テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
キャンパスアジア日本研究「中韓学生とともに日中韓歴史教科書を読む(LB)」
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
担当教員
開講期間
2023年9月26日(火)〜2024年1月19日(金)
1講時 9:00~10:30(毎週水曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【平常点評価】100%
授業への参加度、小課題ペーパー、発表・質疑応答を総合的に評価する。
<BCPレベル3~4に変更となった場合>
BCPレベル3~4に変更となった場合においても、成績評価方法は変更しない。
<備考>
*受講生の積極的な参加、発表・討論などで運営される授業のため、1/3以上欠席した者の単
位は認めない。
*提出物の遅延・未提出は減点する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
■教室案内
「立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」から確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
※ 補講日や祝日授業日など、学年暦は立命館大学HPから確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/
■新型コロナウイルス感染症への対応情報について
立命館大学では、新型コロナウイルス感染症に対する独自の行動指針(BCP)を設け、
BCPレベルに応じて授業実施形態や入構制限等を判断しています。
立命館大学の行動指針(BCP)や入構制限状況、その新型コロナウイルス感染症への対策等の情報は以下HPからご確認ください。
<新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ>
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679#page-title1
※シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、立命館大学HPから最新のシラバスを確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
【諸手続】(単位互換生のみ)
受講が許可された場合は下記ホームページで手続の案内をしますので、必ず期間内に手続して、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
<受講手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要】
本講義は「キャンパスアジアプログラム」学生(広東外大・東西大3回生以上)が協働学習を行うことで、《東アジアからみる日本》についての理解を深める。講義は「日本語」で行う。
日中韓の歴史教科書(近現代史部分)を読解し、比較・対照することで、東アジア近現代史を多角的に考えていく。読解テキストは原則として日本語翻訳版を使用する。
⑴ 各項目・事象の読解は講義前に行い、比較・対照シートにまとめてくる。
⑵ 該当項目の日本の歴史教科書を読み、内容を理解する。
⑶ 各テーマの第一回目にはシートをもとにグループ・ディスカッションを行う。
⑷ 第二回目には、ディスカッションの内容を共有し、教科書記述の共通点や相違点、記
述に潜む歴史観について理解を深める。加えて担当教員からの補足説明を行う。
※中韓の学生が入国できず、対面授業に参加することができない間はメディア授業(ライブ
配信型授業)となるが、その場合も、ZOOMのグループセッションやmanaba+R等を用い
てグループ討論や課題提出を実施するため、授業内容に変更はない。
詳しくは、manaba+Rでの周知とともに、初回授業時に説明する。
※本講義は、「キャンパスアジアプログラム」学生(広東外大・東西大3回生以上)と「コン
ソーシアム京都」受講学生のみが受講できる。
※本講義は「コンソーシアム京都開講科目:特殊講義~中韓学生とともに日中韓歴史教科
書を読む~」と同一科目である
【受講生の到達目標】
⑴ 日中韓の懸案事項の一つである、歴史教育の現状について理解できる。
⑵ 日中韓の歴史教科書記述を読み、その共通点と相違点について具体的な知識を獲得す
る。
⑶ 討論を通じて互いの歴史認識に関して理解することで、自らを相対化できる。
⑷ アカデミック日本語を駆使して、円滑に発表や質疑応答が行うことができる。
【受講および研究に関するアドバイス】
*授業は原則として「日本語」で運営される。
*授業前に課す小課題ペーパーは、グループ・ディスカッションのもとになるので、各自し
っかりと作成してくること。
*自国の教科書の視点を絶対視するのではなく、他の教科書の視点についても理解を深め
るよう、努力すること。
【授業外学習の指示】
日中韓教科書比較:
⑴ 朝日新聞取材班編『歴史は生きている―東アジアの近現代がわかる10のテーマ』(朝日新聞出版、2008)の各章を講義の進度に応じて熟読する。
⑵ 講義の進度に応じて、日中韓の歴史教科書の該当箇所を読む。
⑶ 日中韓3国共通教材委員会編『新しい東アジアの近現代史』上・下(日本評論社 2012)
の関連項目を熟読する。
⑷ ⑴~⑶の作業を行ったうえで、小課題ペーパーを作成し、毎回提出する。
【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
講義スケジュール
※以下スケジュールは中韓からの留学が実現していない場合の記載です。
第01回(オンライン)
【担当者の講義】オリエンテーション
<キーワード>
授業運営・方法、評価基準などに関する説明
第02回(オンライン)
【担当者の講義】歴史教科書はどのように作られ、使われるのか――日本の場合
<キーワード>
