テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

H404

科目名

コミュニティ論

開講大学名

龍谷大学

学内科目コード

CU64110000

学内科目名

コミュニティ論

連絡先

教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021

担当教員

坂本 清彦

開講期間

2024年09月24日(火)~2025年01月14日(火)
4講時(15時15分~16時45分)
毎週火曜日

開講曜日・講時

火・4

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)・オンライン併用

遠隔授業として実施する

実施する

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

30,000円(単位互換履修生は不要)

対象年次

1年次以上

授業定員

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

瀬田学舎

試験・評価方法

■平常点50%:授業全体への参加(予習やグループワーク内容の記入などの取り組み)姿勢を評価します。
■レポート50%:授業で学んだことをもとに1000字程度の学期末レポートとして提出します。概念の理解度、応用力、文章の質などを評価します。

【授業参加姿勢について】
対面授業のグループメンバーによるグループワークへの取り組み姿勢の評価も加点、減点の要素とします。
【レポートについて】
レポート課題は、授業で学んだ「概念」「用語」「理論」などを自分の経験に適用して理解を深めるものです。また、レポートは文字数そろえて提出すればよいというものではありません。基準に沿って評価しますので、要求を満たせないと低い点になる(さらに平常点が低いと単位を落とす)こともありえます。レポート課題についてその他具体的内容は学期中に説明、指示します。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

0

その他特記事項

【定員】
教室定員を超える申し込みがあった場合、抽選を実施する可能性があります。

【会場】
龍谷大学瀬田学舎
対面授業の教室については別途「お知らせ」欄に記載します。

【授業外学習(自主学習(事前・事後学習を含む))の指示】
学期を通じて文献を読み、リフレクションノートに記入してもらいます。
また、レポートのための文献探索やインタビュー調査も必要となる場合もあります。

【受講者にお願いしたいこと】
オンライン+対面という変わった形式です。特に対面授業日の日程に注意してください。対面授業日のグル-プワークに参加できない場合は、追加の課題を課すことがあります。

「コミュニティ」という概念は多様で奥行きも深く、理解するのは容易ではありませんが、大学らしい挑戦的な学びを体験したい人にはお勧めです(難しいとはいえ、きちんと授業に参加してくれたら、単位はとれます)。

この授業は1回生から4回生まで、そして他学科・他学部・(京都と滋賀の)他大学の学生にも開放していますから、背景、関心、知識、理解度が異なる多様な受講生が集まり、さらにアシスタント、ボランティア、ゲストも加わります。
それゆえに、講義を聞いて1人だけで学ぶのではなく、わかったこと、わからないことを共有し、参加者がお互いに補い合って、他の受講生や授業参加者との協働を通じ、積極的に学ぶ場(それこそコミュニティ)としての授業を一緒に創り上げながら理解を進めます。

そして、1つ、皆さんにお願いしたい(いや、約束してほしい)ことがあります。
それは、わからないことや困ったことがあったら、教員、アシスタントやボランティアに相談してください、ということです。
この授業は、オンラインを基本としながら対面も取り入れる「実験的」なこともやるので、授業の内容だけでなく、授業の進め方について不明、不安なことがあれば、「こんなことを訊いていいのか?」などと思わず質問してください。
ということで、「わからなかったら質問する」と約束してください。

【授業内容の変更について】
講義内容やレポートを含む課題、授業の進め方については、社会情勢やそれを踏まえた大学の方針、学生の理解度や意向などにより、変更することがあります。
そうしたことが起きる際の基本的な方針として、変更に伴う受講生への不利益を可能な限り避けるため、①受講生には事前にできるだけ早く変更を知らせる、②受講生の負担を理不尽に増やさない、ことを明確にしておきます。


【オフィスアワー・教員との連絡方法】
毎週火曜日2講時をオフィスアワーとしています。その他、事前にアポイントメントで相談時間を設けます。
資料配布や授業関連の連絡にはManaba、LINE、メールなどを使います。
これらのいずれかから連絡を受け取れるようにしておいてください。
教員のメールアドレスは a17248@mail.ryukoku.ac.jp です。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
**** 重 要 ******
この授業はオンラインの回と対面の回が混じるユニークな形式です。
15回のうち10回がオンライン(オンデマンド)の講義形式、5回が対面のグル-プディスカッション中心の授業になります。
対面の授業日は予め決まっています(下記「講義方法」参照)ので、必ず参加するようスケジュールしてください。
**************

あなたにとって「コミュニティ」とは大事なものですか?それとも厄介なものですか?

