テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

H229

科目名

特殊講義(専門XⅣ)「空間エンタテインメント概論」

開講大学名

立命館大学

学内科目コード

11230

学内科目名

特殊講義(専門XⅣ)

連絡先

衣笠学びステーション
TEL:075-465-7865

担当教員

菅野 聡之

開講期間

2024年9月2日(月)〜2024年9月7日(土)(連続6日間)
具体的な日程は後日受講者に連絡します。

開講曜日・講時

単位数

2

開講期

夏期集中

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:66,200円 ・聴講生:39,400円

対象年次

3回生以上

授業定員

70

単位互換定員

20

京カレッジ定員

5

会場

衣笠キャンパス

試験・評価方法

【平常点評価】100%
①授業への参加度を評価する(出席):40%
②グループでの企画立案への取り組みと発表内容(プレゼンテーション)を評価する:60%

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

※ 教室は「立命館大学 オンラインシラバス」で確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/

※ 補講日や祝日授業日など学年暦は、「立命館大学 学年暦」を確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/

※ シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、最新の立命館大学オンラインシラバスを確認してください。

※ その他の情報は「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」で確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

【諸手続】(単位互換生のみ)
受講が許可された場合は上記「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」で手続の案内をしますので、必ず期間内に手続を行い、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業の概要と方法】
エンタテインメントを成立する場所ごとに分けると①ロケーション・ベースド・エンタテインメント、②ホーム・エンタテインメント、③モバイル・エンタテインメントの3つに分類。この授業ではテーマパークやシネマコンプレックス、アミューズメント施設、観光集客施設、テーマレストランなど街に存在し空間に人を集めて成立する「ロケーション・ベースド・エンタテインメント」、つまり『空間エンタテインメント』を主題として取り上げる。

授業内容としては「空間エンタテインメント」分野の現況から今後の動向までを、①オリエンタルランド社での「東京ディズニーランド」立ち上げ、②セガ社でのエンタテインメント施設の企画・プロデュース、③シネマコンプレックス運営会社の経営、④大手芸能プロダクション・アミューズ社の新規事業「東京ワンピースタワー」の企画・プロデュースといった講師自らが参画してきた具体的プロジェクトを紹介しながら、その真髄を学ぶ。

さらに学生自らがグループに分かれ、京都市内の現存するプロジェクトを課題にした「空間エンタテインメント」プランニングを、企業内での企画作成過程と同様の流れに沿って、コンセプト・企画立案からプレゼンテーションまでを主体的にワークショップ形式で実体験してもらう。授業の全15回をすべて対面授業で行う予定。

【受講生の到達目標】
①「空間エンタテインメント」について、概観から最新事情までを具体的なプロジェクト事例を通して幅広く学び、理解することができる

②学生自らが主体となるグループでの「ワークショップ」を通して「空間エンタテインメント」のコンセプト・企画立案からプレゼンテーションまでを体験し、企業組織で通用する実践的な「企画立案スキル」を体得することができる

③街で体感する様々な「空間エンタテインメント」を、授業を受ける前とは異なる「プロデューサー」としての視点で見直すことができる

【授業外学習の指示】
①授業前に既存のエンタテインメント空間や大型の商業施設を可能な限り見学や体験しておくこと
②授業内で適宜指示する

【受講および研究に関するアドバイス】
①テーマパークやアミューズメント施設といった「空間エンタテインメント」に興味があること
②こんな「空間エンタテインメント」があったらよい、というラフなアイデアを携えて授業に臨むこと

【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

講義スケジュール

第01回
学生グループ分け/グループ内での自己紹介等
講師自己紹介、授業の全体概要と評価基準の説明
社会で大切なこと
<キーワード>
オリエンタルランド、セガ、アミューズ、仕事を選ぶこと,
プロデュース力(創造力、プレゼンテーション力、人脈)

第02回
課題のオリエンテーションと質疑応答
ワークショップ:グループ内での議論
<キーワード>
施設(空間)概要及び問題点の理解、活性化目的の把握、役割分担、スケジュールの確認

第03回
講義:空間エンタテインメント概論①「創造力を身につける」
<キーワード>
3つの能力(①批判的思考、②課題発見、③発想力)と2つの心構え(①知的好奇心、②顧客の視点)、ブレーンストーミング、仮説思考
オズボーンのチェックリスト、目的、目標、手段の違い

第04回
ワークショップ:グループごとに課題である京都市内の集客施設の情報収集
<キーワード>
施設(空間)の把握、交通アクセス、来場者の把握

第05回
ゲスト講義:エンタテインメントビジネス関連企業の実務担当者(予定)
<キーワード>
企画立案の手法、最新事例紹介、今後の潮流

第06回
講義:空間エンタテインメント概論②「エンタテインメント施設のマーケティング」
<キーワード>
ライブエンタテインメントの導入、外国人観光客を誘引、異分野とのタイアップ、東京ジョイポリス、東京ディズニーランド

第07回
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニングを実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
ターゲット顧客の設定、エンタテインメントの企画案作成

第08回
講義:空間エンタテインメント概論③「エンタテインメントコンテンツ産業から考える」
<キーワード>
エンタテインメントコンテンツ産業規模、国内の映画産業、興行収入、アニメーション、マンガ、キャラクター、ゲーム、アミューズメント施設、東京ワンピースタワー、ウォルトディズニーカンパニー

第09回
ゲスト講義:エンタテインメントビジネス関連企業の実務担当者(予定)
<キーワード>
企画立案の手法、エンタテインメントビジネス事例紹介、これからの潮流

第10回
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニング実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
具体的なエンタテインメントプランの企画詳細立案

第11回
ワークショップ:グループごとにブレーンストーミング&プランニング実施、適宜講師よりフィードバック
<キーワード>
具体的なエンタテインメントプランの企画詳細立案

第12回
講義:空間エンタテインメント概論④「観光産業から考える」
<キーワード>
観光立国、訪日外国人数、地域活性化、まちづくり、北海道、伊勢神宮、土産土法、地産地消、身土不二、カジノ、シンガポール、MICE、ナイトタイムエコノミー、クールジャパン

第13回
講義:空間エンタテインメント概論⑤「プレゼンテーション力を身につける」
<キーワード>
相手のメリット、展開の型、PREP 法、ホールパート法、ロジカルシンキング、アイコンタクト、ポイントは3つに絞る、オープニングとクロージングが大事

第14回
グループごとにプレゼンテーションの準備及びリハーサル実施
<キーワード>
プレゼンテーションの表現手法(パワーポイント、OHP、模造紙、パフォーマンス等の組み合わせ)を考える

第15回
グループごとにプレゼンテーションの実施と講師講評、意見交換
本講義での重要ポイントの説明(復習)
<キーワード>
ウォルト・ディズニーやエンタテインメント業界を代表する人たちの名言紹介

教科書

参考書

(書名)表現のビジネス コンテント制作論
(著者) 浜野保樹
(出版社)東大出版会

(書名)模倣される日本
(著者)浜野保樹  
(出版社)祥伝社

(書名)クリエイティブ資本論
(著者)リチャードフロリダ
(出版社)ダイヤモンド社

(書名)「エンタメ」の夜明け ディズニーランド
(著者) 馬場康夫
(出版社)講談社

(書名)日本のポップパワー
(著者)中村伊知哉
(出版社)日本経済新聞社

(書名)ソフトパワー
(著者)ジョセフ・ナイ
(出版社)日本経済新聞社

(書名)趣都の誕生
(著者)森川嘉一郎
(出版社)幻冬舎

(書名)ディズニーランド物語
(著者)有島哲夫
(出版社) 日経ビジネス人文庫

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00