日本の歴史教科書の作成過程や方針についての講義
第03回(オンライン)
【討論】日中韓歴史教科書比較① アヘン戦争と明治維新⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第04回(オンライン)
【討論】日中韓歴史教科書比較① アヘン戦争と明治維新⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第05回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較②日清戦争と台湾割譲⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第06回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較②日清戦争と台湾割譲⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第07回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較③日露戦争と朝鮮の植民地化⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第08回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較③日露戦争と朝鮮の植民地化⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第09回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較④辛亥革命と民衆運動⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第10回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較④辛亥革命と民衆運動⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第11回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較⑤満州事変と「満洲国」⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第12回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較⑤満州事変と「満洲国」⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第13回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較⑥日中戦争⑴
<キーワード>
日中韓の歴史教科書の該当箇所の記述を確認し、グループ討論を行う。
第14回(オンライン)
【討論】日中韓教科書比較⑥日中戦争⑵
<キーワード>
前回グループ討論内容を報告し、グループ討論を行う。
第15回(オンライン)
【担当者の講義】まとめ
<キーワード>
これまでの比較で議論となった点を再確認した上で、今後の東アジアにおける歴史教育について考えるべき点などについて講義する。
【授業実施形態】
<BCPレベル1~2>
(対面授業)
対面授業で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。
<BCPレベル3~4>
(メディア授業)
メディア授業で実施します。ただし、実習・フィールドワーク科目、小集団科目(研究入門、基礎講読、専門演習)、卒業論文、大学院科目については、科目特性上、対面授業で実施する場合もあります。該当授業については個別にmanaba+R等で通知します。
教科書
以下の「書名」「著者」「出版社」「ISBNコード」を参照。
(書名)日本史A 改訂版
(著者)老川慶喜ほか著
(出版社)山川出版社
(ISBNコード)9784634700130
(書名)世界の教科書シリーズ⑪『中国の歴史』
(著者)人民教育出版社歴史室著/小島晋治ほか訳
(出版社)明石書店
(ISBNコード)9784750319049
(書名)世界の教科書シリーズ㉔『韓国近現代の歴史』
(著者)韓哲昊ほか著/三橋広夫訳
(出版社)明石書店
(ISBNコード)9784750329864
<備考>
毎回使用する。
歴史教科書の分析資料として使用する。資料はすべてPDF版を配布する。
参考書
以下の「書名」「著者」「出版社」「ISBNコード」を参照。
・『歴史は生きている―東アジアの近現代がわかる10のテーマ』
朝日新聞取材班編
朝日新聞出版
9784022504
・『新しい東アジアの近現代史[上]』
日中韓3国共通歴史教材委員会編
日本評論社
9784535586307
・『新しい東アジアの近現代史[下]』
日中韓3国共通歴史教材委員会編
日本評論社
9784535586314
・『超越国境的东亚近现代史[上]』
中日韩三国共同历史编纂委员会
社会科学文献出版社
9787509739334
・『超越国境的东亚近现代史[下]』
中日韩三国共同历史编纂委员会
社会科学文献出版社
9787509739334
・『한중일이 함께 쓴 동아시아 1』
한중일3국공동역사편찬위윈회
휴머니스트
9788958624950
・『한중일이 함께 쓴 동아시아 2』
한중일3국공동역사편찬위윈회
휴머니스트
9788958624967
<備考>
ホームワークシートを作成する際に該当箇所を読み、参考にすること。中国語版・韓国語版については、必要に応じてPDF版を配布する。
【参考になるwwwページ 】
朝日新聞デジタル「歴史は生きている」http://www.asahi.com/international/history/
★参考書1の元になった記事。日中韓英4か国語で掲載。
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