テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

H127

科目名

福祉政治

開講大学名

立命館大学

学内科目コード

14061

学内科目名

福祉政治

連絡先

【衣笠教学課】 TEL:075-465-8310

担当教員

小堀 眞裕

開講期間

2023年4月6日(木)〜2023年7月21日(金)
3講時13:00~14:30(毎週木曜日)

開講曜日・講時

木・3

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)・オンライン併用

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:43,600円 ・聴講生:25,800円

対象年次

3回生以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

衣笠キャンパス

試験・評価方法

【平常点評価】100%
manabaにおいて、レポートあるいは、小テストを複数回行います。また、最終講義試験を行う場合もあります。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

■教室案内
「立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」から確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

※ 補講日や祝日授業日など、学年暦は立命館大学HPから確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/

■新型コロナウイルス感染症への対応情報について
立命館大学では、新型コロナウイルス感染症に対する独自の行動指針(BCP)を設け、
BCPレベルに応じて授業実施形態や入構制限等を判断しています。
立命館大学の行動指針(BCP)や入構制限状況、その新型コロナウイルス感染症への対策等の情報は以下HPからご確認ください。

<新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ>
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679#page-title1

※シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、立命館大学HPから最新のシラバスを確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
授業定員(全体)の設定はありません。

【諸手続】(単位互換生のみ)
立命館大学では、4/6から順次春学期の授業が始まります。
本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。出願手続きとは別に、下記ホームページで仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。
<仮受講用ID発行手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

受講が許可された場合は下記ホームページで手続の案内をしますので、必ず期間内に手続して、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
<受講手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業の概要】
本講義は、対面講義です。
本講義では、先進国の福祉と労働に関して、講義します。具体的な内容としては、ワークシェアリング(労働時間を短縮して雇用を増やす方法)、福祉多元主義、フレクシキュリティー(解雇要件を緩和して流動性を確保する一方、セーフティネットを強化する方法)、ベーシック・インカム(毎月の一定の基本所得を全員に保証する方法)、派遣労働の増加の問題点などに関して、学びます。ただし、上記の方法のいずれも、どちらかといえば、パーツの問題です。うまくいくかいかないかは、政治の仕組みの問題です。その政治の仕組みの問題と関連させて学んでいきます。

【受講生の到達目標】
政治学の理論や分析枠組みを使って、福祉と労働にかかわる現代政治を理解する。

【事前に履修しておくことが望まれる科目】
政治学入門など、政治学系講義科目など

【授業外学習の指示】
講義内容は現代政治と深く関わります。したがって、授業では、日々の政治的出来事に常に言及します。新聞は、紙以外でも、インターネット、携帯でも読めますので、必ず読んでください。

【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

【備考】
mkt04690@law.ritsumei.ac.jp

講義スケジュール

※以下スケジュールはBCPレベル2の場合の記載です。

第01回 (対面)
現代日本政治における問題の確認 :福祉政治の基礎1
<キーワード>派遣切り、新卒就職難、サービス残業

第02回 (対面)
現代日本における福祉政治の課題
<キーワード>年金危機、生活保護

第03回 (対面)
福祉政治の歴史的展開
<キーワード>社社会民主主義、第一次世界大戦、世界恐慌、ファシズム、第二次世界大戦、戦後の福祉国家の展開、新自由主義、リーマン・ショックなど

第04回 (対面)
ワークシェアリング
<キーワード>オランダ・モデル

第05回 (対面)
社会民主主義
<キーワード>ドイツ社会民主党、イギリス労働党、フランス社会党

第06回 (対面)
ネオ・コーポラティズム
<キーワード>ヨーロッパ諸国、米国、日本

第07回 (対面)
福祉多元主義
<キーワード>英国の医療と教育、新自由主義と福祉多元主義、市場化、規制化、サッチャー、ハイエク、フリードマン

第08回 (対面)
フレクシキュリティ
<キーワード>デンマーク、ポストコロナの対応

第09回 (対面)
ベーシック・インカム とワークフェア
<キーワード>積極的労働市場政策

第10回 (対面)
福祉政治の理論
<キーワード>エスピング・アンデルセン、 福祉国家の3類型、福祉政治の方法論、解釈主義

第11回 (対面)
1960年代・70年代日本の福祉政治
<キーワード>国民年金、厚生年金

第12回 (対面)
1980年代の日本の福祉政治
<キーワード>消費税創設。小さな政府、第二臨調

第13回 (対面)
90年代以降の日本の福祉政治
<キーワード>バブル崩壊、少子高齢化、2001年骨太の方針、コロナ禍

第14回 (対面)
包摂か、平等か、福祉の達成すべきもの
<キーワード>ジョン・ロールズ、アマルティア・セン

第15回 (対面)
日本とヨーロッパ各国との総比較


【授業実施形態】 
<BCPレベル1~2 の場合>
対面授業を原則とし、教室で受講できない理由のある者に対してライブ配信を提供し、更にやむを得ない理由により当該授業の時間にライブ配信も含め受講できなかった者に対し、録画データ等の授業資料をオンラインで提供する。提供方法については、manabaを使います。なお、偶発的理由で録画に失敗した場合は、その回の録画は提供できません。

<BCPレベル3~4 の場合>
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

教科書

レジュメを配布するので、それがテキストの代わりになると思います。

参考書

(書名)オランダ・モデル
(著者)長坂寿久
(出版社)日本経済新聞社

(書名)現代イギリス政治
(著者)梅川正美他
(出版社)成文堂

(書名)福祉政治
(著者)宮本太郎
(出版社)有斐閣

【参考になる WWW ページ】
新聞を読んでおくことは、就職活動の筆記試験や面接でも非常に助けになります。土壇場になって読もうと思っても、専門用語がわからないで読めないということになりますので、今から読むようにしましょう。
新聞は、紙以外でも、インターネット、携帯でも読めますので、必ず読んでください。
http://www.asahi.com/
http://www.yomiuri.co.jp
http://mainichi.jp/
http://sankei.jp.msn.com/

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2023-04-14 05:00:00