テーマ

I.国際関係を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

I110

科目名

東アジア国際関係論

開講大学名

同志社大学

学内科目コード

10307601000

学内科目名

東アジア国際関係論

連絡先

今出川キャンパス教務センター(法学部)
TEL:075-251-3511
FAX:075-251-3064

担当教員

浅野 亮(法学部教授)

開講期間

2022年09月27日(火)~2023年01月24日(火)
6講時 18時25分~19時55分(毎週火曜日)
※休講 2022年11月29日(火)
※休講 2022年12月27日(火)
※休講 2023年01月03日(火)

開講曜日・講時

火・6

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

2年次以上

授業定員

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

今出川校地

試験・評価方法

<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等) 10%
適宜出欠をとり,採点の参考とする
中間試験 20%
基本的用語を理解しているか 事象や事例を相互に関連づけて理解しているか
期末試験 70%

COVID-19により,中間試験は行わないことがある。その場合,点数は全て期末試験に含める。 
また,期末試験も同様の理由により,レポート(オンライン提出に限る)に切り替えることがある。 
これらは授業中,及びオンライン(teams及びe-class)で通知する。 
また,注意はしないが,授業に支障をきたす私語,遅刻,早退,携帯電話の呼び出し音,また全授業終了後におけるオンライン授業のパスワードに関する問い合わせも減点の対象となる。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

・シラバスの内容は、学期中に変更することがある。最新の内容は、同志社大学シラバスシステムを確認すること。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

<概要>
*授業は,対面式授業をteamsでのオンライン授業と組み合わせ,さらに通知はe-classにおいても行う。 
  ・対面式授業で,授業内容の骨子はパワーポイントで示しつつ行う。 
  ・パワーポイントの内容はteams及びe-classでの公開の予定である。 
  ・オンライン授業の録画は原則としてせず,また認めない。必要な場合は事前に承認を得ること。 
  ・また,オンライン授業のパスワードは,履修生以外にみだりに教えないこと。 
  ・京都コンソーシアムの履修生に対しては,オンラインの場合,「ゲスト」の手続きを行う。 

いわゆる東アジア地域の国際関係について,基本的かつ巨視的な理解ができるようにする。ここでの東アジアとは,東北アジア(中国,北朝鮮,韓国,日本),東南アジア,台湾を含む。なお,域外のアメリカやロシアの役割についても触れる。 
 
授業は,(1)東アジア地域全体の秩序を中心に進める。大半がこの内容となる。「中国の台頭」による米中関係の変容を軸にして,東アジア地域の秩序の変化を議論する。 
その中で,(2)東アジアと隣接地域における地域機構(たとえばARFやAPEC,またSAACやSCOなど),(3)東アジア各国(台湾を含む)の対外関係,という二つの側面についてもできる範囲内で触れる。 
なお,(2)や(3)の内容は,他の授業でも触れることが多いため,ここでは個別の国や機構に関する叙述的説明よりも,(1)との関連における概説と理論的説明に重点を置く。 
 
できるだけ新しい事象も追加して授業を行う。 
このため,過年度の授業内容と異なる部分が年々多くなる。 
 
可能な限り,政治,経済(貿易や投資だけでなく金融も)や軍事など総合的な理解を目指す。それによって,地域の秩序の変容,対外関係と国内政治の連関,地域機構の乱立の背景などについての説明ができるようになる。 
 
「安全保障のパラドックス」や「ツキジデスの罠」など理論的な概念についてはそのつど説明するが,国際関係理論や国際安全保障論を履修していることが望ましい(同時に並行して履修してもかまわない)。 
なお,東アジア地域以外だが東アジア地域にますます密接に関係するようになった地域(中央アジアや中東など)や地域機構などについても言及する。 
 
以上の内容を備えたテキストが見当たらないので,テキストは使わず,主にパワーポイントを使いながら授業を進める。 
下にあげた参考文献のうち興味のあるものや,授業中に紹介する書籍や論文に目を通すとよい。かなり圧縮した内容の授業なので,高校の世界史や日々新聞を読んでいるなど,ある程度予備知識が必要であり,予習復習なしの授業理解はかなり難しいであろう。

