テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
衣笠学びステーション
TEL:075-465-7865
担当教員
開講期間
2024年4月5日(金)〜2024年7月20日(土)
3講時13:00~14:30(毎週木曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:45,000円 ・聴講生:26,600円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【平常点評価】100%
manabaにおいて、レポートあるいは、小テストを複数回行います。また、最終講義試験を行う場合もあります。
(備考)
授業終了後に簡単なチェック代わりの小テストを行うことが多くあります。就職活動によって考慮されることはありませんので、注意してください。また、教育実習の学生は、なるべく、こうした小テストのない授業を選ぶべきだと考えています。自分が行う教育実習の授業にこれから臨むのに、欠席を評価してほしいという理屈は、やはり矛盾しています。どうしても、この授業を教育実習とともに取りたいという場合は、欠席期間の小テストは、その小テスト受験者の最低得点しか与えられないことを理解してください。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
※ 教室は「立命館大学 オンラインシラバス」で確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
※ 補講日や祝日授業日など学年暦は、「立命館大学 学年暦」を確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/
※ シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、最新の立命館大学オンラインシラバスを確認してください。
※ その他の情報は「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」で確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
【諸手続】(単位互換生のみ)
立命館大学では、4/5から順次春学期の授業が始まります。本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。出願手続きとは別に、上記「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」で仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。
受講が許可された場合は上記「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」で手続の案内をしますので、必ず期間内に手続を行い、特別聴講生証を受け取ってください。期間内に指定の手続のない方は、試験の受験や通常授業の受講ができませんので注意してください。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要と方法】
本講義は、対面講義です。
本講義では、先進国の福祉と労働に関して、講義します。具体的な内容としては、ワークシェアリング(労働時間を短縮して雇用を増やす方法)、福祉多元主義、フレクシキュリティー(解雇要件を緩和して流動性を確保する一方、セーフティネットを強化する方法)、ベーシック・インカム(毎月の一定の基本所得を全員に保証する方法)、派遣労働の増加の問題点などに関して、学びます。ただし、上記の方法のいずれも、どちらかといえば、パーツの問題です。うまくいくかいかないかは、政治の仕組みの問題です。その政治の仕組みの問題と関連させて学んでいきます。
【受講生の到達目標】
政治学の理論や分析枠組みを使って、福祉と労働にかかわる現代政治を理解する。
【事前に履修しておくことが望まれる科目】
政治学入門など、政治学系講義科目など
【授業外学習の指示】
講義内容は現代政治と深く関わります。したがって、授業では、日々の政治的出来事に常に言及します。新聞は、紙以外でも、インターネット、携帯でも読めますので、必ず読んでください。
【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
【備考】
mkt04690@law.ritsumei.ac.jp
講義スケジュール
第01回
現代日本政治における問題の確認 :福祉政治の基礎1
<キーワード>派遣切り、新卒就職難、サービス残業
第02回
現代日本における福祉政治の課題:福祉政治の基礎
<キーワード>年金危機、生活保護
第03回
福祉政治の歴史的展開
<キーワード>社会民主主義、第一次世界大戦、世界恐慌、ファシズム、第二次世界大戦、戦後の福祉国家の展開、新自由主義、リーマン・ショックなど
第04回
ワークシェアリング
<キーワード>オランダ・モデル
第05回
社会民主主義
<キーワード>ドイツ社会民主党、イギリス労働党、フランス社会党
第06回
ネオ・コーポラティズム
<キーワード>ヨーロッパ諸国、米国、日本
第07回
福祉多元主義
<キーワード>英国の医療と教育、新自由主義と福祉多元主義、市場化、規制化、サッチャー、ハイエク、フリードマン
第08回
フレクシキュリティ
<キーワード>デンマーク、ポストコロナの対応
第09回
ベーシック・インカム とワークフェア
<キーワード>積極的労働市場政策
第10回
福祉政治の理論
<キーワード>エスピング・アンデルセン、 福祉国家の3類型、福祉政治の方法論、解釈主義
第11回
1960年代・70年代日本の福祉政治
<キーワード>国民年金、厚生年金
第12回
1980年代の日本の福祉政治
<キーワード>消費税創設。小さな政府、第二臨調
第13回
90年代以降の日本の福祉政治
<キーワード>バブル崩壊、少子高齢化、2001年骨太の方針、コロナ禍
第14回
包摂か、平等か、福祉の達成すべきもの
<キーワード>ジョン・ロールズ、アマルティア・セン
第15回
日本とヨーロッパ各国との総比較
教科書
レジュメを配布するので、それがテキストの代わりになると思います。
参考書
(書名)オランダ・モデル
(著者)長坂寿久
(出版社)日本経済新聞社
(書名)現代イギリス政治
(著者)梅川正美他
(出版社)成文堂
(書名)福祉政治
(著者)宮本太郎
(出版社)有斐閣
【参考になる WWW ページ】
新聞を読んでおくことは、就職活動の筆記試験や面接でも非常に助けになります。土壇場になって読もうと思っても、専門用語がわからないで読めないということになりますので、今から読むようにしましょう。
新聞は、紙以外でも、インターネット、携帯でも読めますので、必ず読んでください。
http://www.asahi.com/
http://www.yomiuri.co.jp
http://mainichi.jp/
http://sankei.jp.msn.com/
出願開始
出願終了
承認結果公開日