テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
特殊講義(専門XⅣ)「空間エンタテインメント概論」
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
担当教員
開講期間
2023年9月4日(月)〜2023年9月9日(土)(連続6日間)
具体的な日程は後日受講者に連絡します。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:64,000円 ・聴講生:38,200円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【平常点評価】100%
①授業への参加度を評価する(出席):40%
②グループでの企画立案への取り組みと発表内容(プレゼンテーション)を評価する:60%
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
■教室案内
「立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」から確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
※ 補講日や祝日授業日など、学年暦は立命館大学HPから確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/
■新型コロナウイルス感染症への対応情報について
立命館大学では、新型コロナウイルス感染症に対する独自の行動指針(BCP)を設け、
BCPレベルに応じて授業実施形態や入構制限等を判断しています。
立命館大学の行動指針(BCP)や入構制限状況、その新型コロナウイルス感染症への対策等の情報は以下HPからご確認ください。
<新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ>
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679#page-title1
※シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、立命館大学HPから最新のシラバスを確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
【諸手続】(単位互換生のみ)
受講が許可された場合は下記ホームページで手続の案内をしますので、必ず期間内に手続して、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
<受講手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要】
エンタテインメントを成立する場所ごとに分けると①ロケーション・ベースド・エンタテインメント、②ホーム・エンタテインメント、③モバイル・エンタテインメントの3つに分類。この授業ではテーマパークやシネマコンプレックス、アミューズメント施設、観光集客施設、テーマレストランなど街に存在し空間に人を集めて成立する「ロケーション・ベースド・エンタテインメント」、つまり『空間エンタテインメント』を主題として取り上げる。
授業内容としては「空間エンタテインメント」分野の現況から今後の動向までを、1⃣オリエンタルランド社での「東京ディズニーランド」立ち上げ、2⃣セガ社でのエンタテインメント施設の企画・プロデュース、3⃣シネマコンプレックス運営会社の経営、4⃣大手芸能プロダクション・アミューズ社の新規事業「東京ワンピースタワー」の企画・プロデュースといった講師自らが参画してきた具体的プロジェクトを紹介しながら、その真髄を学ぶ。
さらに学生自らがグループに分かれ、京都市内の現存するプロジェクトを課題にした「空間エンタテインメント」プランニングを、企業内での企画作成過程と同様の流れに沿って、コンセプト・企画立案からプレゼンテーションまでを主体的にワークショップ形式で実体験してもらう。授業の全15回をすべて対面授業で行う予定。
【到達目標】
①「空間エンタテインメント」について、概観から最新事情までを具体的なプロジェクト事例を通して幅広く学び、理解することができる
②学生自らが主体となるグループでの「ワークショップ」を通して「空間エンタテインメント」のコンセプト・企画立案からプレゼンテーションまでを体験し、企業組織で通用する実践的な「企画立案スキル」を体得することができる
③街で体感する様々な「空間エンタテインメント」を、授業を受ける前とは異なる「プロデューサー」としての視点で見直すことができる
【授業外学習の指示】
①授業前に既存のエンタテインメント空間や大型の商業施設を可能な限り見学や体験しておくこと
②授業内で適宜指示する
【受講および研究に関するアドバイス】
①テーマパークやアミューズメント施設といった「空間エンタテインメント」に興味があること
②こんな「空間エンタテインメント」があったらよい、というラフなアイデアを携えて授業に臨むこと
