テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

H150

科目名

知的財産法A

開講大学名

同志社大学

学内科目コード

10308281000

学内科目名

知的財産法A

連絡先

今出川キャンパス教務センター(法学部)
TEL:075-251-3511
FAX:075-251-3064

担当教員

山根 崇邦(法学部教授)

開講期間

2022年09月28日(水)~2023年01月26日(木)
1講時 09時00分~10時30分(毎週 水・木曜日)
※休講 2022年11月03日(木)
※休講 2022年11月23日(水)
※休講 2022年12月28日(水)
※休講 2022年12月29日(木)
※休講 2023年01月04日(水)
※休講 2023年01月05日(木)

開講曜日・講時

水・1

単位数

4

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

3年次以上

授業定員

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

今出川校地

試験・評価方法

<成績評価基準>
小テスト 10%
授業において,基本的な事項を理解しているか。
授業内評価 90%
不正競争防止法・商標法の制度の基本,特に,制度趣旨を理解しているかどうか。丸暗記ではなく,真に理解し応用できる力がついているかどうか。
特許法の制度の基本,特に,制度趣旨を理解しているかどうか。丸暗記ではなく,真に理解し応用できる力がついているかどうか。

試験前に,e-class(同志社大学HP内にある,双方向授業支援システム)に,前年の試験問題と解答・解説を掲示するので,しっかり勉強してほしい。また,試験採点後,解答・解説を同様に掲示するので,復習してほしい。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

・本講義は、水曜日1講時(不正競争防止法と商標法)と木曜日1講時(特許法)に実施される。必ず両方の講時に出席すること。
・e-classにより,毎回講義前日までにレジュメを配布するので,必ず持参すること。
・シラバスの内容は、学期中に変更することがある。最新の内容は、同志社大学シラバスシステムを確認すること。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

<概要>
(不正競争防止法と商標法)
 この講義では,知的財産法の中でも不正競争防止法と商標法について扱います。これらの法律は,事業活動に用いられるマーク(商標,商品や営業の表示など)の保護とその利用のあり方について,基本的なルールを定めています。 
 例えば,烏丸今出川の交差点にあるファーストフード店『MOS BURGER』を営む株式会社モスフードサービスは,文字商標「MOS BURGER」について,菓子,パン,ハンバーグステーキ,ハンバーグステーキ入りサンドイッチを指定商品として商標登録をしています。もしあなたが,京田辺キャンパスの近くでステーキレストランを開業しようとしているとして,あなたは「ステーキハウス モスバーガー」という店舗名で営業を営むことができるでしょうか? 
 一方,今出川キャンパスと新町キャンパスの間で飲食業を営む和食料理店の『松乃屋』は,店舗名「松乃屋」について商標登録をしていなかったとしましょう。もしあなたが,京田辺キャンパスの近くで定食屋を開業しようとしているとして,あなたは「定食屋 松の屋」という店舗名で営業を営むことができるでしょうか?  
 この講義では,こうした具体例をもとに,商標法や不正競争防止法の基本的なルールや理念,最近の法改正等について解説します。

(特許法)
 この講義では,知的財産法の中でも特許法について扱います。特許法は,発明の保護とその利用のあり方について,基本的なルールを定めています。 
 例えば,「日清 コツのいらない天ぷら粉」という商品をご存知でしょうか。この商品のパッケージの裏側をみると,特許番号が記載されています。特許公報を検索してみると,「揚げ物用熱処理小麦粉およびその製造法」という名称の特許発明が用いられていることが分かります。また,特許権者は「日清製粉株式会社」とあります。スーパーにはたくさんの揚げ物用の小麦粉が売られていますが,特許を取得しているものは稀です。それでは,なぜ,日清の揚げ物用に熱処理された小麦粉について特許が認められたのでしょうか?また,日清製粉株式会社が特許権の主体となることができるのは,どのような場合でしょうか?日清以外の会社は,どのような天ぷら粉製品を販売すると特許権の侵害となるのでしょうか? 
 本講義では,こうした具体例をもとに,特許法の基本的なルールや理念,最近の法改正等について解説します。

<到達目標>
(不正競争防止法と商標法)
学生が,不正競争防止法,商標法がどのような目的の下に制定され,その目的が個々の規律においてどのように実現されているかという法の趣旨を理解し,現実に生じている具体的な問題について,それぞれの法律上,どのように考えるのかという基本的な考え方を身につける。

(特許法)
学生が,特許法がどのような目的の下に制定され,その目的が個々の規律においてどのように実現されているかという法の趣旨を理解し,現実に生じている具体的な問題について,それぞれの法律上,どのように考えるのかという基本的な考え方を身につける。

講義スケジュール

(不正競争防止法と商標法)
第1回 不正競争防止法制度の意義および概要
第2回 周知表示の混同惹起行為の規律
第3回 著名表示の不正使用行為の規律
第4回 商品形態の模倣行為の規律
第5回 営業秘密の不正利用行為の規律
第6回 ドメイン名の不正取得行為,原産地等誤認表示行為,信用毀損行為に対する規律
第7回 商標法制度の意義および概要
第8・9回 登録要件
第10回 商標権の効力
第11回 商標権の制限
第12回 商標登録取消審判
第13回 団体商標制度・地域団体商標制度
第14回 並行輸入
第15回 総括

(特許法)
第1回 特許制度の意義および概要
第2回 特許権を取得するための手続
第3回 特許権の保護対象
第4回 特許権の設定登録を受けるための要件(1)
第5回 特許権の設定登録を受けるための要件(2)
第6回 特許権の主体
第7回 特許権の効力(1)
第8回 特許権の効力(2)
第9回 特許権の侵害(1)
第10回 特許権の侵害(2)
第11回 特許権の侵害に対する救済
第12回 審判・審決等取消訴訟
第13回 特許権の経済的利用,消滅事由等
第14回 意匠法
第15回 総括

授業時間外の学習として,各回の授業前にe-classで配布されるレジュメをダウンロードして読み,該当箇所の教科書・参考書を読む。授業後も同様に復習し,前年度の試験問題の該当部分を解き,理解を確認する。

教科書

参考書

茶園成樹編『不正競争防止法(第2版)』(有斐閣,2019)
茶園成樹編『商標法(第2版)』(有斐閣,2018)
中山信弘ほか編『商標・意匠・不正競争判例百選(第2版)』(有斐閣,2019)
駒田泰土=潮海久雄=山根崇邦『知的財産法Ⅰ 特許法』(有斐閣,2014)
小泉直樹=田村善之編『特許判例百選(第5版)』(有斐閣,2019)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2022-09-23 05:00:00