テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
農学部学部教務掛
TEL:075-753-6012 FAX:075-753-6005
担当教員
開講期間
2024年10月03日(木)~2025年01月26日(木)
1講時 08時45分~10時15分(毎週木曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
講義ごとの講義レポートと 1月に提出する期末レポートの成績で評価する。
講義レポートは、いくつかの質問に対して講義内容を参考として自分の意見を述べる形式となる。
課題の提出はPandAを通して行う。
講義レポートと期末レポートの評価の比率は3対7~5対5である。
出席はPandAのzoomに残された記録と教室での学生証を用いた認証による記録により確認し、評価に当たっては出席状況も考慮する。
評価方法については最初の講義で説明する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
講義は対面とパワーポイントの画面を共有して行うオンライン講義を同時に行う簡易ハイブリッド形式(板書や教員の動きはオンラインには流れない)を予定している。
講義場所:京都大学吉田キャンパス・北部構内・農学部総合館
(授業外学修(予習・復習)等)
・講義で出てきた用語について再確認する
・講義で示されたテーマについて自分なりの意見を考えてみる。
・講義レポートの設問に対して、講義内容を踏まえ、さらには情報を集めるなどして、自分の意見を構築して記述する。
・現在起きている野生動物問題を、テレビや新聞などから積極的に見つけ出し、その問題について、講義内容を参考にしながら自分の意見を随時考える。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
日本において野生動物の多くは森林に生息しており、森林が現代社会おいて重要な資源であるのと同様、野生動物も社会の中でその重要性を増している。野生動物の保全は、人間社会を保ちつつ種の絶滅を防いで高い生物多様性を保つことをめざしている。そのうち、野生動物の健全な個体群を保ちながら、野生動物による被害を極力小さくすることを目的とする分野として野生動物保護管理がある。高い生物多様性を保つことと高い生活水準の追求には背反的側面があり、いかにバランスよく両者を実現するかが重要な課題である。本講義では、日本における大型哺乳類による被害の問題を主な題材とし、野生動物保護管理を中心とした野生動物の保全問題の背景、解決のための科学的なアプローチについて解説する。野生動物の生態や森林との関係とともに被害の発生プロセスについての自然科学的な側面を理解し、一方で被害問題の背景にある社会科学的な要因についても学び、問題解決へのアプローチを探る。それらを通じて生態系サービスと野生動物との関係について理解する。講義では、野生動物の生態に関係する基本的事項と保全の概念など理念的側面、保全生物学や動物生態学を中心とした自然科学的側面、森林の保全や生物資源の管理に関する社会情勢や法・制度などの社会科学的側面について触れる。
到達目標は次の通りである。
・野生動物の生態について、生息環境との関係を含め理解する
・野生動物を保全するには、自然科学的理解と社会や制度に関する理解の双方が
不可欠であることを理解する。
・野生生物の保全に関して、自ら見いだしたトピックについて、
その内容を整理し、自分の意見をまとめてレポートとする技能を磨く
講義スケジュール
第1講 森林動物学・野生動物保全学への導入
第2・3講 生物多様性の保全に関する講義
第4・5講 外来生物問題に関する講義
第6・7講 日本に生息する偶蹄目の生態と被害問題に関する講義1
+レポートの書き方に関する簡単なレクチャー
第 8 講 保護地域による保全に関する講義
第9・10講 日本に生息する偶蹄目の生態と被害問題に関する講義2
第11・12講 偶蹄目以外の野生動物の生態と被害問題に関する講義1
第 13 講 偶蹄目以外の野生動物の生態と被害問題に関する講義2
+狩猟と野生動物利用制度に関する講義
第 14 講 野生動物による被害対策に関する講義
第 15 講 フィードバック・予備日
以上は進行の目安であり、進捗状況などによって、内容を変更したり、順序が変わったりする。
教科書
参考書
授業中に紹介する
毎回、講義の時に資料を配付する。
出願開始
出願終了
承認結果公開日