【学生・教員間の連絡について】
学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
講義スケジュール
※以下スケジュールはBCPレベル2の場合の記載です。
第01回(対面)
学生グループ分け/グループ内での自己紹介等
講師自己紹介、授業の全体概要と評価基準の説明
社会で大切なこと
<キーワード>
オリエンタルランド、セガ、アミューズ、仕事を選ぶこと,
プロデュース力(創造力、プレゼンテーション力、人脈)
第02回(対面)
課題のオリエンテーションと質疑応答
ワークショップ:グループ内での議論
<キーワード>
施設(空間)概要及び問題点の理解、活性化目的の把握、役割分担、スケジュールの確認
第03回(対面)
講義:空間エンタテインメント概論①「創造力を身につける」
<キーワード>
3つの能力(①批判的思考、②課題発見、③発想力)と2つの心構え(①知的好奇心、②顧客の視点)、ブレーンストーミング、仮説思考オズボーンのチェックリスト、目的、目標、手段の違い
第04回(対面)
ワークショップ:グループごとに課題である京都市内の集客施設を見学
<キーワード>
施設(空間)の把握、交通アクセス、来場者の把握
第05回(対面)
ゲスト講義:エンタテインメントビジネス関連企業の実務担当者(予定)
<キーワード>
企画立案の手法、最新事例紹介、今後の潮流
第06回(対面)
講義:空間エンタテインメント概論②「エンタテインメント施設のマーケティング」
<キーワード>
ライブエンタテインメントの導入、外国人観光客を誘引、 異分野とのタイアップ、東京ジョイポリス、東京ディズニーランド
第07回(対面)
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニングを実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
ターゲット顧客の設定、エンタテインメントの企画案作成
第08回(対面)
講義:空間エンタテインメント概論③「エンタテインメントコンテンツ産業から考える」
<キーワード>
エンタテインメントコンテンツ産業規模、国内の映画産業、興行収入、アニメーション、マンガ、キャラクター、ゲーム、アミューズメント施設、東京ワンピースタワー、ウォルトディズニーカンパニー
第09回(対面)
ゲスト講義:エンタテインメントビジネス関連企業の実務担当者(予定)
<キーワード>
企画立案の手法、エンタテインメントビジネス事例紹介、これからの潮流
第10回(対面)
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニング実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
具体的なエンタテインメントプランの企画詳細立案
第11回(対面)
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニング実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
具体的なエンタテインメントプランの企画詳細立案
第12回(対面)
講義:空間エンタテインメント概論④「観光産業から考える」
<キーワード>
観光立国、訪日外国人数、地域活性化、まちづくり、北海道、伊勢神宮、土産土法、地産地消、身土不二、カジノ、シンガポール、MICE、ナイトタイムエコノミー、クールジャパン
第13回(対面)
講義:空間エンタテインメント概論⑤「プレゼンテーション力を身につける」
<キーワード>
相手のメリット、展開の型、PREP法、ホールパート法、ロジカルシンキング、アイコンタクト、ポイントは3つに絞る、オープニングとクロージングが大事
第14回(対面)
グループごとにプレゼンテーションの準備及びリハーサル実施
<キーワード>
プレゼンテーションの表現手法(パワーポイント、OHP、模造紙、パフォーマンス等の組み合わせ)を考える
第15回(対面)
グループごとにプレゼンテーションの実施と講師講評、意見交換
本講義での重要ポイントの説明(復習)
<キーワード>
ウォルト・ディズニーやエンタテインメント業界を代表する人たちの名言紹介
【授業実施形態】
<BCPレベル1〜2>
・第1回〜15回を対面にて実施
<BCPレベル3〜4>
・第1回〜15回を原則としてWebにて実施(予定)
教科書
参考書
以下の「書名」、「著者」、「出版社」を参照
・「表現のビジネス コンテント制作論」
浜野保樹
東大出版会
・「模倣される日本 」
浜野保樹
祥伝社
・「クリエイティブ資本論 」
リチャードフロリダ
ダイヤモンド社
・「「エンタメ」の夜明け ディズニーランド」
馬場康夫
講談社
・「日本のポップパワー」
中村伊知哉
日本経済新聞社
・「ソフトパワー 」
ジョセフ・ナイ
日本経済新聞社
・「趣都の誕生」
森川嘉一郎
幻冬舎
・「ディズニーランド物語」
有島哲夫
日経ビジネス人文庫
出願開始
出願終了
承認結果公開日