テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C319

科目名

ビジュアルデザイン論

開講大学名

嵯峨美術大学

学内科目コード

学内科目名

ビジュアルデザイン論

連絡先

事務局 教務グループ TEL.075-864-7867

担当教員

坂田 岳彦

開講期間

2024年9月26日(木)〜2025年1月30日(木)
2時限目10時30分〜11時50分(毎週木曜日)
※2024年10月17日(木)、2025年1月30日(木)は授業予備日

開講曜日・講時

木・2

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

試験・評価方法

平常点(80%)、レポート試験(20%)

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業概要】
人間は情報の大部分を視覚から受けるといわれ、文字言語や音声言語と同等またはそれ以上に視覚言語が重要視されます。印刷や平面媒体を前提とした従来概念に加え、マルチメディアやデジタル技術の発達によりビジュアルデザインの領域はますます広がりを見せています。その表現要素を学び、メディアへの展開を考察しながら、ビジュアルデザインの役割と今後の可能性を考察します。
【到達目標】
デザインの主軸をなしている視覚言語を通して、「伝えたい情報を的確に伝えるにはどうすればよいか」という思考力を養うことを目標とする。
【事前学習・事後学習】
身の回りの印刷物を見るとき「なぜこの色なのか、なぜこの書体なのか、なぜこの構図なのか」というように、ビジュアル要素の一つひとつに着目して観察するようにしてください(事前学習30時間)。
事後学習として、「自分ならこのようにする」といった批評をしながら見るように心がけてください(事後学習30時間)。

講義スケジュール

第01回 ビジュアルデザインの概要
第02回 ビジュアルデザインの表現要素:色彩1
三原色、色の三属性、色の感情効果、色の誘目性、色彩嗜好
第03回 ビジュアルデザインの表現要素:色彩2
流行色について考える
第04回 ビジュアルデザインの表現要素:形と構成
形の分類、黄金比(黄金分割)、ルート2分割、シンメトリー(左右対称)、等量分割、構成、反復による装飾紋様、錯視
第05回 ビジュアルデザインの表現要素:イラストレーションと写真
イラストレーション、写真、訴求力のスケール
第06回 ビジュアルデザインの表現要素:タイプフェイスとタイポグラフィ
タイプフェイス、さまざまなフォント、書体の選び方、タイポグラフィ
第07回 ビジュアルデザインの表現要素:ダイアグラム
表、グラフ、スコア、チャート、マップ、図解イラストレーション
第08回 ビジュアルデザインの表現要素:サインコミュニケーション
サインとは、サインデザインの歴史、サインデザインの役割・機能、これからのサイン
第09回 メディアへの展開:広告デザインの歴史
広告とは、広告の悪と善、ポスターの歴史
第10回 メディアへの展開:さまざまな広告メディア
第11回 メディアへの展開:企業デザイン戦略
CI / BI / VI、なぜ CI を導入するのか、CI の進め方
第12回 メディアへの展開:パッケージデザイン
パッケージデザイン、コンシューマパッケージ、コンテナパッケージ、ネーミング、リサイクル
第13回 メディアへの展開:エディトリアルデザイン
エディトリアルデザイン、縦組み・横組み、綴じ方、装丁、ブックデザイン、レイアウト基本講座
第14回 ビジュアルデザインの表現技術、ビジュアルデザインの社会性
紙について、印刷の種類、メディアの耐久年数、公共広告、色覚障害・視覚障害(弱視)への対応
第15回 デザイナーのさまざまな試み

教科書

毎回、レジュメを配付

参考書

毎回の授業で提示

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00