テーマ

D.ことば・言語を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

D121

科目名

英語と英米文化

開講大学名

佛教大学

学内科目コード

D117

学内科目名

英語と英米文化

連絡先

学生支援課
TEL 075-491-2141(代)

担当教員

稲永 知世(英米学科 准教授)

開講期間

2022年09月22日(木)~2023年02月10日(金)
5講時 16時10分~17時40分(毎週月曜日)
最終週は定期試験週

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形式

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

1年次以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

紫野キャンパス

試験・評価方法

■ 成績評価の基準
・定期試験(課題) 50% 
英米文化(政治、ジェンダー問題、ビジネスと経済、メディア)および英語(言語使用、意味、文法・形態、音声・音韻、歴史)に関するレポートを課す。
・授業内試験 20% 
前回の授業内容に関する確認テストの結果に基づいて評価する。
・授業内課題 30% 
各単元ごとに提示する課題の実践度合いに基づいて評価する。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

■ 授業のテーマ
英語に対する関心を高め、英米文化に対する理解を言語を通したアプローチによって深める。 
■ 授業の概要
英語は多くの学生にとって中学校および高等学校で既習の言語であるが、言語として英語を知れば足りるものではなく、その言語の生み出した文化の学習も不可欠である。「英語と英米文化」は、英米文化に対する理解を言語を通したアプローチによって深め、かつその言語に関心を高め、学習を動機づけることをめざす。この授業では、既習の知識と比較しつつ、中・高では学ばない英語の知識について文字、発音、文法、語彙、表現等の面から解説し、英語の新しい側面を学習する。英米文化に関しては、その歴史と現在の姿をさまざまな資料やDVDに基づき紹介する。  
■ 授業の目的・ねらい
(1)中学校および高等学校では習わない英語に関する知識(歴史、音声・音韻、形態、文法、意味、言語使用)を教授することにより、英語に対する関心を高める。また、英語に対する単一主義的・規範主義的な志向から離れて、英語に対する学習者の視野を広げることも目的とする。
(2)英米文化に関する歴史と現在の姿に関する知識を教授することにより、英米文化に対する理解を深める。とりわけ、政治、ビジネスと経済、ジェンダー、メディアについて言及する。
■ 到達目標
(1)英語に関する知識(歴史、音声・音韻、形態、文法、意味、言語使用)を深めることにより、英語に対して多元的なものの見方をすることができるようになる。
(2)言語を通したアプローチによって、英米文化(政治、ビジネスと経済、ジェンダー、メディア)に対する理解が深まっている。  
■ 授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
(1)毎回授業終了後にGoogle Classroomにて確認テストを行う(※時間は長めに設定します)。
(2)指定した範囲の復習を必ず行うこと。 
■ 受講にあたっての留意事項
授業には必ず辞書を持参すること(電子辞書よりも紙媒体の辞書を推奨)。
携帯電話での単語の意味検索は認めない。 

