となるという考えであるといえます。
観光においても「デザイン思考」の考えをベースに、構想、アイデア、イマジネーション、意志、こころざし、行為などの無形のものから、実際のモノ、コト、ヒトなどの有形のものまでを総合的にプロセス全体の設計、企画、制作することが重要である。
本授業は観光というフィールドで、商品開発力、ブランド構築力、サービスおよびプレゼンテーション力を磨き育むことを目的としている。
【到達目標】
社会にとっての観光デザインの意義と必要性を理解でき、説明できる。また広い視野をもって世界を俯瞰し、国際比較することを通して、改めて自国の魅力を説明、発信することができる。
【履修上の注意】
授業だけに留まらず、インターネットやテレビ、雑誌など様々なメディアの観光関連の話題を積極的に情報収集し、興味をもって日々接していく姿勢で臨んでください。
【事前学習・事後学習】
観光デザインの役割や概要を把握し、今後の幅広い発想やデザインの基礎を着実に個人の中に取り込んで下さい。(事前学習30時間、事後学習30時間)

講義スケジュール

※毎回、授業内容に関する意見、質問などコメント提出があります。
※毎回、授業では可能な限りの映像資料を提供した展開とします。事前学習ではその日の事例の背景等をしっかり調べましょう。
※毎回、事後学習では体系的に整理することを期待します。
第01回 観光デザインとは?①デザインから観光へ デザインの本質と領域の広がりと社会性を学びます
第02回 観光デザインとは?②観光からデザインへ 観光機会の創出と都市の総合マネジメントを学びます
第03回 観光デザインの思想 その思想と求められる社会的役割を学びます
第04回 観光の概念と意義と歴史 なぜ今観光なのかを学びます
第05回 観光ビジネスの現状①中核である旅行産業の歴史と現状
第06回 観光ビジネスの現状②外国人誘客インバウンドビジネス
第07回 観光ビジネスの現状③地域の日常を活用する地方都市の戦略
第08回 観光デザイン事例①外国人観光客誘致
第09回 観光デザイン事例②日本版IRを取り巻く環境
第10回 観光デザイン事例③島嶼僻地の事例
第11回 観光デザイン事例④京都のオーバーツーリズム
第12回 観光デザイン事例外部ゲストスピーカーによるコンテンツツーリズム(予定)
第13回 観光デザイン事例⑤もうひとつのデザイン VUCAの時代
第14回 観光デザイン事例⑦異業種参入によるイノベーティブ戦略
第15回 まとめと課題レポート作成について 課題レポートを受講者が発表し、それらについて意見交換します。

教科書

適宜プリントを配付

参考書

人はなぜ食を求めて旅に出るのか フードツーリズム入門 中村忠司編著 晃洋書房
その他適宜授業内で指示します。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00