テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021
担当教員
開講期間
2024年04月12日(金)~2024年07月26日(金)
2講時 11時00分~12時30分(毎週金曜日)
※5月3日(金)は祝日のため休講です。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
小テスト(50%):聞き書き作品の読解ができているかどうかを問う小テストを授業中に行う。授業中に作成した資料などを答案と合わせて提出することを求めることがある。
レポート(50%):受講生が自分でインタビュー調査を行って制作した聞き書き作品を中心とするレポートの提出を求める。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【会場】
龍谷大学深草学舎
第1回目の教室については別途「お知らせ」欄に記載します。
【授業時間外における予・復習等の指示】
指定した文献の講読と「聞き書き」作品の制作を各自進めること。
聞き書き作品読解の授業においては、事前に作品を読んでくることを求める。
【履修上の注意・担当者からの一言】
講義計画は、受講生の学習状況に応じて変更することがあります。
この講義は、聞き書き作品の読解と制作という受講生の主体的な参加によって成り立ちます。逆に言えば、唯一の正解はなく、受講生一人ひとりが感じたこと、考えたことを互いに共有し批評(批判ではなく)しあうことを通じて、半年間の講義における学びがつくられていきます。
受講生には積極的に参加する姿勢を求めます。
【オフィスアワー・教員との連絡方法】
重複を避けるため、前日までにメール(shimizu@policy.ryukoku.ac.jp)で連絡のうえ、日時を確認すること。
【注意事項】
教室定員を超える申し込みがあった場合、オンライン授業または抽選を実施する可能性があります。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
環境問題は、わたしたちの社会のあり方の問題である。人間は自然なしに生きることはできず、人間と自然は相互に影響を与えあって現在の環境をかたちづくっている。人間にとっての環境問題の本質を理解するには、人間がこれまでに自然とどのように関わって来たのか、つまり人間は自然をどのように理解して関係構築を試みて来たのかを、一人ひとりの個人の内面的経験に即して知ることが必要である。
この講義では、「聞き書き」(ライフストーリー/ライフヒストリー)という手法に注目し、人々が内面に持つ自然との関わり経験を表現した「聞き書き」作品の読解と、受講生がみずから「聞き書き」作品を制作することを通して、人間と自然の関係を読み解く技術を磨き、両者の関係の歴史的な変化の理解をふまえて自分自身の生き方を再考するきっかけとすることを目指す。
なお、教員の調査機関における実務経験をもとに講義を行う。
【講義方法】
講義形式で行うが、多くの回で受講生同士のグループ討議を行い、アクティブ・ラーニング形式を取り入れる。
指定した文献の講読を前提に講義を行う。資料は毎回印刷配布(またはデータ配布)する。
レポート課題となる聞き書き作品の発表会を行い、優秀作品に選ばれたものは冊子製本する。
小テスト、レポート課題等はmanabaでの提出を求める。
【到達目標】
優れた「聞き書き」作品の読解によって、人間の経験世界を通して自然と人間の関係を捉える方法論を理解できる。
自分の身近な人に対する「聞き書き」を作品化することを通じて、語り手の言葉に即して自らの解釈にもとづいて物語(ライフストーリー)を再構築し、文章によって表現することができる。
講義スケジュール
第01回 イントロダクション:環境社会学の視点
第02回 ライフストーリーとは:聞き書きの手法
第03回 生業とライフストーリー(1)
第04回 生業とライフストーリー(2)
第05回 生業とライフストーリー(3)小テスト(1)
第06回 近代化のライフストーリー(1)
第07回 近代化のライフストーリー(2)
第08回 近代化のライフストーリー(3)小テスト(2)※予定変更の可能性あり
第09回 環境被害のライフストーリー(1)
第10回 環境被害のライフストーリー(2)
第11回 環境被害のライフストーリー(3)小テスト(3)※予定変更の可能性あり
第12回 「聞き書き」作品制作とQ&A
第13回 「聞き書き」作品読み合わせ
第14回 「聞き書き」作品発表会(1)
第15回 「聞き書き」作品発表会(2)
教科書
参考書
小林多寿子『ライフストーリー・ガイドブック』(嵯峨野書院)
参考文献は授業中に指示・配布します。
出願開始
出願終了
承認結果公開日