この講義では、
・「コミュニティ」にまつわるさまざまな概念や理論、コミュニティをめぐる諸課題を学び、
・大学周辺の地域「コミュニティ」について調べ、学んだ概念・理論を適用してその理解を深め、
・これらの学習を通じて、今の時代に「コミュニティ」なるものがなぜ重要であると同時に厄介な存在であるのか考察し、
・私たちは「コミュニティ」とどう生きていくべきなのかを考えていきます。

授業は指定テキストを読み進めながら展開し、教員の研究テーマで農業と福祉をつなぎコミュニティをつくる「農福連携」についてもとりあげます。

この授業には、教員のほか、アシスタントやボランティア、学内外のゲストが参加し、さまざまな形で受講生の皆さんの理解を促すよう働きかけてくれます。様々な人たちとのかかわりながら、積極的な学びの「コミュニティ」としての授業を自分たちで創り上げるつもりで授業に参加してください。

【到達目標】
・コミュニティに関して多様な概念や用語があり、そのうち基礎的なものを理解し、現実社会の理解に応用できる。
・なぜ「コミュニティ」が重視されるのか、批判的に理解し、自分の生き方に生かす心構えをもつ
・他の受講生やボランティア、自分のコミュニティの人々と協力し働く姿勢とスキルを身につける

【講義方法】
**** 重 要 ******
対面の授業日は①10月8日、②10月29日、③11月19日、④12月10日、⑤1月14日です。これらの日には教室で授業に参加し、教科書やオンライン講義の内容についてグループで議論したり、課題をこなしてもらいます。ただし1月14日は、事前に連絡のあった場合のみオンラインでのグループワーク参加を認めます。
対面授業日以外はオンライン講義で火曜日4講時に配信します。講義録画はオンデマンドで視聴できます。
配信終了後おおむね1週間以内に、学んだことを要約してManabaに記入する課題があるほか、クイズ(小テスト)に答えてもらうことがあります。

講義スケジュール

1(9/24オンライン)ガイダンス
テキスト「はじめに、第1章コミュニティから幸せを考える」

2(10/1オンライン)
テキスト「第2章 日本人の幸福感、第3章 助け合わない日本人」
【キーワード】コミュニティ、概念、幸福感、信頼

3(10/8対面)
グループワーク「シニアの地域ボランティア レイカディア大学の活動について」
【キーワード】ボランティア

4(10/15オンライン)
テキスト「第4章 ウチ・ソト文化」
【キーワード】ウチとソト

5(10/22オンライン)
テキスト「第5章 地域コミュニティ」
【キーワード】地域コミュニティ

6(10/29対面)
グループワーク「子供・若者の居場所」
テキスト「第6章 居場所を考える」
【キーワード】子ども、若者、居場所

7(11/5オンライン)
テキスト「第7章 インターネットとコミュニティ」
【キーワード】インターネットネットコミュニティ

8(11/12オンライン)
テキスト「第8章 当事者とコミュニティ」
【キーワード】子ども、若者、居場所

9(11/19対面)
グループワーク「LGBT」
【キーワード】当事者、LGBT

10(11/26オンライン)
テキスト「第9章 働くことを考える・社会的包摂」
【キーワード】社会的包摂

11(12/3オンライン)
テキスト「第10章 コミュニティとトラブル、排除」
【キーワード】排除、NIMBY

12(12/10対面)
グループワーク「社会的包摂と排除するコミュニティ」
【キーワード】排除、NIMBY

13(12/17オンライン)
テキスト「第11章 コミュニティづくり」
【キーワード】コミュニティづくり

14(1/7オンライン)
農福連携について
【キーワード】農福連携

15(1/14対面+オンライン)
グループワーク「コミュニティづくりと農福連携について」
【キーワード】コミュニティづくり、農福連携

教科書

桜井政成 『コミュニティの幸福論―助け合うことの社会学―』 (明石書店) 2,200円 (ISBN:9784750350899)
指定テキストは学期を通じて読んでもらいますので、必ず購入してください。

参考書

吉田行郷・里見喜久夫・季刊『コトノネ』編集部 『農福連携が農業と地域をおもしろくする』 (株式会社コトノネ生活) 1,800円 (ISBN:9784907140)
指定テキストに加えて、別途関連文献資料を読んでもらうことがあります。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00