テーマ

A.京(みやこ)を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

A103

科目名

京都学特殊講義Ⅴ「京都の美術」

開講大学名

立命館大学

学内科目コード

12906

学内科目名

京都の美術

連絡先

【衣笠教学課】 TEL:075-465-8310

担当教員

井並 林太郎

開講期間

2023年4月6日(木)〜2023年7月21日(金)
1講時 9:00~10:30(毎週金曜日)

開講曜日・講時

金・1

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)・オンライン併用

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:43,600円 ・聴講生:25,800円

対象年次

3~4回生

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

衣笠キャンパス

試験・評価方法

・期末レポート 60%
講義の内容に関わるテーマに関して、各⾃の関⼼に沿ってレポートしてもらう。授業で説明した方法論をもとに、独自の視点で作品を見て、調べて、伝える姿勢を評価する。

・平常点評価 40%
コミュニケーションペーパーあるいはmanaba+R上にて、疑問や意⾒を表明できているかを評価する。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

授業定員(全体)の設定はありません。

■教室案内
「立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」から確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

※ 補講日や祝日授業日など、学年暦は立命館大学HPから確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/

■新型コロナウイルス感染症への対応情報について
立命館大学では、新型コロナウイルス感染症に対する独自の行動指針(BCP)を設け、
BCPレベルに応じて授業実施形態や入構制限等を判断しています。
立命館大学の行動指針(BCP)や入構制限状況、その新型コロナウイルス感染症への対策等の情報は以下HPからご確認ください。

<新型コロナウイルス感染症に関する特設ページ>
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679#page-title1

※シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、立命館大学HPから最新のシラバスを確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/

【諸手続】(単位互換生のみ)
立命館大学では、4/6から順次春学期の授業が始まります。
本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。出願手続きとは別に、下記ホームページで仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。
<仮受講用ID発行手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

受講が許可された場合は下記ホームページで手続の案内をしますので、必ず期間内に手続して、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
<受講手続案内ホームページ>
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業の概要】
平安京成立以来、京都が長らく日本文化の中心地であったことは言うまでもない。それぞれの時代に、優れた絵画、書、工芸、彫刻、建築などがつくられてきた。そうして積み重ねてきた歴史が、いまの伝統ある文化都市としての京都を形づくっている。
 本講義では、京都でつくられた美術作品(絵画を中心とする)を歴史的な観点をもちながら鑑賞し、作品がつくられた背景とあわせてさまざまな問題を考察することで、京都という都市の歴史や特質について理解を深める。
 授業はパワーポイントを用いた講義形式で行う。授業後にコミュニケーションペーパーあるいはmanaba+R上にて教員とのコミュニケーションを図り、理解度の確認をおこなう。

【受講生の到達目標】
京都を中心とした日本美術史の流れが理解できる。
美術作品を手掛かりに、京都の歴史や特質を考えることができる。
美術作品の魅力を発見し、自分の言葉で表現できるようになる。

【受講および研究に関するアドバイス】
なし

【授業外学習の指示】
 本講義は、ただ知識を増やすためではなく、受講者が外で作品を実際に見て感じたり考えたりするためにおこなうものである。各自の作品との出会いなくして本講義の到達目標は達成不可能であるため、博物館、美術館、ギャラリーに足を運ぶことはもちろん、京都ならではの歴史ある寺社や町並み、年中行事や伝統産業に数多く接し、もちろん文学、音楽、映画演劇なども存分に味わい、自主的に感性を磨き知見を広げる必要がある。

【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
コミュニケーションペーパー、学生との直接対話、manaba+R

講義スケジュール

※以下スケジュールはBCPレベル2かつ受講登録者数が教室定員以下の場合の記載です。

第01回(オンライン)
京都国立博物館について
<キーワード>京都国立博物館の仕事、歴史、課題

第02 回(対面)
絵画の鑑賞と研究
<キーワード>鳥獣戯画を例に

第03 回(対面)
京都を描く絵画/表すメディア
<キーワード>絵巻、洛中洛外図、広告

第04回(対面)
平安時代の美術①
<キーワード>密教美術

第05回(対面)
平安時代の美術②
<キーワード>国風文化、浄土教美術

第06回(対面)
平安時代~鎌倉時代の美術
<キーワード>絵巻

第07回(対面)
鎌倉時代~南北朝時代の美術
<キーワード>宋元、肖像、禅宗美術

第08回(対面)
室町時代の美術
<キーワード>水墨画、唐物、茶の湯

第09回(対面)
桃山時代の美術
<キーワード>障壁画、南蛮美術、風俗画

第10回(対面)
江戸時代の美術
<キーワード>琳派、京焼、友禅染

第11回(対面)
江戸時代の絵画①
<キーワード>狩野派、土佐派、住吉派

第12回(対面)
江戸時代の絵画②
<キーワード>黄檗、文人画

第13回(対面)
江戸時代の絵画③
<キーワード>京都画壇―円山応挙、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪

第14回(対面)
明治時代
<キーワード>博覧会、画学校

第15回(対面)
大正・昭和から現代へ
<キーワード>国画創作協会、京都市京セラ美術館

【授業実施形態】
<BCPレベル1~2>
(受講登録者数次第)
第1週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第2週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第2週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第2週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。

<BCPレベル3~4>
(メディア授業)
メディア授業で実施します。

教科書

参考書

(書名)京都の美術史
(著者)赤井達郎
(出版社)思文閣出版
(ISBNコード)4784205721
内容が古いことと図版が少ないことが難点だが、ちょうど本講義の範囲を示す。,

(書名)日本美術史 美術出版ライブラリー 歴史編
(著者)山下裕二・髙岸輝監修
(出版社)美術出版社
(ISBNコード)9784568389074
近年出た日本美術通史の概説書。カラー図版豊富。

(書名)教養の日本美術史
(著者)古田亮
(出版社)ミネルヴァ書房
(ISBNコード)9784623085156,近年出た日本美術通史の概説書。

(書名)日本美術全集 全20巻
(出版社)小学館
近年出た日本美術の全集。カラー図版と概説。,

(書名)国宝事典【第四版】
(出版社)便利堂
(ISBNコード)9784892731082
カラー図版と概説で美術史上の重要作を参照できる。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2023-04-14 05:00:00