テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
祇園祭を知り祇園祭を楽しもうー祇園祭の実際と現地体験ー
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
祇園祭を知り祇園祭を楽しもうー祇園祭の実際と現地体験ー
連絡先
龍谷エクステンションセンター(REC)
TEL:075-645-7892
担当教員
宮城 泰年(聖護院門跡門主)
野村 明義(八坂神社宮司)
東伏見 慈晃(青蓮院門跡門主)
玉村 千恵子(京都外国語大学講師)
南観音山囃子方(南観音山囃子方保存会)
鳥越 英徳(神泉苑住職)
泉 文明(龍谷大学国際学部教授)
開講期間
2025年04月22日(火) ~2025年07月22日(火)
原則、火曜日3講時 13時30分~15時00分 開講
※最終回(7月22日)のみ、時間別途指定。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
祇園祭はよく知られるように、「葵祭」「時代祭」と並び京都三大祭と称されています(これに「五山送り火」を加えて京都四大行事とされています)。また、「天神祭」「神田祭」と並び日本三大祭に数えられています。「祇園祭」は、単なる京都・平安京の祭から、今や、日本を代表する祭であり、一大イベントです。古来の信心から神仏に縁の諸事を継承する伝統的な祭事にありながら、国際的な文化の往還により現存する、世界各地から伝わった装飾品の数々にも圧倒されます。
この講座では、祇園祭に実際に関わるメンバーや町衆のなりわいにも触れていきます。さらに単なる神事やイベントや観光関連の紹介にとどまらず、後継者問題・経済問題・ゴミ問題や環境問題・医療体制・警備や保守点検・ジェンダー問題等々の課題にも触れていきます。祇園祭を多面的に照射しながら理解を深めていきましょう。
講義スケジュール
第1回[4月22日(火)]
【聖護院と祇園祭:無事安寧の祈り】
修験道総本山聖護院門跡の山伏は修験道ゆかりの7基の山を巡拝し、祇園祭の無事巡行や町内安全を祈願している。聖護院と門跡の関連について講述する。
<宮城 泰年(聖護院門跡門主)>
第2回[5月13日(火)]
【八坂神社と祇園祭:神事祭礼を読み解く】
八坂神社(祇園社)と祇園祭の諸事象について詳述する。素戔嗚尊・牛頭天王について、神輿渡御・夏越の儀等々や疫病退散に込められた心願に迫る。
<野村 明義(八坂神社宮司)>
第3回[5月20日(火)]
【青蓮院と祇園祭:祭の深淵をたずねる】
祇園祭の山鉾巡行は京都の夏に欠かせない風物である。その鉾と起源を同じくするとされる剣鉾についての解説を行いつつ、それらと青蓮院の関係について講ずる。
<東伏見 慈晃(青蓮院門跡門主)>
第4回[5月27日(火)]
【町衆と祇園祭:市民目線で辿る祇園祭】
鉾町・寄町(鉾町近隣の祭に協力する町)に暮らす地元の町衆の祇園祭と向き合う姿を紹介する。宵山の賑わいや女性の役割について、具体的に示しながら説く。
<玉村 千恵子(京都外国語大学講師)>
第5回[6月3日(火)]
【祇園囃子実演と祇園囃子の知識】
祇園囃子実演と祇園囃子について、風情を醸し出しながら解説する。演奏と飾り付けられた空間に魅了される。苦労話や見どころについても語られる。
<南観音山囃子方保存会>
第6回[6月10日(火)]
【神泉苑と祇園祭:起源発祥をたずねて】
平安京遷都時に禁苑として造営された神泉苑は、祇園祭発祥の地でもある。その起源に迫りながら、祇園祭において神泉苑が担う役割について述べる。
<鳥越 英徳(神泉苑住職)>
第7回[6月17日(火)]
【祇園祭を知りましょう】
世界や国内各地の祭との比較により、祇園祭の特質・普遍性について論述する。また、祇園祭の発展・継承のための課題についても問題提起する。加えて、フィールドワーク時のポイントについて演習形式で展開する。
<泉 文明(龍谷大学国際学部教授)>
第8回[7月22日(火)]
【祇園祭を歩きましょう】
山鉾が林立する中を歩いて回る。この時期このタイミングでしか体験できない、空間にいざなう。
<泉 文明(龍谷大学国際学部教授)>
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日