テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
文学部教務掛
TEL:075-753-2709 FAX:075-753-2831
担当教員
開講期間
2024年10月07日(月)~2025年02月03日(月)
3講時 13時15分~14時45分(毎週月曜日)
※授業振替日 2024年10月15日(火)、2025年01月13日(水)
※冬期休業 2024年12月28日(土)~2025年01月05日(日)
※定期試験・フィードバック期間 2025年01月27日(月)、2025年02月03日(月)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点(70%)と期末レポート(30%)により評価する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
京都大学吉田キャンパス 文学部校舎2階 第4講義室
授業外学修(予習・復習)等
予習は必要ない。授業中に配布する資料などを使って、講義内容の復習をすること。また、平常点評価と授業の双方向性を保つために、ほぼ毎回授業のポイントや質問などをPandAの課題にアップロードしてもらう(要半時間から1時間程度)。
その他
サンスクリット文献全般について学ぶためには、サンスクリット文献史(ヴェーダ文献)、インド哲学史(前期と後期)も合わせて受講することが望ましい。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
授業の概要・目的
本授業では、インド二大叙事詩『マハーバーラタ』(「偉大なるバラタ族の物語」)と『ラーマーヤナ』(「ラーマの勲」)以降に作られたサンスクリット文献について、分野別にその歴史的背景と内容を多角的な視点をもって概説する。これを通じて、インド古代・中世の思想、文化、社会の基本的枠組みを学び、理解することを授業の目的とする。
到達目標
インド古代・中世の思想、文化、社会を形づくる基本的枠組みを学び、理解することにより、関心ある主題に関して自学する能力が育まれることが期待される。
講義スケジュール
第1回 サンスクリット文献全般と授業で扱う分野の概説
第2回 二大叙事詩の内容と特徴
第3回 二大叙事詩の成立過程
第4回 叙事詩成立の歴史的背景
第5回 叙事詩における基本的な世界観
第6回 ダルマと人生の四大目的(法、実利、愛、解脱)
第7回 法典文献と政治学文献
第8回 ヒンドゥー教の形成:一神教信仰の成立とヒンドゥー神話
第9回 古伝承文献(プラーナ)の内容概観・形成史
第10回 プラーナの世界観・時間観
第11回 インドにおける説話:動物寓話と大説話
第12回 サンスクリット美文学(カーヴィヤ)のジャンル・内容概観
第13回 サンスクリット詩の諸特徴
第14回 演劇と美的体験の理論
第15回 全体の総括
教科書
教科書は特に使用しない。参照すべき資料は、授業内容に合わせて適宜紹介され、PandAにアップロードされる。叙事詩と説話、カーヴィヤについては、世界歴史大系「南アジア史1:先史・古代」(山崎元一・小西正捷編)山川出版社(2007年)の「第9章:文学史の流れ」を主たる教材とする。
参考書
各ジャンルごとの参考文献リストをPandAにアップロードする。
出願開始
出願終了
承認結果公開日