講義スケジュール

■ 毎回の授業のテーマ・内容
第1回
【英語と英米文化―イントロダクション①―】
(1)三大英語円圏(Three Circles of English)
(2)グレートブリテン(イングランド(England)、スコットランド(Scottland)、ウェールズ(Wales))、及び北アイルランド(Northern Ireland)から成る英国
(3)50州(北アメリカ大陸中央部48州およびアラスカ州とハワイ州の2州)と1首都地区(コロンビア特別区District of Columbia)から成る連邦制共和国のアメリカ
(4)イギリス英語(British English)・アメリカ英語(American English)  
第2回
【英語と英米文化―イントロダクション②―】
(1)カナダ英語の歴史的背景・言語的特徴
(2)オーストラリア英語の歴史的背景・言語的特徴
(3)ニュージーランド英語の歴史的背景・言語的特徴  
第3回
【英米文化①―英米社会における政治(1)―】
(1)アメリカ大統領選挙と選挙の争点(社会保障制度、銃規制、中絶etc.)
(2)映画『The Iron Lady(邦題:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)』のトレーラー(trailer)を見る。 
第4回
【英米文化②―英米社会における政治(2)―】
(1)映画『The Iron Lady(邦題:マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)』のトレーラー(trailer)を再度見る。 
(2)イギリスの議院内閣制(parliamentary cabinet system)と2人の女性首相 
第5回
【英米文化③―英米社会におけるジェンダー問題(1)―】
(1)イギリスの20世紀初頭における女性参政権運動、および現代のイギリス人女性
(2)映画『Suffragette(邦題:未来を花束にして)』のトレーラー(trailer)を見る。  
第6回
【英米文化④―英米社会におけるジェンダー問題(2)―】
(1)映画『Suffragette(邦題:未来を花束にして)』のトレーラー(trailer)を再度見る。 
(2)アメリカにおけるフェミニズム運動、およびワインスタイン効果(Weinstein effect)と#MeToo運動 
第7回
【英米文化⑤―英米社会におけるビジネスと経済(1)―】
(1)イギリスとEU―Brexit(EU離脱)について考える―
(2)ドラマ『Brexit(邦題:ブレグジット EU離脱)』のトレーラー(trailer)を見る。 
第8回
【英米文化⑥―英米社会におけるビジネスと経済(2)―】
(1)ドラマ『Brexit(邦題:ブレグジット EU離脱)』のトレーラー(trailer)を再度見る。
(2)アメリカのIT産業と工業産業―ラストベルト(Rust Belt:錆びついた工業地帯)の貧困化について考える― 
第9回
【英米文化⑦―英米社会におけるメディア―】
(1)英米社会における新聞メディア(高級紙(quality paper)とタブロイド紙(tabloid paper)、全国紙(national paper)と地方紙(local paper))
(2)英米社会における雑誌広告(magazine advertising)と商業放送広告(CM:commercial message) 
(3)映画『The Post(邦題:ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書)』のトレーラー(trailer)を見る。 
第10回
【英語①―言語とジェンダーの関係に迫る(1)―】
・話し言葉のなかで構築される「女らしさ」と「男らしさ」について考える
(1)化粧に関する女友だち間の会話を取り上げる。
(2)男子大学生が「強くて男らしいアイデンティティ」を構築するために行う会話を取り上げる。 
第11回
【英語②―言語とジェンダーの関係に迫る(2)―】
・メディアのなかで構築される「女らしさ」「男らしさ」について考える
(1)男性用剃剃刀GilletteのCMキャンペーン“We Believe: The Best Men Can Be”
(2)P&G生理用品「オールウェイズ(Always)」CMキャンペーン“#LikeAGirl” 
第12回
【英語③―意味編―】
(1)英語の“rice”と日本語の「米」
(2)日本語の「飲む」を英語で表すと?
(3)“I drank a whole bottle.”は「何」を飲んだ? 
第13回
【英語④―文法・形態編―】
(1)“Only Jack saw a lion.”と“Jack only saw a lion.”が表す意味の違いは何?
(2)“I ate a chicken.”と”I ate chicken.”が表す意味の違いは何?
(3)派生(derivation)と複合(compounding)
(4)複合語(合成語)と名詞句の違い―“He is a woman doctor.”はどういう意味か?― 
第14回
【英語⑤―音声・音韻編―】
(1)標準アメリカ英語と標準イギリス英語
(2)AAVE(African American Vernacular English:アフリカ系アメリカ人の日常英語)
(3)標準イギリス英語(容認発音:RP(Received Pronunciation))とコックニー
(4)映画『My Fair Lady(邦題:マイフェアレディ)』のトレーラー(trailer)を見る。 
第15回
【英語⑥―歴史編―】
・音声・音韻、形態、そして文法の観点から英語の歴史的変化を見る。
(1)古英語(Old English)
(2)中英語(Middle English)
(3)近代英語(Modern English)
(4)現代英語(Present English)

教科書

適宜プリントを配布する。

参考書

①『Language Myths』Laurie Bauer & Peter Trudgill(Penguin Books)
②『The English Language: A Guided Tour of the Language (second edition)』David Crystal(Penguin Books)
③『English: One Language, Different Cultures』Eddie Ronowicz & Colin Yallop (eds.)(Bloomsbury)
④『概説 社会言語学』岩田祐子・重光由加・村田泰美(ひつじ書房)
⑤『World Englishes―世界の英語への招待―』田中春美・田中幸子(昭和堂)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2022-04-15 05:00:00