テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
事務局 教務グループ
(Tel:075-864-7867)
担当教員
開講期間
2025年4月15日(火)〜2025年8月5日(火)
2時限目10時30分〜11時50分(毎週火曜日)
※2025年4月29日(火・祝)は休み
※2025年5月6日(火・振)は授業日
※2025年8月5日(火)は授業予備日
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業概要】
マンガは、日本が世界に発信する多くのポップカルチャーのマザーコンテンツとなっています。1人の作者の力で映画やアニメと同規模の表現することができ、多くの人に受け入れられるヒミツはなんでしょうか。マンガの作り手の発想、マンガ表現の仕組み、マンガの仕事の実際を知り、授業のなかでマンガネーム(絵コンテ)を制作するなど、マンガ家疑似体験をして、マンガの世界を分析してみましょう。
紙媒体の減少、WEBコミックサイトの増加など、マンガの置かれている状況についても考えます。
【到達目標】
マンガを取り巻く環境を創り手に近い立場からの発想で分析し、自らの創作活動に役立てる。
【履修上の注意】
基本は対面授業です。
毎回、簡単なテーマでコメントを書いていただきます。(小課題)
課題としてテーマに沿った8ページのマンガネーム(絵コンテ)制作があります。(最終課題)
Google Classroomにて参考サイトの紹介をしますので、ご覧ください。
【事前学習・事後学習】
事前学習10時間・事後学習50時間
講義スケジュール
第01回 ガイダンスとマンガ概論
マンガの大まかな歴史とマンガ表現の特質を紹介します。
第02回 絵巻物や紙芝居、絵物語といった、古来あるマンガに似たメディア、それぞれの特徴を紹介します。
第03回 世界のマンガ①
日本以外の世界ではどのような形のマンガ文化があるのか、今回はアメリカンコミックスとバン・デシネについて紹介します。
※予習:海外のマンガや関連コンテンツを何か鑑賞してください。
第04回 世界のマンガ②
日本以外の世界ではどのような形のマンガ文化があるのか、今回はアジアのマンガを紹介します。
第05回 日本のマンガの特殊事情
「取次」など、日本の出版業界の特殊性はマンガの発展に寄与しましたが問題点もあります。海賊サイト、新古書店、貸本などの問題点も取り上げます。
第06回 マンガの不思議①
記号化とパターンはマンガの特徴の1つです。流行による変化もあります。
第07回 マンガの不思議②
音、スピード、味、など絵にできないものを絵で見せるにはどうするか、考察します。
第08回 短編マンガのできるまで①プロット
マンガのストーリーはどのように発想して、アイデアを組み立てるのでしょうか。マンガをどうやって描き始めるか、作例をあげて見ていきます。
※復習:最終課題のアイデアを考えてください。
第09回 短編マンガのできるまで②箱書き、キャラクター
アイデアを組み立てるための、「箱書き」というステップを紹介します。キャラクターの作り方も解説します。
※復習:最終課題のプロットを考えてください。
第10回 短編マンガのできるまで③ネーム(絵コンテ)
マンガは文字情報だけでなく絵で語るもの。いくつかの約束事をまもって、実際にネームを描いてみましょう。
※復習:最終課題のネームを作成してください。
第11回 短編マンガのできるまで④マンガに必要な画力とは
デッサン力、コマ内のレイアウト、ページごとの構成について考えます。
※復習:最終課題のネームを作成してください。
第12回 ペン入れと仕上げ
活版印刷に適したさまざまな作画技術を紹介します。
※復習:最終課題のネームを作成してください。
第13回 デジタルとアナログ
最近はパソコンでマンガを制作するマンガ家が増えてきました。デジタルとアナログ、それぞれの特徴と趨勢について解説します。
※復習:最終課題のネームを作成してください。
第14回 マンガ家の周辺【最終課題提出】
マンガ家だけではなく、マンガが完成して読者に届くまで、多くの人が関わっています。編集者、アシスタントなどの仕事を紹介します。
※予習:書店のコミックス売り場でどのような工夫がされているか見学してきてください。
第15回 マンガ家への道、あるいはさまざまな発表手段
実際にマンガ家になりたいと思ったら、どうしたら良いでしょうか。また、さまざまな発表手段について紹介します。また、課題の講評を行います。
教科書
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日