テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

H317

科目名

現代観光論

開講大学名

京都文教大学

学内科目コード

U265204

学内科目名

現代観光論

連絡先

教務課
TEL 0774ー25ー2426
FAX 0774ー25ー2498

担当教員

片山明久(総合社会学部総合社会学科)

開講期間

2024年09月25日(水)~2025年01月15日(水)
4講時 14時40分~16時10分(毎週水曜日)
※休講 2024年12月26日(木)~2025年01月03日(金)

開講曜日・講時

水・4

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

2年次以上

授業定員

60

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

・学期末試験 40%
 提出の有無並びに記入内容を評価します。試験には記述式の問題を含むことがあります。
・平常点評価 60%
 出欠の状況、並びに毎回のコメントシートのうち評価に値すると判断されたものには加点します。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

・教員からのメッセージ
この授業を通して、皆さんが「観光と地域」の関係だけではなく、「観光と個人(私たち)」の関係についても考えるようになっていただければと期待しています。

・教員との連絡方法
katayama.akihisa@gmail.com までメールを下さい。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

・講義概要
本講義では、現代における新しい観光現象を紹介し理解することで、「(現代人である)私たちは観光に何を求めるのか」という問いにアプローチし、考察することを目的とします。アプローチの視点としては、コンテンツツーリズムを主とし、アートによる「地域文化振興」や「ものがたり観光」という概念を用います。授業では理解を深めるために、外部からの講師・スピーカーにも複数回参加していただく予定です。
 また本講義では、コンテンツツーリズムの事例や参考研究として、旅行者数や対象地域の数、さらに多くの先行研究が存在しているという理由から、主にアニメ聖地巡礼を中心に取り扱います。受講者においては、初回授業で案内するアニメ作品を視聴の上出席されることを勧めます。尚、シラバスにおいて予定している授業計画は、内容や順序において適宜変更を加える場合があるので、予めご了解ください。

・到達目標
以下の能力の獲得を到達目標とします。  
1.ひとつの現象に対して複数視点からのアプローチを用いることの有効性を理解し、応用できるようになること。  
2.事例の検討を通して、そこに込められた現代人の思いや意図を考えられるようになること。 
3.地域において観光が成立するための構図を理解できるようになること。

講義スケジュール

第01回 ガイダンス(自己紹介、本授業のねらい、全体構成、進め方説明等)
第02回 コンテンツツーリズムの歴史と現在~国家施策としてのコンテンツツーリズム
第03回(研究の視点1:観光学)観光潮流の変化とコンテンツツーリズム
第04回(研究の視点2:地域政策学)地域活性化とコンテンツツーリズム
第05回(研究の視点3:観光社会学)個人のあり方とコンテンツツーリズム
第06回 (キーワード1)「萌えおこし」
第07回 (キーワード2)「地域文化」
第08回 大学生の研究事例「我々は魔法少女に何を求めてきたか」
第09回 コンテンツツーリズムの楽しみ方ー聖地巡礼という「趣味」の変遷
第10回 「聖地移住」ー生きたい場所で生きる
第11回 アートツーリズム
第12回 『源氏物語』観光の歴史と現在
第13回 大学生の研究事例「我々は魔法少女に何を求めてきたか」
第14回 コンテンツツーリズムの研究方法
第15回 ものがたり創造~コンテンツツーリズムの新しい研究視角

教科書

指定しません。
1.事前にユニパに授業資料としてアップしたレジュメを印刷して授業に持参して下さい。またレジュメは必ず読んだうえで授業に参加して下さい。
2.初回授業で案内するアニメ作品を視聴の上出席されることを勧めます。

参考書

岡本健 『コンテンツツーリズム研究-情報社会の観光行動と地域振興-』(福村出版、2015)ISBN:978-4-571-41055 授業を理解する上で非常に役に立つ書物なので,できるだけ購入されることを勧めます。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00