テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
文学部教務掛
TEL:075-753-2709 FAX:075-753-2831
担当教員
開講期間
2024年10月07日(月)~2025年02月03日(月)
4講時 15時00分~16時30分(毎週月曜日)
※授業振替日 2024年10月15日(火)、2025年01月13日(水)
※冬期休業 2024年12月28日(土)~2025年01月05日(日)
※定期試験・フィードバック期間 2025年01月27日(月)、2025年02月03日(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点(講読の予習および授業内容の復習の状況)によって評価する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
京都大学 吉田キャンパス 文学部校舎2階 第4演習室
履修要件
サンスクリット文法既習者。
授業外学修(予習・復習)等
毎回の予習が必須であるが、予習をしていなくても欠席しないこと。原典を丁寧に精読するため、量的には多く進まないが、一語一語の音韻の問題、文法形、語彙の意味を吟味し、文全体の構造もよく考えて予習を行う必要がある。授業で習ったことを、必要があればいつでも見直しできるよう、知識を蓄積するノートや何らかのシステムを、それぞれが工夫して作ることが望ましい。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
授業の概要・目的
サンスクリット基礎文法の既習者を対象とする初級演習。ヴェーダ聖典の原文を講読しながら、初期サンスクリット(ヴェーダ語)の文法や原典講読の方法論の基礎を習得する。
到達目標
サンスクリット語の文章を正確に分析する技法を学ぶ。音韻、文法、語形成法についての知識を、実際の原典講読に生かす、原典研究の基礎的な力を身に付ける。サンスクリット原典研究に必要な、基本的な研究書の使い方を学ぶ。本授業では、古典サンスクリットとは異なる古い特徴を残す、初期サンスクリット語(ヴェーダ語)を扱うため、その語形・文法理解に欠かせない、印欧語比較言語学の基礎知識も学ぶ。ヴェーダ聖典という、非常に古い文献を扱うため、古代インド社会の歴史的・文化的背景についての知見も得る機会となる。
講義スケジュール
Lanman, C. R., A Sanskrit Readerを教科書とし、その中のヴェーダ聖典を引用している部分を学習する。
引用されているヴェーダ聖典は、韻文で作られた讃歌や、散文で記された神学的祭式解釈など、幅広いジャンルを含むが、そのような様々な文体、内容に触れる。参加者は、A Sanskrit Readerに集録されている語彙集を用いて事前に原文を訳し、授業で発表する。それに加え、原典を実際に研究する際に必要な専門書を授業の中で紹介し、使用の手ほどきをする。
第1回 ヴェーダ聖典についての概論。
第2回~第15回 テキスト精読(リグヴェーダ、アイタレーヤ・ブラーフマナ、シャタパタ・ブラーフマナ)。
教科書
Lanman, C.R. 『A Sanskirt Reader』 ISBN:978-81-208-1363-2 インド古典学研究室にて購入できる。
参考書
Macdonell, A. A. 『A Vedic Gramma for Students』 (Motilal Banarsidass, 1993) ISBN:81-208-1053-8 インド古典学研究室にて購入できる。
出願開始
出願終了
承認結果公開日