テーマ

G.自然・環境を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

G212

科目名

野生動物学入門

開講大学名

京都大学

学内科目コード

学内科目名

野生動物学入門

連絡先

京都大学吉田キャンパス 吉田南構内
国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口 
TEL: 075-753-6511

担当教員

野生動物研究センター 教授 村山 美穂
野生動物研究センター 教授 三谷 曜子
野生動物研究センター 教授 松田 一希

開講期間

4月11日(金)~7月11日(金)
4講時 15時00分~16時30分(毎週金曜日)
※補講可能日:7月18日(金)(補講が予定されなければ通常授業は休み)
※試験期間:7月23日(水)~7月29日(火)
※フィードバック期間:7月30日(水)~8月5日(火)

開講曜日・講時

金・4

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

主として1・2回生

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

吉田キャンパス

試験・評価方法

期末試験(筆記)による絶対評価

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

【授業教室】京都大学 吉田キャンパス 吉田南構内 総合館西棟3階 共西32

【履修要件】
高校等での生物の履修経験は必要としない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。

【授業外学修】
予習は特に必要ない。授業で、特に重要な概念・用語などを指摘するので、それらを復習することで、基礎的な知識を身につけてほしい。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業概要】
野生動物や動物園・水族館など飼育下の動物を対象とした、動物の生態・行動・社会・保全などの研究について解説する。一連の講義を通じて、野生動物の研究を概観する。また、動物の生態学、動物行動学、進化学、保全生物学、心理学などの研究領域の基本的な考え方を学ぶ。

【到達目標】
動物生態学、動物社会学、保全生物学などの基礎的な考え方を学ぶ。また、そのような考え方から、環境問題や人間の行動といった身近な現象を捉えなおし、さまざまな視点から物事を見ることを目指す。

講義スケジュール

以下の主題に関して、野生動物研究センターの教員がリレー形式で概説する。詳細な講義日程、各回の講義内容などについては、初回の講義においてアナウンスする。

1)野生動物を遺伝子解析によって理解する(5回)村山
 直接観察が難しい野生動物でも、DNAを調べることで生態や進化に関する情報が得られる。遺伝解析による種や性の判別、個体差の検出、個体数の推定、等について、例をあげて説明する。また遺伝情報にもとづく野生動物の保全や生態研究の様々な可能性について解説する。

2)野生動物の生態、行動、社会、保全(4回)松田
 野生動物の生態、行動、社会構造に関する基礎的な知識および調査手法を学ぶ。特に霊長類を例として、フィールドでの実践的な研究に必要な技術や知識を体系的に解説する。また、野生動物保全における重要な課題である、人間と野生動物の軋轢に関わるアフリカやアジアにおける事例について、共存を実現するための具体的な取り組みを紹介する。

3)海棲哺乳類の生態、保全学(5回)三谷 
  生態学の基礎的な知識や調査の手法について、海棲哺乳類の例を紹介しながら解説する。また、海棲哺乳類と人にどのような軋轢があるのかを解説し、人と海棲哺乳類が共存するためにはどのような取り組みが必要かを考える。

4)期末試験

5)フィードバック(1回)

教科書

使用しない

参考書

京都大学野生動物研究センター『野生動物─追いかけて、見つめて知りたい キミのこと』(京都通信社)ISBN:978-4-903473-60-4(野生動物研究センターの様々な研究活動を、初心者にも分かりやすく紹介している。)

(関連URL)
http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/link.html (野生動物研究センター)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00