<到達目標>
東アジアの国際政治を,(1)グローバル,(2)リージョナル,(3)各国(台湾を含む)の内政との連動の中で基本的な理解ができるようになること。 
東アジアに関する各種報道について,ステレオタイプにならない,冷静で深い理解ができるようになること。 
自分で考察を行うための基礎を作ること。

講義スケジュール

第01回 基本的なアプローチの方法と概念
参考文献以外に授業で紹介する資料に目を通す事が望ましい。

第02回 東アジア国際関係のメカニズム(1):国際環境,対外政策,国内政治

第03回 東アジア国際関係のメカニズム(2):経済と安全保障

第04回 東アジア国際関係のメカニズム(3):パワー・バランスの変化

第05回 東アジア政治の展開(1):歴史:複合的要因

第06回 東アジア政治の展開(2):階層的秩序の形成

第07回 東アジア政治の展開 (3):限定的覇権の下の秩序

第08回 東アジア政治の性格 (1):協力と対立の交錯

第09回 中間評価
授業内容を理解しているかどうかを見る

第10回 東アジア秩序の形成(1):米中心のハブ=スポーク型秩序

第11回 東アジア秩序の形成(2):中国中心の秩序と「一帯一路」

第12回 東アジア秩序と国際関係理論(1):リアリズムとコンストラクティヴィズム

第13回 東アジア秩序と国際関係理論(2):統合論

第14回 東アジアと他地域の連環:中央アジアと南アジア

第15回 まとめ

授業計画は,授業内容の内的な関連をおおよそ示したものである。授業は,この地域の秩序の形成と変化に焦点を当てるが,進行中の事件や新しい資料の出現などを重視し,柔軟に進める。当日の報道記事に基づいた授業内容のこともある。

教科書

テキストは使用しない

参考書

<参考文献>
赤木攻・安井三吉『講座 東アジア現代史5-東アジア政治のダイナミズム-』(青木書店、2002)
玄武岩・藤野陽平『ポストコロナ時代の東アジア-あたらしい世界の国家・宗教・日常-』(勉誠出版、2020)
川島真『21世紀の「中華」-習近平中国と東アジア-』(中央公論社、2016)
東大社研現代中国研究拠点『コロナ以後の東アジア-変動の力学-』(東京大学出版会、2020)
岡本隆司『世界のなかの日清韓関係史 : 交隣と属国、自主と独立』(講談社、2008)
『国際政治 158-東アジア新秩序への道程-』(2009年12月)
『東亜』(霞山会)財団法人「霞山会」が発行する月刊誌。
David Shambaugh & Michael Yahuda (eds) , International Relations of Asia(Rowman & Littlefield, 2008)
礒崎敦仁・澤田克己『北朝鮮入門』(東洋経済新報社、2010)
Alagappa, Muthiah『Asian Security Order-Instrumental and Normative Features-』(Stanford University Press、2003)
松田康博『台湾における一党独裁体制の成立』(慶應義塾大学出版会、2006)
若林正丈『台湾の政治-中華民国台湾化の戦後史-』(東京大学出版会、2008)
平岩俊司『北朝鮮は何を考えているのか-金体制の論理を読み解く-』(NHK出版、2013)
道下徳成『北朝鮮 瀬戸際外交の歴史』(ミネルヴァ書房、2013)

以上の参考文献では,意図してやや古いが古典として知っているべき研究を示す。最新の研究は授業中に示す。 
本当にアジアをやりたいのなら,日本語文献は当然として,英語文献や現地言語の資料も少しずつでかまわないから読めるようにしておくこと。最近は,英語文献の重要性はますます高まっているが,同時に,英語による研究のみではカバーしきれない事象も無くなっていないと言われているので,特に注意すること。

<参照URL>
アジア経済研究所
ここから研究を大いに発展,展開することができる。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2022-09-23 05:00:00