テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

B115

科目名

中国政治史

開講大学名

同志社大学

学内科目コード

10307666000

学内科目名

中国政治史

連絡先

今出川キャンパス教務センター(法学部)
TEL:075-251-3511
FAX:075-251-3064

担当教員

浅野 亮(法学部教授)

開講期間

2022年09月29日(木)~2023年01月26日(木)
1講時 9時00分~10時30分(毎週木曜日)
※休講 2022年11月03日(木)
※休講 2022年12月29日(木)
※休講 2023年01月05日(木)

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形式

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

3年次以上

授業定員

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

今出川校地

試験・評価方法

<成績評価基準>
平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等) 10%
適宜出欠をチェックし,採点の参考とする。
中間テスト(中間筆記試験) 20%
それまでの授業とテキストの内容を理解しているかをチェックする。
学期末テスト(学期末筆記試験) 70%
基本的用語を理解しているか 事象を関連づけて理解しているか。

COVID-19のため,中間テストは行わない可能性が大きい。行わない場合の点数は全て学期末テストに移す。 
また,同じく学期末テストではなく,レポートの提出(teams及びe-classのみ)に切り替えることもある。 
 
大きな流れの中で,重要な事件や出来事の意味を理解しているかどうかがポイントとなる。 
また,注意はしないが,授業に支障をきたす私語,遅刻,早退,携帯電話の呼び出し音も減点の対象となる。 
なお,上記の点数配分は,これらの項目で点数配分が可能という前提を受け入れた場合のもので,参考とされたい。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

シラバスの内容は、学期中に変更することがある。最新の内容は、同志社大学シラバスシステムを確認すること。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

<概要>
この授業の主な目的は,標準的とされる歴史解釈に基づき,現代中国政治史の大まかな流れと特徴を把握できるようにすることである。 
そのために,主に1949年の中華人民共和国成立から現在までの流れを概観する。アヘン戦争(1840-1842年)や辛亥革命(1911年)などにも言及する。中国が進める政策の基本的な枠組みについて,とくに形成プロセスを扱う。 
なお,「中国政治論」程度の問題意識を前提として「中国政治史」の授業は進められる。春学期の「中国政治論」は問題別・争点別の分析,秋学期の「中国政治史」は時系列の分析と,いわば縦と横に組み立てられている。

この授業では,歴史的な「事実」を述べて行くだけで終わらず,その「事実」に関する解釈や見方が時期によって大きく変わる点を重視する。このため,研究史にもかなりの時間を使う。「歴史は普遍である」という立場には立たない。

この授業の前提として,高校の世界史程度の知識があるものとして授業を進める。 
「中国政治史」の履修希望者は,春学期の「中国政治論」を履修しておくことが望ましい。東アジアや中国の政治をきちんと研究しようとするならば,「中国政治史」と「中国政治論」程度の知識は最低限必要である。

指定したテキストの内容をなぞるのではなく,すでにテキストに目を通しているものとして,テキスト刊行以後の学術動向などを紹介しつつ授業を進める。 
 
なお,中国政治の展開や変化の非常に速いペースに追いつこうとすることを重視するので,シラバスにない内容もカバーすることになろう。

<到達目標>
(1)中国政治を,長期的な流れの中で理解できるようになること。 
(2)(1)に関連して,さまざまな争点や問題を流れの中でそれぞれ分析できるようになること。 
(3)(2)に関連して,今から考えると疑問に思うことでも,当時の状況の中での意味が理解できるようになること。

講義スケジュール

第01回 現代中国史分析の視座
授業開始以後30日以内にテキストに目を通しておくこと。
第02回 清朝後期から民国期まで
第03回 抗日戦争期
第04回 中華人民共和国の成立
第05回 朝鮮戦争
これ以後,テキストを読んできたものとして授業を進める。
第06回 急進的社会主義建設の挫折
第07回 文化大革命
第08回 対外政策の転換
第09回 文化大革命の終了から11期3中全会へ
第10回 中間テスト(予定)
第11回 鄧小平時代の幕開けと「改革開放」政策
第12回 江沢民政治:政治変革なき経済成長
第13回 胡錦涛体制:政治変革への努力
第14回 習近平体制:「台頭する中国」の挑戦と課題
第15回 グローバル化する世界と中国

上記の授業計画は,入手できる限り最新の研究を反映させようとするため,進行のひな形としての性格が強い。2022年は特に秋に党大会が予定されているので,授業内容を適宜更新する。

教科書

浅野亮・川井悟(編著)『概説 近現代中国政治史』(ミネルヴァ書房、2012)
『中国政治論』と同じ教科書。扱う部分が異なる。この書籍の刊行後の状況は授業内で説明する。

「新型コロナ」の状況に鑑み,このテキストは必須ではなく,参考程度とする。ただし,読んでおいた方が授業を理解しやすいのは確かである。 
歴史分析における前提についての部分を特に参照されたい。

参考書

小島朋之『中国現代史』(中央公論社、1999)

国分良成『中華人民共和国』(ちくま、1999)

高橋伸夫『中国共産党の歴史』(慶應義塾大学出版会、2021)

小島晋治・丸山松幸『中国近現代史』(岩波書店、1986)

天児慧『中国の歴史(11)-巨龍の胎動-』(講談社、2004)

『東亜』(霞山会)

添谷芳秀『現代中国外交の60年-変化と持続-』(慶應義塾大学出版会、2010)

Goh, Evelyn, Constructing the U.S. Rapprochement with China, 1961-1974 : From "Red Menace" to "Tacit Ally"(Cambridge University Press, 2005)

Miller, Manjari C., Wronged by Empire : Post-Imperial Ideology and Foreign Policy in India and China(Stanford University Press, 2013)

加藤弘之『「曖昧な制度」としての中国型資本主義』(NTT出版、2013)

若干古いが,入門書や参考書として評価がほぼ確立しているものを列挙している。新しいものはここで補充するとともに,授業内でも紹介していく。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2022-04-15 05:00:00