テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
担当教員
開講期間
2023年4月6日(木)〜2023年7月21日(金)
5講時16:20~17:50(毎週木曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:43,600円 ・聴講生:25,800円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【平常点評価】100 %
・学期末のレポート50 %
別途指示する期限までにmanaba+R上にて提出する。授業の内容を踏まえ、論理的に記述しているかを評価する。
・授業への参加度50 %
毎回manaba+R上に提出するコメントの記入(授業の理解度)により判断する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
授業定員(全体)の設定はありません。
■教室案内
「立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」から確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
※ 補講日や祝日授業日など、学年暦は立命館大学HPから確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/
■新型コロナウイルス感染症への対応情報について
立命館大学では、新型コロナウイルス感染症に対する独自の行動指針(BCP)を設け、
BCPレベルに応じて授業実施形態や入構制限等を判断しています。
立命館大学の行動指針(BCP)や入構制限状況、その新型コロナウイルス感染症への対策等の情報は以下HPからご確認ください。
<新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ>
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679#page-title1
※シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、立命館大学HPから最新のシラバスを確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
【諸手続】(単位互換生のみ)
立命館大学では、4/6から順次春学期の授業が始まります。
本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。出願手続きとは別に、下記ホームページで仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。
<仮受講用ID発行手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
受講が許可された場合は下記ホームページで手続の案内をしますので、必ず期間内に手続して、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
<受講手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要】
<白川学の世界>
白川静博士の「白川学」は、日本や中国を含む東アジアの、古代から現代、未来をも見通す可能性を秘めたきわめて有用な学問体系である。この「白川学」の概要を理解することを通して、白川の持っていた学問への情熱・広い視野・批判精神を学びとると同時に、本学出身である世界的な学者の学問と生涯について理解を深めていく。
今年度は、思想・文字学研究に重点を置いた講義を行う。毎回manaba+R上でコメントの提出を求め、必要に応じ教員が補足説明する。学期末には全体を通じた内容の理解を問うレポートを課し、manaba+R上での提出とする。成績担当教員がレポートの講評を掲載する。
【受講生の到達目標】
(1)「白川学」の概要について理解することができる。
(2)「白川学」の独創性や意義について、報告することができる。
(3)「白川学」の理解を通して、発想の転換や批判的精神など、学問研究の基礎を身につける。
【授業外学習の指示】
『入門講座 白川静の世界』全三巻(平凡社、2010年)を一読するとよい。白川静出演のテレビ番組や特集番組、講演会のビデオ『文字講話』などを見ると、さらに興味が深まる。『文字講話』は講演録が書籍化もされている。
【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
講義スケジュール
※以下スケジュールはBCPレベル2かつ受講登録者数が教室定員以下の場合の記載です。
第01回(オンライン)
(担当:萩原正樹)
コーディネーターによるオリエンテーション
<キーワード>
白川静の生涯と立命館大学
第02回(オンライン)
(担当:芳村弘道)
白川学とは何か1:白川先生の学問軌跡1
<キーワード>
万葉集、詩経、楚辞、清朝考証学、王国維、京都支那学
第03回(対面)
(担当:芳村弘道)
白川学とは何か2:白川先生の学問軌跡2
<キーワード>
白川静文庫、文字学、甲骨・金文学、詩経学、日本古代文学研究
第04回(対面)
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話1
<キーワード>
卜辞、夏殷周、洪水神、神話的葛藤、殷の神話、風神、方神
第05回(対面)
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話2
<キーワード>
殷王朝の系譜、自然神、五祀周祭、祖神、祖祭
第06回(対面)
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話3
<キーワード>
山海経、楚辞、淮南子、殷虚、三星堆、青銅器
第07回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学1
<キーワード>
漢字の変遷
第08回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学2
<キーワード>
甲骨文の世界
第09回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学3
<キーワード>
金文の世界
第10回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学4
<キーワード>
『説文解字』・六書
第11回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学5
<キーワード>
『説文解字』と白川文字学
第12回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学6
<キーワード>
白川静の系列文字・民俗学的方法
第13回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学7
<キーワード>
白川静の代表的な文字解釋
第14回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学8
<キーワード>
中国における白川学1
第15回(対面)
(担当:張莉)
漢字・文字学9
<キーワード>
中国における白川学2
【授業実態形態】
<BCPレベル1~2>
(受講登録者数次第)
第1週目、第2週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第3週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第3週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第3週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。
<BCPレベル3~4>
(メディア授業)
メディア授業で実施します。
教科書
参考書
以下の「書名」「著者」「出版社」を参照
・白川学の世界Ⅰ文字
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
平凡社
・白川学の世界Ⅱ文学
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
平凡社
・白川学の世界Ⅲ思想・歴史
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
平凡社
・白川静を読むときの辞典
立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
平凡社
・甲骨文の誕生 原論
高島敏夫
人文書院
・白川文字学の原点に還る──「甲骨金文学論叢」を読む
高島敏夫
朋友書店
・五感で読む漢字
張莉
文藝春秋社
・こわくてゆかいな漢字
張莉
二玄社
・漢字のなりたち日英対訳
白川静、アラン・スウェイツ訳、阪谷昭弘監訳
平凡社
・文字講話Ⅰ~Ⅳ
白川静
平凡社
※その他、適宜授業中に紹介する。
【参考になる WWW ページ】
中国文学思想専攻ホームページ:白川静の世界
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/cl/shirakwa/index.htm
出願開始
出願終了
承認結果公開日