テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021
担当教員
開講期間
2024年04月10日(水)~2024年07月17日(水)
2講時 11時00分~12時30分(毎週水曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点 :講義毎に書いてもらう質問や500字コメントによる評価(50%)
レポート:学期末レポートによる総合評価(50%)
単位修得のためには3分の2以上の出席が必要となります。出席は講義後にmanabaを通して提出する「500字コメント」による。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【会場】
龍谷大学大宮学舎
第1回目の教室については別途「お知らせ」欄に記載します。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【目的・ねらい】
仏説、すなわち仏陀の説いた言葉は、歴史上の釈迦牟尼仏一人が説いた言葉ではないことは現代において疑う余地はない。仏教聖典が歴史的にどのように形成されたのか、文献学の立場から「仏説」の概念を把握することにより、「仏教」は何を説き、何を教えようと意図しているのかという問題についての理解を深める。
【講義概要】
仏陀の成道および説法にはじまる仏教は、八万四千の法門と云われるように、内容、表現形式、言語など、時代とともに、インドという地域に根ざした文化的特性の影響を受けて、多種多様に発展した。インドの文化の特徴は、カルマ(業)の思想にある。カルマの道理に根ざした輪廻思想とその超克を求め、仏陀の覚りとその言葉を集成した仏教聖典の成立史を概観するとともに、パーリ語や漢語で伝えられる経・律・論の三蔵を中心に、仏典の現代語訳をも紹介しながら、具体的に仏陀が説いた教えを取り上げて概説する。
【講義方法】
原則、対面で行う。講義資料を毎回講義時に配付し、レジュメにもとづいて講義する。
【授業外学習(自主学習(事前・事後学習を含む))】
問題意識をもって受講してください。
講義スケジュール
第01回 イントロダクション(キーワード:いろは歌とその出典)
第02回 仏説とは何か?
第03-06回 仏教聖典形成の歴史(キーワード:仏説、結集、三蔵)
第07-11回 経蔵(キーワード:阿含経・ニカーヤ、十二部経、縁起、餓鬼事経,盂蘭盆経)
第12-13回 律蔵(キーワード:戒律)
第14回 論藏(キーワード:アビダルマ)
第15回 まとめ
教科書
参考書
テキスト 水野弘元『経典はいかに伝わったか:成立と流伝の歴史』(佼成出版社)(ISBN:4333020816)
テキスト 長尾雅人『世界の名著1:バラモン教典・原始仏典』(中央公論社)(ISBN:4124000812)
テキスト 中村元 訳『ブッダのことば』(岩波文庫)(ISBN:400007007X)
テキスト 奈良康明、下田正弘編集『新アジア仏教史02インドⅡ:仏教の形成と展開』(佼共成出版社)(ISBN:9784333024308)
出願開始
出願終了
承認結果公開日